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2005年9月25日 (日)

実践的理想主義者

右翼ともいわれ、左翼ともいわれる 私の政治的立場。

つらつら考えてみるに、結局 僕の政治観は マハトマ・ガンディー から ほとんど一歩も抜けだしていないのです。 それは、政治について僕が勉強をはじめたのが、修士論文にガンディーをとりあげたのが きっかけだったからです。

ガンディーは 自分のことを 「 実践的理想主義者 a practical idealist」 と呼んでいました (→ こちら あるいは こちら を参照)。 

理想の実現のために現実的な対応をおこなう、 つまりは・・・
妥協や制限、方針転換などをおこなうけれど、決して 理想そのものをすてることはないのであって、 むしろ、そうすることで・・・
理想のたしかさを、理想が空想ではないことを 積極的に証しちゃおうとする人

ってな意味でしょうか。

おかげで ガンディーは 一方からは 

  • 「どうしようもない策士」
  • 「無定見の宗教家きどり」
  • 「政治の世界に迷い込んだサードゥー」

みたいなことを言われつづけ、 また もう一方からは

  • 「頑迷なる狂信者」
  • 「傲慢不遜な権力者」

とも言われつづけたのでした。

僕は そうしたガンディーのバランス感覚が 好き なのです。 欠点があることは知っているし、ガンディーと対立した人たちが どれほどイライラさせられたかも知っています。 しかし、それにも関わらず 僕はガンディーの行き方を 理想化しているところがあります。 良きにつけ悪しきにつけ、政治のど真ん中を渡りあるいた ウルトラ理想主義の宗教家というのは、歴史上でも ほとんどいなかったのではないでしょうか。

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