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2005年9月30日 (金)

後記: 9/29 インドの政治と女性

昨日(29日)、 以前のエントリ でお伝えしてありましたが、 千葉市女性センターにて 「 インドの政治と女性 ヒンドゥー・ナショナリスト運動に焦点をあてて」 と題する講義をやらせていただきました。

関係者各位> 遅刻ぎりぎりの登場、できあがっていないレジュメ、、、大変なご心配とご迷惑をおかけしました。 あらためて、心よりお詫び申し上げます。すいませんでした。

講義直後のアンケートを拝見したところ、おおむね好評であった様子。 ホッとしました。 ただ、私がしゃべったことの「内容」に関する感想よりも、 私の「 トーク・スタイル 」や「 キャラクター 」についての感想が非常に多く、 なんと申しますか、、、 ありがたいのと同時に、複雑な気持ちになりました。

内容はちゃんと伝わったのかなぁ、、、 「インドの政治と女性」 というテーマで 皆さんの知性は ちゃんと刺激されたのかなぁ、、、

ともあれ、後日 メール等々にて 長めの感想が送られてくるのが通例だ、 ということでしたので、 しばし それを待つことといたします。

さて、 この講義の結論 は 次の二点でした。

  • ヒンドゥー・ナショナリスト運動は インドと世界の女性を幸せにはしない。 
    • 幸せになる女性が皆無、ということではないだろう。 
    • しかし その実態は、おおむね 「すでにもう そこそこの生活を送ることのできている 保守的な女性」 が さらに幸せになる、幸せを再確認する、、、といった程度で終わるだろう。 
    • むしろ、不幸になる女性が多くなるだろう。
    • いま苦悩している女性は めったに 幸せにはならないだろう。
  • 「インドの政治と女性」 ということで われわれが取りくむべき課題のひとつは、 「ヒンドゥーの宗教=伝統=文化」と、 「世俗的で 近代的な価値観=制度」とを どのように 両立させていけるか、、、 というものである。

こうした結論にいたるまで、 本論部でどのような議論を展開したか 、、、 本来ならば そのアウトラインを以下に記すべきところですが、、、 なにせ 長くなりますので 省略させていただきます。すいません。

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