パクチーがいっぱい
僕には臭覚がない。においを感じない。10年前、脳外科手術をした後遺症だ。
突然 なにを言い出したのか というと・・・
においがないから、南アジア料理の本当のよさがわからない、ということ。
「 南アジア料理 」 = いわゆる 「 インド 」 料理
そんな僕の話ということで 了解のうえ 聞いていただきたいのだが・・・
最近 はじめて皆さんに 心底お勧めできる 「 インド 」 料理屋 をみつけた。
ダバ・インディア ( こちら @ぐるなび)
「 ダバ 」 はおそらく 「 ダーバー 」 。街道沿いの村の食堂、、、みたいなのをイメージさせる言葉だ。
南インド料理屋 である。
インドや南アジアに詳しい人なら皆 口をそろえることと思うが、日本人に合うのは 絶対!!南インド料理である。
ふつう日本で 「 インド料理 」 というと、ナーンとかタンドゥーリー・チキンとか、みな北インドのイスラーム的料理ばかりだろう。これは油を中心とした料理で、日本人の胃腸にはどうも重い。実際、僕もデリーなどで 夕飯に北インド料理を食べると、ほぼ100%の確率で その夜、胃痛になやまされる。 見事なぐらい 毎回 。
南インド料理は 水をベースにしている。主食は米だ。だから、日本人にも食べやすいのだろう。
しかし、日本にはほとんど 南インド料理屋がなかった。 「 アジャンタ 」 はあったが、もうひとつだった。 ダバ・インディア は本当にいい線いってる。 現地の味にそっくりだ 。
ぜひ一度 おためしいただきたいなぁ、と思う。
<メモ>
- パクチーがいっぱい 入っている。嫌いな人も多いだろう。パクチー抜きを注文するとよい
- マサラ・ドーサが本当においしかった
- ベジ・ミールもいけてた
- 南インド人 ( 多くは インド人だろう ) のお客がいっぱいいる。そこからも、この店のレベルの高さがわかる。見たところ、この手のお客さんたち、フォークとナイフでお上品に食べていた。しかし、僕らはそんなこと気にしないで、ばしばし!!右手で食べてほしい。ちょっと下品なぐらいガッツクのが、一番おいしい食べ方だ、と思う
- 店内はとてもキレイ。 「 ブルー・シティ 」 ジョードプールをイメージしたというが、どっちかっていうと、メキシコ料理屋みたい
- それから、床がやたらとすべる。高いヒールをはいた女性は、どうぞお気をつけて
- 食べ物屋の紹介 ・・・ 前便は こちら
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