ガンディー思想
エントリ 「ガンディー入門の決定版」 あわせてご覧ください
【追記 100201】
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「マハトマ」 の尊称で有名な M・K・ガンディー
僕の修士論文 実は ガンディー思想 の分析でした
その後 ガンディーの論文はあまり書いてはいませんが
まぁ 地道に研究だけはつづけています。
さて、ガンディーは膨大な量の言葉をのこしました
彼の全集は分厚いものが なんと 百巻 もでています
(ネットでも全文読める 100131追記)
この分量は世界最大級でありましょう
これだけデカくなりますと、なかなかその全容がつかめません
そこで 今の日本人の関心に沿って 全体をまとめあげるなら
次の4点になるかな、と 僕は思っています
- 宗教思想
- 非暴力
- 文明論 (いわゆる開発問題など LOHASな関心)
- 社会改革 (カースト問題など)
この四つに整理すると、僕らの頭には入りやすく、なおかつ
ガンディー思想をかなりもれなく網羅できると思います
なお、宗教思想を最初にあげたのは
彼の思想は もうどこまでも徹底的に 宗教思想なのだ
その意味では
「宗教思想」 だけが大項目で、あとの三つは中項目だ――
ぐらいに考えているからです。
【メモ】
(1)
今年度前期、日本女子大学で ガンディーの非暴力 についての講義をもたせてもらっている。 後期には、世田谷市民大学で 同様の講義をもつ予定。 ガンディーの話をさせてもらえるのは、本当にうれしい。
(2)
こちらもあわせて ぜひに! ご覧下さい 【100131記】
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