« ■ ユーラジア・ヴィジョン ■ | トップページ | 近代とはなにか、近代性とはなにか »

2008年12月19日 (金)

近代性と資本制

久しぶりの、きわめて!久しぶりの投稿で、いきなりなんですが、メモの一部を切り貼り。

資本主義的な世界=経済の諸々の特殊性のひとつに、固有の認識論の発達がある。 資本主義的な世界=経済は、それがシステムとして機能しつづけられるための、鍵となる要素として、その認識論を採用した。 私がここに論じてきた認識論、モンテスキューが『ペルシア人の手紙』で指摘した認識論、サイードが『オリエンタリズム』であれほど激しく論難した認識論は、まさにこれのことである。 二項対立、特に普遍主義(それは、支配するものの側の諸要素に具現化されていると主張される)と個別主義(それは、支配されているものの側に帰属せしめられる)のあいだの二項対立を実体化したのは、近代世界システムにほかならない。 (イマニュエル・ウォーラーステイン『ヨーロッパ的普遍主義:近代世界システムにおける構造的暴力と権力の修辞学』山下範久訳,明石書店,2008年,102-3頁.)

近代性と資本制 という ずっと悩んできた問題が ウォーラーステインの再読で、ちょっと切り口が見えたというお話です。

ここでのポイントとしては、私見では 「近代性」の根幹が 認識論にあるという。

« ■ ユーラジア・ヴィジョン ■ | トップページ | 近代とはなにか、近代性とはなにか »

01A 宗教学」カテゴリの記事

01B 宗教政治学」カテゴリの記事

01C 宗教と世俗のあいだ」カテゴリの記事

コメント

おお、再開お待ちしておりました。簡潔で鋭く、示唆的で啓発的なメモ、感受性ある若き学徒に届くと思います。

kiyonobumieさん>

いつも応援ありがとうございます。また、先日は ああいう意義深い場に呼んでいただき、本当にありがとうございました。
勉強は ずぅっとコツコツやっているのですが、何といいますか、、、皆さんにお聞かせするような内容に 僕の研究はなっているのか、、、 変な悩みにおそわれつづけているわけです。
また、ボチボチやっていきたいと思いますので、今後とも どうぞよろしくお願いします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137899/43464510

この記事へのトラックバック一覧です: 近代性と資本制:

« ■ ユーラジア・ヴィジョン ■ | トップページ | 近代とはなにか、近代性とはなにか »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Twitter


読書メーター

  • mittskoの今読んでる本
  • mittskoの最近読んだ本

鑑賞メーター

  • 最近観たビデオ
    mittskoの最近観たビデオ
2016年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

イーココロ

無料ブログはココログ