« シャーマン、ガンディー、カルマ・ヨーギン | トップページ | インドの世俗主義 »

2009年4月30日 (木)

豚インフルエンザとイスラーム

【 注目記事 】

http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/yomiuri-20090429-00616/1.htm

====================

トンだ災難…エジプト政府、国内飼育の豚を即時処分

2009年4月29日(水)22時43分配信 読売新聞

【カイロ=加藤賢治】 エジプト国営テレビによると、同国政府は29日、新型インフルエンザの感染を防ぐため、国内で飼育されているすべての豚を即時処分することを決めた。

 推定頭数は30万~40万頭。新型インフルエンザの国内感染例は報告されていないが、予防的措置を講じた形だ。

 エジプトの国教であるイスラム教は豚肉を食べることを禁じているが、国内ではキリスト教一派のコプト教徒らが豚を飼育、特定の店で豚肉も販売されている。

 複数の地元メディアによると、農業・土地開拓省は豚の所有者への補償金として総額5億ポンド(約85億円)の支払いを検討。すでに県知事の指示で処分が始まった地域もあるという。

 同国人民議会(国会)は28日、豚の即時処分を政府に要求。イスラム原理主義系の議員は本紙に、「宗教上の理由で豚の飼育に反対しているわけでない」とした上で、「エジプトには設備が整った養豚場がない。住宅街に近い、不衛生な環境で豚が飼育されており、危険だ」と説明した。

====================

  • また、、、 大量虐殺だ、、、 せめて食べるのなら、 と思う。 このジェノサイドに対する感性を 失わないようにしたい!
  • 朝日新聞 (09年4月30日付) によれば、 「エジプト人の約9割が信仰するイスラム教では豚は不浄な動物とされ、 主にキリスト教の一派コプト教徒が飼育している。 このため、 国民の間で豚に対する嫌悪感からパニックが起きたり、 コプト教徒への反感が高まったりすることを防ぐ狙いもあると見られる」。

この種の大量虐殺をするのは、 エジプトだけではない。 イスラーム圏だけのことではない! (狂牛病のときのことを 想起すべし)

政治が まったく世俗化されていない というのは、 何も エジプトだけのことではない。 イスラーム圏だけのことではない!

【メモ】

「豚 インフルエンザ エジプト 処分」 で Google ⇒

こちらのエントリ もご参照ください

« シャーマン、ガンディー、カルマ・ヨーギン | トップページ | インドの世俗主義 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

03B 生命倫理・医療倫理」カテゴリの記事

01B 宗教政治学」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 豚インフルエンザとイスラーム:

« シャーマン、ガンディー、カルマ・ヨーギン | トップページ | インドの世俗主義 »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Twitter


読書メーター

  • mittskoの今読んでる本
  • mittskoの最近読んだ本

鑑賞メーター

  • 最近観たビデオ
    mittskoの最近観たビデオ
2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

イーココロ

無料ブログはココログ