『現代宗教 2009』
(財) 国際宗教研究所より、 『現代宗教 2009』 刊行のお知らせをいただきました
今回の特集は 「変革期のアジアと宗教」 !
南アジア地域の論考が多いのは 嬉しいかぎり
こちらの年刊本、いつも授業などでも使わせていただいております
『宗教と現代がわかる本』 に比べれば、 いい意味で 「カタイ」 本
学会誌ほどではないにせよ、 やや専門性が高いもの、 といえます
上記二冊あわせて、 皆さま、 ぜひお手にとってみてくださいませ
以下、 いただいたメールを再掲させていただきます
(一部表記ミスを訂正しました。 また、 電話番号は削除しました。 同研究所サイトには掲載されています)
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拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、このたび財団法人国際宗教研究所編集『現代宗教2009』が刊行されました。
特集として「変革期のアジアと宗教」を扱い、質・量ともに充実した内容となっております。
研究所Webサイト(http://www.iisr.jp/gs.htm#2009)で、サンプルページもご覧になれます。
一般書店でも販売されていますが、直接、国際宗教研究所にご注文いただく場合、消費税・送料はサービスいたします。
ご注文いただける場合は、本メールへのご返信、もしくはWebサイト上の注文フォームからお申し込みください。 お電話・FAXでお申し込みいただいても結構です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。 敬具
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財団法人国際宗教研究所 編集
『現代宗教2009』〈特集〉変革期のアジアと宗教
秋山書店 定価2200円+税
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- 【対談】 中村哲 ・ 金子昭 ・ 島薗進 「草の根から見るアジア」
- 渡辺雅子 「アジアの人道問題への日本宗教の取り組み ―― WCRP・ACRPの場合」
- ランジャナ・ムコパディヤーヤ 「社会参加仏教 (エンゲイジド・ブッディズム) ―― アジア仏教徒の社会的行動そして日本仏教の可能性」
- ダンカン・ウィリアムズ(訳・堀江宗正) 「ハイブリッドな日本とグローバル時代における宗教」
- 【対談】 川並宏子 ・ 馬島浄圭 ・ 川橋範子 「仏教を開くアジアの女性たち」
- 田中雅一 「スリランカの民族紛争 ―― その宗教的位相」
- 西井凉子 「「他者」 をめぐる考察 ―― 南タイにおけるムスリムと仏教徒の関係から」
- 山下明子 「インドの宗教・社会統合・ジェンダー ―― ダリット女性の解放運動の視座から」
- 鈴木正崇 「宗教演劇から世界遺産へ ―― 南インド・ケーララのクーリヤーッタム」
- 【随筆】 町田宗鳳 「カリスマからスピリチュアリティーへ」
- 宮田義矢 「中華民国期における新宗教の動向 ―― 第二の赤十字を目指した世界紅卍字会」
- 菅浩二 「 「神社跡地」 とみたま送り――台湾と日本の狭間の、 ある心霊主義的事例」
- 香山洋人 「アジアの神学としての民衆神学の課題 ―― 民族主義から脱植民地主義へ」
- 滝澤克彦 「モンゴルの民主化とキリスト教」
- 2008年の宗教動向
- 【国内】 塚田穂高 「現代日本における宗教性の行方 ―― 社会問題化する宗教、 靖国神社問題、 宗教の 「社会貢献」 の一年から」
- 【海外】 大澤広嗣 「ボーダーレス時代の現代宗教問題」
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財団法人国際宗教研究所
〒165-0035 東京都中野区白鷺2-48-13
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