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2009年6月 6日 (土)

シックス・センス、バイロジック、対象性論理

<連載 中沢新一論> 前便は こちら

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「霊感 ヤマ勘 第六感」 というフレーズが昔あったが

中沢先生は その実在を 実にすがすがしく肯定する

いわゆる「シックス・センス」は、 バイロジックとしてつくられた私たちの心の本質的な部分に触れている能力なのですから、 どんなに科学的思考が支配的になった世の中でも、 それを安易に否定することはできません。

『対称性人類学 カイエ・ソバージュV』 87頁

もちろんこれは オカルトではなく、 中沢流の唯物論の一部だ

こちらのエントリ ご参照ください)

さて、、、

上の引用中にある 「バイロジック」 は、 中沢思想のキーワードだ

すなわち、 中沢先生の言う 「バイロジック」 とは…

私たちの 「心」 はこの対称性の無意識と、 それを基体としてかたちづくられる非対称的な働きをする意識とが協同して働く、 バイロジックとしてつくられています。

同 118頁

あるいは、 もっと端的に…

現実の生活を導いている非対称性の論理の働きと、 「時間と空間がひとつに溶け合う」 神話的な対称性論理の働きとが、 バイロジック的に結合した作動

同 266頁

さらに、 「対称性論理」 とは…

神話的思考というものを、 他の科学的思考などと隔てている最大の特徴である 「分類上ちがうものの間に深い共通性のあることを見出す能力」 こそ、 この対称性にしたがって作動する論理、 すなわち対象性論理にほかならない

同 264頁

そして、 「対称性の無意識」 とは 「無意識」 であり、 さらには 「流動的知性」 に他ならない

この流動的知性は、 精神分析学が 「無意識」 と呼んできたものにほかならないのですが、 それを 「心」 の中の抑圧された部分と見なしてきた精神分析学の考え方とはちがって、私たちはこの無意識こそが現生人類の 「心」 の基体であると考えたのです。

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