映画で学ぶ宗教と宗教学 (1/2)
<連載 宗教学のための映画> 前便は こちら
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「宗教学のための映画」 (MOOSH) 構想のため
- 井上 順孝 (編) 『映画で学ぶ現代宗教』 (弘文堂, 2009年5月)
を まずは検討してみました
「MOOSH」 なるものについては、 前便 ご参照くださいませ
大変面白かったです
いかに僕が映画を観ていないことか ・・・
いやさ、 そもそも いかに映画を知らないか・・・ 痛感しました
知らなかったが、 観なきゃと思わされた作品リスト (一部)
- 「愛のイエントル」 (永井美紀子)
- 「愛より強い旅」 (中町信孝)
- 「ある朝スウプは」 (塚田穂高)
- 「アンドレイ・ルブリョフ」 (井上まどか)
- 「風の行方」 (井上順孝)
- 「祝祭」 (川瀬貴也)
- 「ナンナーク」 (矢野秀武)
- 「マルムーラク (蜥蜴)」 (鈴木均)
- 「MON-ZEN」 (高橋典史)
- 「友情ある説得」 (弓山達也)
(括弧内は 評者。 監督とかじゃなく)
いやぁ、、、 知らない 知らない (汗)
さらに、 <知っていたが観ていない、 観なきゃと思わされた作品>
というのも、 ここに加わりますから
この本は 僕自身にとっても 大変ありがたいガイドになりそうです
ちなみに、 「おっ こいつが入ってるぞ。 にくいねぇ」
と うれしくなった作品としては
- 「旅の重さ」 (評者: 武田道生)
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さて、、、
こうした立派な 「映画で学ぶ宗教」 本が出ているなか
僕の 「宗教学のための映画」(MOOSH) 構想は まだ有意味か・・・
屋上屋をかさねるだけのことにはならないか・・・
結論からいえば、 いや そんなことにはならないな
と、 判断しました
<つづく>
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