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2009年6月18日 (木)

近代社会と資本主義

<連載 近代とは何か、 近代性とは何か> 前便は こちら

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  • 真木悠介 『気流の鳴る音』 (ちくま学芸文庫, 筑摩書房, 2003年,原1977年)

 さざれ石がいわおとなるというようなアニミズムを近代市民は嘲笑するが、 預金が利子を生み土地が地代をもたらすというようなことを自明のことと考える。 「からだが資本です」 といった表現は、 ヌアー人 [ナイル河上流に住むヌアー族。 エヴァンズ=プリチャード 『ヌアー族の宗教』 より: 引用者注] からみればおそらく 「双生児は鳥だ」 ということ [ヌアー族の観念のひとつ] 以上に奇妙な信仰にみえるだろう。

 資本が利子を生み土地が地代を生むようなことは、 われわれでもまだ少し考えれば 「奇妙なこと」 として、 問題的に感じることができる。 けれども 「商品にねだんがある」 とか 「お金で人がやとえる」 といった水準ではその 「自明性」 は完璧である

90頁

近代とは何か ―― 資本制の社会的様態が 自明化していく時代である (そしてそれはやがて完璧になる)

近代性とは何か ―― 資本制の社会的様態である

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