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2009年7月30日 (木)

資本主義の基礎

<連載 近代と何か、 近代性とは何か> 前便は こちら

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こちらのエントリ へのコメントにて

yokosawa さんにご紹介いただいた書評論文

  • 古賀勝次郎 「『資本主義の哲学的・経済的基礎』 ――S・ペジォヴッチ編著―― philosophical and Economic Foundations of Capitalism, edited by Svetozar Pejovich, Lexington Books, 1983」 (『早稲田社会科学研究』 第29号, S59・9, 175-98頁)

その最初のあたりで 古賀先生

同上書 「序文」 (ペジォヴィッチ) を要約なさっている段落より

「啓蒙主義の時代」 (The Age of Enlightenment)である近代社会は、 ニュー・フロンティアへの機会が多いに開け、 また、 自然科学の分野で様々な発見がなされた。 そしてそれらは、 人間の宇宙観や社会観に大きな変化を齎した。 しかし、 近代社会における最も重要な変化は、 人間生活の経済的側面を重視するようになったことである。 そこで、 経済成長を促進することが第一の目的となり、 そのための制度が要請された。 こうして資本主義と社会主義が生まれた。 資本主義は、 十七世紀の初め、 先ずイギリスに、 次いでオランダに現われた。 社会主義は、 一九一七年のロシア革命が起るまでは、 知的思惟の産物であった。 資本主義制度は、 その社会的効率性が実証されたため、 またたく間に、 西欧、 北アメリカへと拡がっていった

178頁

近代とは何か―― ① 啓蒙主義が支配的になると同時に、 ② 人間生活の経済的側面が重視されるようになった (そして、 その帰結として、 まず資本主義を、 次いで社会主義を生みだされた) 時代である

近代性とは何か―― ① 啓蒙主義、および ② 人間生活の経済的側面の重視 (そして、 その帰結としての、 資本主義と社会主義の制度=観念) である

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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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