「狂い」の構造
<読む本>
《狂気/クルヒ》 は 宗教学では必須の主題だ
これを考えるとき、 僕はこれまで 町田宗鳳先生 の著作を参照してきた
それはとても重要な作品群だと 今でも確信しているが
町田先生のおっしゃる 「狂気」 は、 ちょっとハゲシスギル ・・・
修行僧や神秘家、 芸術家や狂人のごとき
狂気の突出現象というよりも、、、
もっと日常のすぐ隣にあって、 ズルリと顔を出すような
アレ?と気づくと顔のすぐそばにやって来ているような
そんな 《クルヒ》 のあり様を 上手に語ってくれる本はないかな・・・
という関心から、 次の本を試してみようと思う
- 春日武彦・平山夢明 『「狂い」 の構造: 人はいかにして狂っていくのか?』 (扶桑社, 扶桑社新書, 2007年8月)
さて、 どのような本か・・・
【メモ】 本務校の書誌情報
<図書館目白> ID番号 = *2341322 請求記号 = /493.7/Kas//
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