軽信と儀式好き
<エピグラフ>
人間とは、 生来の凶暴性と創造力とが [ママ: 「を」?] 合理性の口実の下に覆い隠している、 上手に組み立てられた 「経済法則」 によって理解されるべきものではない、 とヴェブレンは述べた。 人間を論じるには、 人類学者や心理学者の、 世辞の少ない、 より根本的な語彙を用いたほうがよい。 つまり、 人間とは強力で不合理な衝動をもった、 軽信的で粗野で儀式好きな生き物なのである
ハイルブローナー 『入門経済思想史 世俗の思想家たち』 400頁
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