宗教政党 (2/7)
島田裕巳先生 の記事 「宗教政党」 (朝日新聞) について
前便 よりつづく
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島田先生が選んだキー概念は、 宗教右派 (Religious Right) であった
日本の場合、 「外国人労働者との職の奪い合い」
「脳死を人の死とする臓器移植法改正案」 などが
宗教右派台頭のきっかけになりうる事態だ、 という
僕もそう思う
記事は、 次の話題にうつる
これが、 「ヒンドゥー教とインド政治」 を専門にする僕からすると
《いかにも日本的だなぁ》 と思わされる
ただし、 宗教団体の信者を政治の世界に引き入れることは意外に難しい。 宗教の世界に魅力を感じる人間は、 本来政治的ではないからだ。 彼らは、 自分たちの抱える問題や悩みを信仰の世界で解決してもらうことを求めて入信する。 政治の世界で現実的な解決を図ろうとはしない
その点で、 政界への進出を考える教団のトップや幹部と、 一般の会員との間に乖離が生まれやすい。 おそらくそれが幸福実現党の都議選での不振の原因だろう。 信者は、 なかなか政治的には行動しないのである
「乖離」 に付された 「かいり」 のルビは省略した
なるほど、 そうかもしれない
インドではそうではないが、 日本で 宗教は 「現実」 とは遠い
「政治」 は 「現実」 だが、 「宗教」 は 「現実」 ではない・・・?!
「現実」 という日本語は、 独特のツイストをもっているのがわかる
<つづく>
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