宗教政党 (7/7)
島田裕巳先生 の記事 「宗教政党」 (朝日新聞) について
前便 よりつづく
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最後に、 もうひとつ、 再評価しておきたいポイントがある
《宗教右派の世界的台頭》 という 《トレンド》 に関する理解である
一般に、 トレンドには それなりの理由がある
現代日本の場合
「外国人労働者」、 「生命への科学的、 医学的介入」 などが
島田先生が指摘する、 客観的な理由だ
これらが、 排外ナショナリズムや保守的な性=家族倫理を高揚させ
ひとつの選択肢として 「宗教右派」 を台頭させうる――
僕も この観測に同意する
ただし、 島田先生の論旨には難点がある。 それは
現状分析なのか、 将来予測なのか、 その点がどうもはっきりしない
ということだ
現代日本の 「宗教と政治」 という問題設定においては
この点の曖昧さは 避けられねばならないはずだ
未来予測をせよ、 と言っているのではない。 基本的な分析枠組みの問題だ
一方で島田先生は、 一般信徒は こうした方面での活動に
教団幹部層ほどには熱心ではない、 と言っているのだから
(そして、 それを僕も正しいと思う)
その辺りの状況理解とのすり合わせも 必要になる
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以上、 7篇にわたって 島田先生の記事をとり上げてきました
僕自身も、 こうした先達の例にならって
ちゃんとした研究をやっていきたいと思います
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