経済に関する基本認識
民主党新政権に対し、 僕がまず期待するのは
- 政 ・官 (・財 [農を含む]) 関係の再構築
- 経済政策の戦略的な組みなおし
の二つだ
医療、 福祉、 教育、 雇用、、、 問題は山積だが
国家歳入の分配だけに気を配っていたら、 何も変わらない
明々白々 ジリ貧だ!
上の二つを優先することで、 未来が見えてくるのではないか
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そんな思いから、 まずは 課題#2について
基本的な認識を 確認しておきたい
(ホントは #1と 完全リンクしているのだが、 当面は分けて)
■ 基軸通貨としての米ドルの地位は 簡単にはゆるがない。 米ドルの信頼失墜は、 少なくとも当面、 日本の国益にまったく反する
■ 内需拡大策では 景気回復はのぞめない。 第一に、 日本は圧倒的な内需の国である。 輸出依存率はきわめて低い。 第二に、 国内市場はロングテール化し、 急激に規模を縮小させている
■ 市場介入政策は 市場メカニズムを壊す
これは、 経済の客観的な構造=力学であるから
そこをはずすと、 全体がくずれていってしまうだろう・・・
新政権の評価をくだすなら、 まずは
経済全体の戦略 について くだしたいものだ、 と思う
そのためには、 僕らの側の 「経済リテラシー」 が必要だ!
【参考】 「ぐっちーさんの ここだけの話 政府も政府だけど トホホな民主党」 AERA 2009.8.31 号, 60頁
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