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2009年9月13日 (日)

【シンポ】 映画の中の宗教文化 3

こちらのエントリ にて 当日プログラムを紹介したシンポジウム

映画の中の宗教文化

いよいよ 1週間後 (9月20日) に迫りました

以下に、 僕の発表の要旨を 掲載いたします

どうぞご覧くださいませ

====================

090920 「国際研究フォーラム 映画の中の宗教文化」

映画を教材にして比較宗教の理論的課題を明らかにする

ひとつの試みの報告

近藤光博

現代の宗教学は、 理論的な再建を求められている。 そのプロジェクトの基礎的な課題は宗教概念批判であるが、 それさえすませれば、 関連する諸課題が自動的に解消されるわけでもない。 なされるべきは、 複数の問題をリンクさせながら、 《宗教=世俗的近代》 のアーキテクチャ (言説=制度=欲望=物質) を透視し、その臨界についての分析的な理解と実際的な再構成のヴィジョンを築きあげることである。

このように高度に理論的な問題設定を学生に伝え、 あまつさえそれを理解してもらうためには、 多くの工夫が必要である。 私の場合、 その一つが映画を用いることである。 映画を通じて既存の《宗教文化》を伝えるというよりも、 現代の比較宗教の理論的な課題に具体的なイメージを与える ―― これが私の試みである。

本発表では、 そうした抽象的な問題として、 《神話的なものと宗教的なもの》、 《世俗的な価値観》、 《宗教紛争のアーキテクチャ》 の三つをあげる。 そして、 それぞれの解説のために私が実際に用いている映画を紹介する。

 1. 神話的なものと宗教的なもの

  • 「楢山節考」 (今村昌平)
  • 「クジラの島の少女」 (ニキ・カーロ)
  • 「バロン」 (テリー・ギリアム)

 2. 世俗的な価値観

  • 「フォーエバー・フレンズ」 (ゲイリー・マーシャル)
  • 「トイ・ストーリー」1&2 (ジョン・ラセター)

 3. 宗教紛争のアーキテクチャ

  • 「ドゥ・ザ・ライト・シング」 (スパイク・リー)
  • 「シリアナ」 (スティーヴン・ギャガン)

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