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2009年9月14日 (月)

現代唯名論の構築

<いただいた本>

  • 中山康雄 『現代唯名論の構築: 歴史の哲学への応用』 (春秋社, 2009年7月)

丹治信春先生 監修の シリーズ 〈現代哲学への招待〉 中の一冊

出版社のサイト より

中世の普遍論争も踏まえ、 存在、 主体、 意味、 心といった近現代の哲学のテーマを総ざらい、 メレオロジーなど最新の手法も駆使して 「唯名論」 というひとつの立場から再構築し、 さらに物語と歴史という新たな地平に乗り出していく壮大な思考実験。 近現代哲学の主要テーマとその論理的背景が簡潔に整理されて提示されるので、 西洋哲学とは何かをざっと知りたい人にもオススメでき、 同時に、 その斬新な視点からの分析は、 哲学の本質を追究したいディープな哲学ファンも唸らせる傑作

ここ数年ずっと 宗教学の基礎論を考えつづけているので

分析哲学に行きつくのは、 僕にとって必然でした

今回の学会発表 にも それは如実にあらわれていたなぁ、 と

で、 今日 この本を受け取ったわけです

シンクロニシティですね (゚▽゚*)

「まえがき」 より抜粋させていただきます

私が哲学的考察において根本的と考えるのは、 世界と言語と思考との関係を明らかにすることである。 この関係を解明するのが、 第Ⅰ部の最大の課題と言ってもよい。 簡単に言うと、 ここには、 世界と言語と思考という三つの出発点がある。 世界を出発点にとると、 世界自体があらかじめ構造化されていることを前提にする立場である形而上学的実在論に行き着く。 そして、 思考を出発点にとれば、 観念のみが実在すると主張する観念論となるだろう。 また、 言語を出発点にとると、 言語使用による世界解釈が認識の基盤であると考える唯名論になる。 そして私がとるのが、 この最後の唯名論の立場である

ii 頁

第Ⅱ部は、 第Ⅰ部で構築された唯名論の立場を歴史叙述の問題に適用する三つの章から成っている

v 頁

第Ⅰ部で展開した唯名論的考察は、 さまざまな現象の説明にも適用できるような確固とした足場を提供してくれる。 第Ⅱ部での議論は、 このような唯名論的世界観の適用例のひとつであり、 歴史叙述という語りに唯名論的世界論を適用することにより新しく見えてくるものを描こうとしたものである

vi 頁

====================

謝辞:
 わざわざお送りいただいた鈴木さん>
 どうもありがとうございました。 大変興味のある分野です!

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