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2009年10月15日 (木)

死生観を学ぶ

国際宗教研究所 より 

第8回 「生と死」 研究会

のお知らせをいただきました

下に転載いたします

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拝啓  時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
財団法人国際宗教研究所は、 東洋英和女学院大学・死生学研究所との共催で第8回 「生と死」 研究会を下記の要領で開催いたします。
参加ご希望の方は10月20日 (火) までに国際宗教研究所にメール (info@iisr.jp) かファックス (03-5373-5855) でお申し込みください。
尚、 当日の受付も行います。

日時:  2009年10月24日 (土)
  14:40~17:50 (受付開始 14:10)
場所:  東洋英和女学院大学大学院校舎 201教室
   東京都港区六本木5-14-40
電話:  03-3583-4031

テーマ:  「死生観を学ぶ」

研究発表 (1)  14:40~16:10
宇都宮輝夫 (北海道大学教授)
発表題:  「死生観を学ぶことと死への態度を形成すること」

<概要>
 学問は、 通常、 実践との何らかの関わりを念頭においており、 特に死生学はかなりはっきりした実践的目的を持っています。 死生観を学ぶことも、 知的教養の幅を広げる目的でなされるのではなく、 むしろ通常は、 死に対するいかなる態度が望ましいのかを見極めること、 またそれを実際に形成することを目指しています。 しかしながら、 死生観の学習は、 死に対する態度の形成にどこまで現実的な作用を及ぼしうるのでしょうか。 死生観を学ぶことの意義と限界を、 人格形成・アイデンティティ形成という観点から考えてみたいと思います。

研究発表 (2)  16:20~17:50
藤腹明子 (仏教看護・ビハーラ学会会長)
発表題:  「人の生き様、死に様に学ぶ生死観」
 
<概要>
 個々人の 「生死観」 は生き様を含め、 その人が望むその人らしい最期を迎えるうえでとても大切なものではないかと考えています。 つまり、 その人の 「生き様」 を含め 「死に様」 を決めるのは生死観である、 といっても過言ではないように思います。 看護者として、 いろいろな方の臨終や死に立ち会ってきました。 今回は、 そのような看取りの体験を通じて、 その人の生死観が、 なぜ看取りや看取られ方の在りようを左右することになるのか、 なぜ生死観が大切なのかなどについて、 仏教看護を標榜する立場から考えてみたいと思います。

国際宗教研究所ウェブサイトの案内ページ
http://www.iisr.jp/news.htm#seitoshi
(各発表の参考文献も挙げてあります。)

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