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2009年10月23日 (金)

宗教法人の優遇措置は必要か (2/3)

前便 からつづく

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お二人目は 高橋卓志さん (臨済宗神宮寺 (長野県松本市) 住職)

情報を開示し説明尽くせ

ご住職の高橋さんは 前便 で紹介した 山口広さん の提言を

言われるまでもなく ご自身で実践していらっしゃる方だ

記事は、 その報告にからめて、 伝統仏教界に

同様の意識改革と具体的なアクションをもとめる

まず、 日本の宗教法人は 本当に 《公益性》 を満たしているか

と 高橋さんは問いかけます

生きづらいこの時代、 助けを求めて 「ご神体」 などを購入した人々を責めることはできません。 本質的には 「宗教的な付加価値」 にいくら払うのかということなのですが、 人々は 「胡散臭いレ連中」 も伝統仏教も 「どっちもどっち」 と思っている

「お札や塔婆でお布施をいただく」 伝統仏教は

「胡散臭い連中」 と 自らの違いを ちゃんと考えていない

と、 高橋さんは言うのだ。 さらに 次の指摘――

全国に8万近くあるお寺は、 なぜ詐欺的な商法にひっかかった人々を救えなかったのでしょう。 伝統仏教は将来ある若者らの人生を誤らせたオウム真理教を 「邪教」 と切り捨てましたが、 「生きるとは何か」 などを厳しく問うこともなく、 人々の心の琴線に触れて宗教に向かわせる力を失っているのです

これでは 胸をはって優遇措置をうけられやしない・・・

お寺が公益性を持つ法人であり、 正しく活動していることを証明する方法は結局、 情報開示と説明責任に尽きます。 僕は様々なNPO (非営利組織) の活動にも携わっています。 NPOには情報開示や説明責任が義務づけられているのに、 宗教法人は本当に甘いと感じます

とくに仏教界に 高橋住職の叫びは むけられます

宗教法人の公共性は社会の様々な 「苦」、 人々の生老病死と向き合い、 寄り添い、 緩和しようとすることで認められる。 しかし、 大半の寺院は世襲と家業化が進み、 檀家制度というシステムに安住し、 社会の苦とは向き合えていない。 争議でも通り一遍のお経をあげるだけで、 納棺にすら立ち会わないお坊さんも多い。 寺の門も夜は締め切っているところが大半でしょう

ルビは省略

つまり、 高橋住職の経験と見識によれば

宗教法人 (伝統仏教教団、 寺院) は本来の姿を

とりもどせばいいだけなのだ!

寺から飛び出し、 世の中の苦と向き合う。 そこからしか寺院の公益性は回復できないと思うのです

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高橋住職の記事から教えられるのは

宗教界/伝統仏教界の可能性の大きさです

そこが活性化するなら、 宗教法人法の厳格な適用も

なにも問題などなくなっていくことでしょう

なぜ、 それができないのか・・・?

僕には 人材不足 だと思われます

《人材》 はむずかしいです

小賢しいくらいで 《人材》 ではない僕が 言うことではないんですが

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次便では 三人目の論考を ご紹介します

<つづく>

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