« LAZYgunsBRISKY | トップページ | 宗教学会ML »

2009年10月24日 (土)

宗教法人の優遇措置は必要か (3/3)

前便 からつづく

【宣伝】  朝日新聞、 その他の購読申し込みは こちら から

====================

最後のお三方目は 中村圭志さん (編集者・翻訳家)

異物を抱え込む 「保険料」

このタイトルは 内容をちゃんと反映していない

まるで 単純な優遇措置是認論者 みたいに

聞こえませんか? 僕は 最初そう思いました

ちょっと違うんだと思います、 中村先生のおっしゃることは

近代の世俗国家が求める公益性= 「善きもの」 と、 宗教が説いてきた 「善きもの」 との間には常に緊張があります。 方向性が違う。 キリスト教も仏教も、 そもそもは、 現世・俗世を否定し、 「あっち側」 について語るためのことばの体系です

ここから 「異物」 と 「保険料」 の話になります

その意味で、 宗教は近代国家にとって 「異物」 となりうるものですが、 そんな 「ズレてるヤツ」 を抱え込む戦略を取った。 国家も間違えることがあると見越したからです。 一種の 「保険」、 別枠扱いで宗教を残した。 優遇措置の背景には、 そういう配慮が働いている

念のために言いますが、 これは 違法行為もあり!

なんてことを意味するのではありません

文明論のレベルでの 「異物」 「保険料」 です

宗教は不合理なものです。 ただ、合理では納得できない死や破滅を語り、 論理化してきた蓄積がある。 挫折を取り返しのつかない失敗でなく、 思索を立体化し深めてくれる出来事に変える。 「こっち側」 の損益計算では、 マイナスでしかない何かに目を向けさせ、 考えさせるところに宗教の真の 「公益」 があるのかもしれません

« LAZYgunsBRISKY | トップページ | 宗教学会ML »

01B 宗教政治学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137899/46416455

この記事へのトラックバック一覧です: 宗教法人の優遇措置は必要か (3/3):

« LAZYgunsBRISKY | トップページ | 宗教学会ML »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Twitter


読書メーター

  • mittskoの今読んでる本
  • mittskoの最近読んだ本

鑑賞メーター

  • 最近観たビデオ
    mittskoの最近観たビデオ
2016年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

イーココロ

無料ブログはココログ