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2009年11月の記事

2009年11月30日 (月)

保守政治と伝統宗教

前便 よりつづく

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2009年11月27日 朝日新聞 朝刊ではじまった

不定期連載 探訪保守 (南彰記者)

僕が なぜこの記事に そんなに注目するのか――

ここで何本かの記事を連ねるほどに なぜ・・・?

まずは このことを明らかにしたいと思います

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朝日が設定した連載の主旨は もちろん

  • 日本の保守とは何か?

でしょう。 インドの右派をずっと追ってきた僕には

朝日がこれをやるのは、 待ってました! です

興味津々で フォローしていきたいと思っています

そして、 僕には僕なりの読み解きの視角があります

  • 現代の政教関係を どう分析するか?

ここで 「どう分析するか」 とは、 要するに

理論的にどう整理して コトバにするか ということです

我ながら学者っぽいのが鼻につきますが (苦笑)

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「保守」 というのは 大変とらえどころのないものです

世界のどこでも 普通そうでしょう

「保守」 とは 定義からいって そういうものでしょう

政党政治のレベルなら まだ何とかなるかもしれません

特定政党について それが右か左か 保守か革新か

なんていう問いは まったく便宜的で

しばしば単に無意味なカテゴリー化ですね しかし他方

保守政党や 一政党内の保守系政治家 というのは

把握しておくのは 有意義ですね

問題は、 社会レベルの 「保守」 が まったく捉えにくいという点

僕のやっているヒンドゥー・ナショナリズムの場合

ひとつの社会団体がプラットフォームになっていますから

むしろ 比較的 把握しやすいぐらいです

(それでも かなりやっかいなのですが・・・)

日本の場合、 自民党を追うことが 第一の課題ですが

社会レベルでの 「保守」 は どこに どう ある のでしょうか

それは 拡散しているように見えます

どうも とらえどころがないように見えます

とらえられないなら、 分析なんて そもそもできないのでは・・・

論理的に考えれば そういうことになります

庶民の日常生活から 政党や政府の政策決定まで

どこをどう 押さえれば 「保守」 を語ったことになるのか・・・

課題は 実際にやってみるほど 難しいと気づかれるでしょう

実際、 記事のなかで 南彰記者 は こう述べています

保守とは作りあげるものなのか、 元々そこにあるものなのか、 考えこんでしまった

2009年11月27日 朝日新聞 朝刊 4面

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さらに 南記者は 大変真っ当なことに 第一回の記事を

出雲大社の話から はじめました

つまり、 保守政治と伝統宗教 というテーマを

ドカンと 最初に掲げたわけです

「探訪保守」 ということでは 当たり前のテーマなのですが

これが意外と難しい!

経験者ですから はっきり言えます

この分析は ちゃんとやろうとすればするほど 難しい!

印象論や ほのめかしは 簡単なのです

ちゃんとやろうとするのが とにかく 難しい・・・

おそらく 「宗教」 という用語を使った途端

テーマであるべき 「保守」 の 《チカラ》 は 見えなくなるはず

それでも語られる 神社や神道、 ときに仏教、 さらに習俗――

これらは 一体 《何》 なのでしょうか・・・?

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以上のような二つの困難をかかえたテーマに

さて 朝日の若き記者が どのように取り組むのか――

偉そうに 高みの見物 というのではありません

同じテーマを追及するものとして

僕自身の勉強だと思いつつ

つまり 「宗教政治学」 の良きケーススタディーだとして

この連載を しっかりフォローしていきたいと思っています

がんばれ! 南記者!

僕も がんばります (=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

<つづく>

Everlasting Love @ Jamie Cullum

<ただ好きな歌を紹介するだけのコーナー>

J-WAVE の番組 OZZ MEETS JAZZ

2009年11月28日の放送で紹介されていて

あらためて いい曲だなぁ、 と

2009年11月29日 (日)

【研究会】 ユーラシア地域大国の神秘主義をめぐって

12月20日(日) 北海道大学で 発表させていただきます

プログラムを 下に切り貼りしておきます

参加ご希望の方は 先方にぜひご連絡を

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【事情説明 1】

新学術領域研究 「ユーラシア地域大国の比較研究」

というのがあります

北大の スラブ研究センター が中心になってやってらっしゃる

大きなプロジェクトです

その第6班は その名も

「地域大国の文化的求心力と遠心力」

代表は 望月哲男先生 です

そこの 「2009年度 第2回研究会」 の場で

発表をさせていただくことになったのです

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【事情説明 2】

この発表は 私たち独自に開始した共同研究

《神秘のインド》 研究会

の 第1回研究会も 兼ねさせていただく旨

望月先生よりご了承を いただいております

後乗りで 大変恐縮なのですが・・・

望月先生> ご承諾 まことにありがとうございます

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【プログラム】

続きを読む "【研究会】 ユーラシア地域大国の神秘主義をめぐって" »

出雲地方の政治と宗教

ネット上では全然! 話題になっていないようだが

朝日新聞で なかなか有意義な企画がはじまった

その名も

探訪保守

アスパラクラブ の 紹介ページには こうあります

■ 【朝刊】 11月27日から新企画 「探訪保守」 / 「出雲で保守を探す」

 旧暦10月10日 (今年は11月26日)。 島根・出雲の人たちはこの日は物音をたてず、 厳かに過ごします。 年に一度、 八百万 (やおよPhotoろず) の神々を迎え入れる神事が行われるからです = 写真。 神迎えのため、 道沿いの民家はあかりを消して神々を待ちます――。 自民党の歴史的惨敗を受けての政権交代。 竹下登氏や青木幹雄氏をおくりだしてきた出雲の地に、 都会育ちの若い政治記者・南彰が長期滞在して、 保守を探しました。 11月27日朝刊から始まり、 来夏の参院選まで随時、 朝刊に掲載します。

あらたにす の 紹介ページには こうあります

ちょっと変わった切り口の企画記事が朝刊で始まりました。 「探訪保守」。 日本の保守の原型とは何だろうか。 竹下登元首相や青木幹雄参院議員といった大物を生んだ島根県出雲地方に深く入り込み、 探ろうという狙いです。 担当するのは神奈川県藤沢市生まれ、 東京在住の南彰記者、 30歳。 都会育ちの若手記者の目を通して、 奥行きのある政治風土をじっくり描きます。 ご期待ください。 (圭)

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紙面上での 実際の記事タイトルは

保守王国 神迎える出雲へ

青木氏も 「だんさん」 に使えた

(2009年11月27日付 朝日新聞 朝刊)

前半は一面に、 残りは四面に掲載されていて

文字数だけ見ても、 すごく大きなあつかいです

記者は 上にもありますとおり 「南 彰 (30)」 さん

「みなみ あきら」 さんと お読みするそうです

紙面には 氏のプロフィールが載っています

神奈川県藤沢市生まれ、 東京都渋谷区在住。 昨春、 政治記者となり、 現在は青木幹雄氏を担当。 参院選まで随時、 出雲に滞在し、 政治風土を取材する。

朝日期待の若手記者なんでしょうね

十年後二十年後は きっとビッグになっているでしょう

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記事そのものは 残念ながら ネット上では読めません

日本政治への関心をお持ちの方には当然でしょうが

とくに 「宗教政治学」 という関心からしても

この連載、 いろんな意味で とっても興味深い

次便から 内容を紹介しつつ 感想を書いてみたいと思います

<つづく>

2009年11月28日 (土)

イスラームへの偏見

<書き抜きメモ>

こちらのエントリ で紹介した

  • カレン・アームストロング 『聖戦の歴史: 十字軍遠征から湾岸戦争まで 』 (塩尻和子・池田美佐子訳, 柏書房, 2001年3月)

より

今日、 西洋の人々が、 この三つの一神教的宗教 [ユダヤ教、 キリスト教、 イスラーム] のうちで、 どれが最も暴力的かと問われたら、 彼らは多分、 躊躇することなく 「それはイスラームだ」 と答えるであろう。 数百年間、 西洋のキリスト教徒はイスラームを 「剣の宗教」 であると描写してきたが、 しかしこのことは不正確であり、 私たちが十字軍の時期から受け継いできた偏見のひとつである。 それは多くの西洋の人々がイスラームについて抱いている歪んだかたちのひとつの例であり、 イスラームについては私たちはどちらかといえば無知なのである。 したがって、 イスラーム教徒が自分たちを、 この世界のための神聖な計画の一部としてどのように考えているのかを示すために、 イスラームの勃興についていくつかの説明をすることが大切であろう。 イスラームの確立と拡大において聖戦が役割を果たしてきたことはたしかに事実であるが、 イスラームを血に飢えた、 本来的に好戦的な宗教であるとみることは正しくない

47頁

あらためて確認しておきたい

僕ら日本人のイスラーム観は

欧米的偏見から きわめて強く 影響を受けているんだ、 と

家庭内宗教紛争について メモ

お気づきでしょうか 左サイドバー 「トラックバック」

[学問精進]宗教リテラシィの
問題、とでも名付けるべきか

(はかとも(無縁彷徨))

というのを貼っていただいております

monodoi さん> いつも ありがとうございます

先方のエントリは ありがたくも 私への促しです

お題をいただいたわけです

まずは御礼をと思って、 先方を訪ねてみたのですが

ハテナ・ユーザ登録が面倒で 数日間

放ったままにしてしまいました

大変失礼をしました

monodoi さん> こちらの場から御礼とお詫び 申し上げます

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monodoi さんのお題は きわめて本質的なものですから

ちゃんとお応えしなくてはいけません

しかし、 ちょっとここのところ忙殺されていて

腰を落ち着けて 考えを文章にする余裕がないのです

そこで、 まずは走り書きのメモを公開し

後日 少しは長いエントリをあげます――

ということで お茶を濁させていただくことにしました

まずは ファースト・レスポンスということで

ご寛恕いただきたく存じます > monodoi さん、 皆さん

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論点は四つです

続きを読む "家庭内宗教紛争について メモ" »

2009年11月27日 (金)

《神秘のインド》 研究会 スタートアップ会議 議事録

こちらのエントリ にてお知らせした

《神秘のインド》 研究会 スタートアップ会議

その議事録を書きました

何をしようとしているか 少しは具体的なイメージを

もっていただけるのではないか と思います

ご笑覧のうえ、 ご意見ご感想など どうぞお寄せくださいませ

ノア またケガ人

ノアで また欠場者 coldsweats02 down

有名な プロレス専門BLOG 「ブラックアイ2」

2009年11月24日付 記事

斎藤彰俊が眼窩底骨折、ノア・武道館を前に欠場者続出~秋山準「僕は大丈夫です」

に そのあたりの事情は くわしい

それにしても・・・ 多すぎる・・・

いろいろあるんだろうなぁ、 ノア・・・

非常に心配になる

【メモ】  プロレスについて 前便はこちら

2009年11月26日 (木)

極点にはひとりくればよい

<エピグラフ>

だがバタイユにとって 〈脱存〉 は、 苦痛と区別されない恍惚であり、 何ものもそれを正当化しないばかりか、 根拠の完全な不在だけがこの 〈体験〉 を支えるという。 それでもバタイユがこの 〈体験〉 を求めるのは、 いっさいの知が、 対象の措定能力が無に帰し、 その空虚の中に感性的強度だけがあらわな自己主張をする、 そのような瞬間が人間の可能性であるかぎり、 それに背を向けてすますのは無知にあまんじることだと考えるからだ。 あるいは知がすべてを知ろうとするなら、 知が崩壊するところまで知らねばならないと考えるからだ。 つまりバタイユは人間であることに逆らって、 可能な生の圏域を踏み超えて、 この 〈体験〉 を求めようとする。 それは 「生きえない」 状態であり、 人間にとっては 〈悪〉 である。 それは人間であることを超え、 人間にとどまることを拒む体験だ。 バタイユは 〈内的体験〉 という 「可能性の果て」 に誰もを誘うわけでない。 「極点にはひとりくればよい」 と言っている。 この 〈体験〉 が明かすことのこだまは人間の日常的活動のそこかしこに見出せるからだ。

西谷修 『戦争論』 (岩波書店, 1992年10月) 87-88頁

グノーシス主義の思想

<読む本>

『電脳コイル』 を紹介してくれた 大田俊寛さん

めでたくも 著書を出版なさったこと

氏のサイト 「グノーシス的思索」 にて知りました

  • 大田俊寛 『グノーシス主義の思想』 (春秋社, 2009年11月)

ぜひ読ませていただきます

このロープライスが 春秋社の期待を 感じさせます!

安いなぁ

《神秘のインド》 研究会 始動です

こちらのエントリ 等で 薄っすら予告していた

  • 《神秘のインド》 という表象の歴史的研究

いよいよ始動しました

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  • 《神秘のインド》 表象 《母なるもの》 表象に関する歴史的研究

という課題名にて

日本女子大学の学内研究費 「特別重点化資金」

2009 (平成21) 年度 第二次分配分 (追加分含む)

に 採用していただきましたおかげで

研究会ベースで 今年度末まで およそ5ヶ月間

まずは試運転でございます

同 「資金」 については、 こちらのサイト

左サイドバー 「研究費 (学内公募含む)」 内に項目あり

が、 項目が立っているだけで リンクは張られていません

内容等のネット公開は 現在進行中の様子。 あしからず

共同研究者としてお名前を連ねていただいたのは

  • 臼杵陽先生 (史学科)
  • 佐藤和哉先生 (英文科)
  • 関根康正先生 (現代社会学科)
  • 高頭麻子先生 (史学科)

そして私の計5名です (50音順。 代表は僭越ながら私)

これまでの経緯から

  • 井上貴子先生 (大東文化大学)

には 事実上の共同研究者として 加わっていただきます

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こちらの共同研究 第一回の集まりとして

昨日 (2009年11月25日) スタートアップ会議 を開催しました

議事録は 後ほど 別便にてアップします

まずはお試し期間

いろいろな方にお声をかけさせていただきますし

また、 ご興味のある方がたの参加も お待ち申し上げます

実のある研究に仕上げていきたいと思っております

どうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m

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なお、 《神秘のインド》 研究会の情報は、 拙ブログに新設の

カテゴリ 「《神秘のインド》 という表象」

にて 随時公開してまいります

ご興味のある方は ちょいちょい訪れてくださいませ

2009年11月25日 (水)

内と外

<エピグラフ>

だからこの 〈外〉 には場所がなく、 どんな表象によっても回収されないまま、〈世界〉 の内を亡霊のようにさまよわざるをえない。 そしてときに人は、 自分とあながち無関係ではないこの亡霊にふと出会ってしまうのだ。 だがそれは、 馴染みのある 「外界」 の対象のなかに見定めのきく一対象として出現するのではない。 認知しうる世界のなかの認知しえない一点として、 そしてそのために認知しようとする自我の機能を麻痺させる一点として、 「外界」 の腐蝕性の裂け目のようにして出現するのだ。 その何ものかを自我は認知できないが、 にもかかわらず自我はそれを知ってもいる。 なぜなら、 内面と外界とが明瞭に区別されない快感自我の段階で、 かつてはそれも自我と区別されなかったもののはずなのだから。 そう言ってよければ、 自我はその 「体感的記憶」 を保持しているのだ。 だからそれは、 認知しようのない 「見知らぬもの」 として自我の前に現れながら、 ある 「馴染み」 の感覚の裏返しのような奇妙な印象を呼び起こす。 それをフロイトは 〈不気味なもの〉 と呼んだのである。

西谷修 『戦争論』 (岩波書店, 1992年10月) 133頁. 傍点は太字で示した

創られた「東京裁判」

<読む本>

  • 竹内修司 『創られた 「東京裁判」』 (新潮社, 2009年8月)

たとえば 印パ分離独立の政治過程について

独立インド憲法の立案過程について

第1次印パ戦争の発生と終息について

僕は こういう研究をしなくちゃいけないはずだ

けど… これは大変なんだよなぁ、 実際やるのは

時間をかけて ジックリやらねば

国の事業仕分け ネット中継

前便 「事業仕分けの先駆者 大いに語る」 は こちら

さらにその前便 「国の事業仕分け 一般公開です」 は こちら

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国の事業仕分けは ネットで生中継もされているのは

皆さんご存じのとおり

なかなかつながらないようですね、 さすがに

行政刷新会議 ワーキンググループ ライブ中継サイト

2009年11月24日 (火)

トゥデラのベンヤミン

こちらのエントリ で紹介した

  • 関谷定夫 『聖都エルサレム: 5000年の歴史』 (東洋書林, 2003年10月)

とにかく 分厚い本で 四苦八苦して読みおわった coldsweats01

その中で ちょっとおもしろかったことの メモ

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「ドゥデラのベンヤミン」 という人物を はじめて知りました

とても面白いヒトのようですね

十字軍によって支配されていたエルサレムを訪れた著名なユダヤ人はかなりあるが、 中でも最も詳しい報告を書き残しているのはスペインのトゥデラ出身のラビ・ベンヤミンである。 彼はマルコ・ポーロよりも一〇〇年も前にヨーロッパ人として初めて地中海沿岸諸国、 パレスチナ、 エジプト、 イラン、 イラクを歴訪し、 中国南部まで足をのばし (一一六〇~一一七三)、 一二世紀における中近東貿易史及びユダヤ史の重要な史料となった旅行記を欠いた。 彼の旅行記は、 一二世紀のイスラム教世界とキリスト教世界が複雑にからみ合った地域のユダヤ人、 いわゆるディアスポラの分布状況と生活実態を知る上できわめて貴重な資料といわねばならない

327-28頁

ただし、 ネットサーフィンで 薄~~く調べてみた範囲では

中国にまで至った とはなっていない

中国の話を伝えた とはあるが・・・

どうなんだろうか coldsweats01 sign02

USBキャラゲーム@Verbatim

リンク: ネットで話題USBのキャラゲーム.

これは かわいくて 面白い!

ただ・・・ アクセスがすごいみたい。 つながらない・・・

7万アクセス

本ブログ カウンターにて 7万アクセス 確認しました

皆さま いつも訪れていただき 本当にありがとうございます

前回 6万アクセス が 10月9日

∴ 45日:1万アクセス = 1日:222アクセス

ご参考までに 過去4カ月において

  • アクセス数 日平均 175
  • 訪問者数 日平均 75

8月度には 数字が グッと下がったのですが

全体としては 微増傾向が ずっとつづいています

このような 「ハードな宗教学ブログ」 、 しかも

著作の一冊もない主が一人で書いているものとしては

大変ありがたい数字だと思っております

本当に 本当に ありがとうございます (=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

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思うところあって 今年 (2009年) 4月12日から再開した

こちらのブログ

365日 連続投稿を 己に課しております

ある目標があるのですが それはまだ達成していません

はたして 365日でそれがなされるのかどうか・・・

そろそろ考えはじめております

もう1年? いやいや 思い切って もう1000日?

それとも スッパリやめて 別の形をさがす?

どうなることか 未定ではございますが

今後も この場にて 皆さんと交流をもちつつ

ブログにおける研究発信の形を追求していきたい――

この点だけは 変わらずに念じております

「プロフィール」 には メールアドレスも記してございます

こちらのコメント欄でも いずれにでも

率直なご意見、 ご感想をお寄せいただければ

大変うれしく存じます

今後とも どうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m

集落を守る

2009年11月23日付 朝日新聞朝刊 社説

集落を守る ― 補助金よりも助っ人で

は Iターンによる地方集落活性化

その成功事例の紹介と それへの注目を政府に促す

そういった内容だった

ネット上でも読めるので、 下に切り貼りしておきます

【宣伝】  朝日新聞、 その他の購読申し込みは こちら から

僕自身の考える 「地方にできること、 すべきこと」

以前のエントリで 明らかにした

(余所者素人の作文ですが、 真剣に書いたものです)

Iターンによる (当面の) 成功は 本当に希望だ!

それが できるだけ多くの地域、 集落で 成し遂げられることを

心から願う!

ただし、 それが最終解決になるかどうかは、 まだ未確認だろう

とにかく余談をゆるさないのが これからの日本だ、 と思う

だからこそ やるべきこと、 やれることも またある!

続きを読む "集落を守る" »

2009年11月23日 (月)

キリスト教徒パレスチナ人の肖像

前便 より つづく

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臼杵陽先生 よりいただいた

  • 一橋大学地中海研究会 (編) 『地中海という広場』 (淡交社, 1998年6月)

臼杵先生ご自身は

  • 【パレスチナ】  アッカー湾にたたずむ  キリスト教徒パレスチナ人の肖像

と題したエッセイを寄せておられます (92-98頁)

ご自身 これは 「思い出深いエッセイ」 であるとのこと (私信)

一読 なるほどなぁ と思いました

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アッカー湾とは イスラエル北部 ガリラヤ地方南部にある

ハイファというイスラエルの代表的な港湾都市をかかえ

ハイファ湾 とも呼ばれるのだそうだ

地中海に突き出したカルメル山の裾野がつくる曲線が

そのまま湾になっている (@ Google Map

この港湾からは イスラエル建国にともなって

百万近いムスリムが 難をのがれて 脱出した。 一方

ホロコーストを生き残った 欧州のユダヤ人や

反ユダヤ感情に追われた 中東イスラーム世界のユダヤ人が

やはりこの湾から イスラエルに上陸した

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臼杵先生は 1984年 そこをはじめて訪れた

大学院生だった先生は そこで エミール・トゥーマーに会った

ギリシア正教徒のパレスチナ人にして 共産党員――

ユダヤ人の妻をもつ歴史学者――

ユダヤ人とアラブ人の対等な共存を目ざすアラブ民族主義者――

一度だけの 会合だった

1年後、 トゥーマー氏が逝去したからだ

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それから2年後、 臼杵先生は ハイファを再訪する

その時 出会ったのは エミール・ハビービー

在イスラエルのアラビア語作家――

トゥーマーと同じく ギリシア正教徒のパレスチナ人――

そして 共産党員にして アラブ民族主義者――

ハビービーとトゥーマーは 青年時代 労働運動をたたかった

盟友でもあった

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臼杵先生のエッセイは これだけである

ハイファの風景と 地中海の空気を描くなかで

この二つの出会いが ただ淡々と 描かれる

最後の段落は こうだ

ハビービーにとって海とは地中海にほかならない。 国境のない海。 見果てぬ夢に賭けた作家も一九九六年春、 帰らぬ人となった。 アラブが住んでいたころのハイファを知る年老いた大きな魚がまたしても消えていったのである

98頁

【シンポ】 インド文化圏のマイノリティーと仏教

南アジアの不可触民差別と改宗 ――

この問題についてシンポジウムです

僕は どうしても出られないのですが

ご関心の皆さまは ぜひお出かけくださいませ

追記: 18:05_091130
200911月30日付で プログラムの最終版が送られてきました。 式次第に多少の変更がありました。 また、 新しいお名前が加わるとともに、 肩書きで小さな変更がありました。 下記は変更後の最終版です
 

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人間文化研究機構
          &
龍谷大学現代インド研究拠点
「現代に活きるインド思想の伝統」プロジェクト

第一回シンポジウム
インド文化圏のマイノリティーと仏教

会場: 龍谷大学 大宮学舎 清和館3階ホール

日にち: 2009年12月12日 (土)
時間: 13:00開場 (13:30開演) ~ 18:00 (予定)

共催: 龍谷大学現代インド研究拠点プロジェクト、 龍谷学会、 仏教学会、 仏教史学会
協賛: 文学部仏教学科・史学科 (仏教史学)、 国際文化学部

プログラム

13:00  開場

13:30 
開会挨拶
  赤松徹真[龍谷大学文学部長・教授]
プロジェクトの趣旨説明
  長崎暢子 [龍谷大学現代インド研究拠点代表・龍谷大学研究フェロー]

13:45  報告Ⅰ:
「バングラデシュにおけるベンガル仏教徒コミュニティの現在」
  報告者: 若原雄昭 [龍谷大学理工学部教授]
        ディリプ・クマル・バルア [ダッカ大学教授]

14:45  質疑応答

15:00 休憩

15:15
報告Ⅱ: 「インドにおける仏教改宗運動の現状」
  報告者: 佐藤智水 [龍谷大学文学部教授]
講演: 「インドにおけるアウト・カースト民衆の生活と宗教」
  講演者: ボーディ・ダンマ師 [インド人仏教僧・
                     インド青年仏教徒連盟会長]

17:00 全体討論
  コーディネーター: 嵩満也 [龍谷大学国際文化学部長・教授]

17:55 閉会挨拶
  桂紹隆 [龍谷大学文学部教授]

18:00 終了

お問い合わせ先:
龍谷大学現代インド研究拠点準備室
  大宮学舎清風館3階 [305号室]
  担当者:中西宏晃 [リサーチ・アシスタント (RA)]
    龍谷大学大宮学舎:075-343-3311 (代表)
    現代インド研究拠点準備室:5888 (内線)

※  本シンポジウムは参加費無料で、 事前登録 (予約) もございません。 お気軽に会場までお越しください。

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【読書会】 接続された歴史

南アジア系メーリス 「SAAF」 に

杉本浄さんと私とでお流しした 連絡です

カジュアルな雰囲気でやっている 日本南アジア学会の研究会です

皆さん どうぞお気軽にご参集くださいませ

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SAAFネット会員の皆様

第34回月例懇話会を、 以下のとおり開催いたします。

今回は、 本年6月に出版されたサンジャイ・スブラフマニヤム氏の 『接続された歴史』 の輪読会を行います。 訳者の一人である太田信宏氏をお迎えし、 史料から浮かび上がる近世インドとヨーロッパ世界との繋がりに関するスブラフマニヤム氏の卓越した論点を参加者と共に議論したいと思います。

期日が迫っておりますが、 多数のご参加をお待ちしております。

また、 懇話会ではこの著作をまとめてくれる院生の方の発表者を募っております。 是非、 申し出てください!

繰り返しになりますが、 私どもとしましては月例懇話会という場を、 若手研究者の交流の場として育てていきたい、 と考えております。 皆さまのご参加とともに、 学部、 院生などへの呼びかけをぜひともお願い申し上げます。

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日時:    11月29日(日) 14:00-17:00

題名:   『接続された歴史』の輪読会

発表者: 未定

使用する本: サンジャイ・スブラフマニヤム (三田昌彦・太田信宏訳) 『接続された歴史: インドとヨーロッパ』 名古屋大学出版会、 2009年

場所:   日本女子大学 目白キャンパス 百年館7F 史学科中央研究室
  (エレベータ降りて右 突き当たり)
  アクセスマップはこちら => http://www.jwu.ac.jp/grp/access.html

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以上、皆さまのご参加をお待ちしております。

懇話会担当委員   近藤光博  杉本浄

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2009年11月22日 (日)

地中海という広場

<いただいた本>

臼杵陽先生 より

  • 一橋大学地中海研究会 (編) 『地中海という広場』 (淡交社, 1998年6月)

という一冊をいただきました

いつも ありがとうございます (=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

いつか必ず! お返しをばいたします・・・

ちょうどまた エルサレム関連本ばかりを

めったに読むこともない そういう本ばかりを

読んでいる最中のこと!

シンクロしてます (笑)

さて 本書は

一橋大学地中海研究会  25周年記念の出版物だそうです

図版がたくさん入っていて とても読みやすい本です

この価格で カラー写真も けっこう入っているんです!

お得感がありますねぇ

閑話休題――

僕のような者が こういう本を手にとりますと

なんだか 地中海ロマン・・・ みたいなものが

どこかで刺激されるような感じがします

実際 「エッセイ集」 (「あとがき」 201頁) でもある本書では

寄稿者の感性が グワッと浮きあがっていますから

《どこでもないどこか》 へ

僕の想像力は 持って行かれそうになります

文学的な味わい とでも申しましょうか

しかし、 地域研究者のハシクレ としては!

他でもない自分のなかにある 《異国》 《異世界》 へのロマンスに

十分 注意深くありたいと願っています

その意味で 本書は、 われわれ 「プロ」 にとっては

読書の 《技能》 を試す本なのかもしれません

<つづく>

ヌスラト・ファテー・アリー・ハーンのカッワーリー

授業中、 「踊念仏」 の話題になって

その説明を おじさんが時宗の僧侶であるという

なかなかお目にかかれない学生さんが

一生懸命してくれました

一通り 説明が終わると、 別の学生さんから

スーフィズムなんかと 同じような感じですかね

と 質問とも感想ともつかない発言

比較宗教論的には これはとても面白いポイントだが

(発達した年代も なぜか 似ている!)

それだけを追究しつづけるわけにもいかず

これまた簡単な説明と見方、 それから

南アジアの事例として 「カッワーリー」 を紹介した

そして

ブログに そのスーパーな唄い手の動画を あげとくよ

と 約束しました

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ということで・・・

これが!

ヌスラト・ファテー・アリー・ハーンのカッワーリー です!

チョビヒゲの 茶色っぽい服を着た

巨漢の男が ヌスラト です

コンサート・ホールの舞台上で

着席の大観衆の前でやる―― それも まぁありますが

こんなこじんまりとした場所で 皆で

ギュウギュウ詰めで 汗かきまくって 踊って・・・ というのが

僕らなんかからすると いかにもなカッワーリーです

あと 聖者廟の大理石の床石の上 とかね

ちなみに 上の動画は ヨーロッパのようです

現地のパキスタン・コミュニティか パンジャーブ・コミュニティが

招聘したんだろうか、、、 と想像します

ところで・・・ 上の動画

終わり方が バッツリ 突然終わっちゃうのが残念です

カッワーリーは ノンストップで 何時間もつづきますから

まぁ こういう編集になっちゃうんでしょう

2009年11月21日 (土)

政教関係の歴史的研究

前便 よりつづく

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去る 2009年11月19日に開催されたシンポ&講演会

幸せをめぐる政治・日本の宗教団体とその政治活動

その中での 島薗進先生 のご発表

  • 日本人にとっての宗教と政治: 仏教における個人と社会

その雑感を 書かせていただきます

「雑感」 で すいません m(_ _)m

速報性を重視しておりますので、 ご容赦くださいませ

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現代の日本と世界の変動を視野におさめつつ

とくに日本について 「仏教の社会倫理」 の確立可能性をさぐる

具体的には、 『金光明最勝王経』 の再評価を手がかりに

正法、 王法、 仏法 の三者関係を考えなおす――

このように要約できる ご発表でした

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宗教学者を名乗りながら、 仏教学なんて概説書を読んだだけ

日本史については まったくの素人でしかない僕には

先生のお話の どこをどう評価してよいのか

正直、 わからないわけです。 が、 ただしかし

<つづく>

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事業仕分けの先駆者 大いに語る

前便 「国の事業仕分け 一般公開です」 は こちら

後便 「国の事業仕分け ネット中継」 は こちら

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国の事業仕分け 大変な話題になっていますね!

賛否両論、 功罪、 法的根拠の有無あるいは要不要――

議論は大いにございましょう (僕は 基本大賛成です)

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さて

事業仕分けは もともと 地方公共団体で

少しずつ少しずつ 採用され、 ノウハウをためてきました

その首長さんたちが 一同に集まってのミーティング

なんて企画を 構想ニッポン ちゃんとセッティングしていたようです

(さすが!)

【構想ニッポン】メーマガ で送られてきた案内を

一部改定のうえ ご紹介いたします

前回 同様、 電話番号は 削除しました あしからず

【追記 @10:36 091121】

AERA (2009.11.30 号) いつも注目している 連載

  • 高村薫 「平成雑記帳」

事業仕分け批判でした (67頁)

情報公開とは、 いつでも必要なときに情報が開示されていることを指すのであって、 必ずしも作業過程まで逐一見せる必要はない。 現に、 体育館のような場で多くの目にさらされて浮足立ちながら、 まともな討議ができるはずがないだろう。 とすれば、 いま行われている騒々しい事業仕分けはまさに政治ショーであり、 国民の不満のガス抜きであり、 これぞ政治という名の幻想なのである

<下につづく>

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イーココロ! 600円

右サイドバー 「イーココロ!」

600円の達成を 確認いたしました

皆さん いつもありがとうございます happy01 paper

前回 500円達成が 8日前でした

8日で100円! 少ないといえば少ないんでしょうが

大変貴重なお金だと 思っております

今後とも ちょっとだけ クリックしてやってくださいませ

ポチッとな m(_ _)m

2009年11月20日 (金)

【報告】 日本の宗教団体とその政治活動

去る 2009年11月19日に開催されたシンポ&講演会

幸せをめぐる政治・日本の宗教団体とその政治活動

午後の部だけですが、 参加することができました

宗教政党を中心に 政教関係論を考察する――

こうした枠組みは 小規模ながら たしかにありました

イスラーム地域研究者が やはり中心となり

欧米地域の研究者が それに伴走し

私のような南アジア地域研究者が コッソリまぎれこむ

それが これまでのパターンでした

たとえば 

  • 日本比較政治学会 (編) 『現代の宗教と政党: 比較のなかのイスラーム』 (早稲田大学出版部, 2002年6月)

は その 小杉泰先生 らが 中心となった企画でした

しかし、 今回の上記シンポは 日本研究者ばかり

これは明らかに新しい傾向で、なんとも新鮮でした

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二つ目の特徴は、 宗教学者が 大勢いて

政治学者と 膝つき合わせて 議論をしたこと

これも とても新しい傾向だと思いました

宗教学は 国家や直接的な政治に さほど注意をはらいません

「宗教政治学」 を標榜する僕は

いったい どこから手をつけていいのか

誰と話をしていったらいいのか、 宗教学サークルのなかで

なかなか見つけられないで さみしい思いをしてきました

しかし、 今回の上記シンポでは そうではありませんでした

政治学者の方がたも われわれ宗教学者の言うことを

すごくちゃんと聞いてくださった、 という印象をもちました

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さて、 肝心の内容ですが

仕事の都合で 僕は午後しか出られませんでした

午後の四つのご発表はいずれも 大変ためになりました

そもそも知らないことばかりなわけですから

自分のヒンドゥー・ナショナリズム研究との異動が

どんどん思い浮かんでしまって、 クラクラするぐらいでした

中でも 僕にとってとりわけ刺激的だったのは

島薗進師匠

  • 日本人にとっての宗教と政治: 仏教における個人と社会

という発表でした (当日 題目が変更されました)

これについての感想と報告を ぜひ書いておきたいのですが

もうすっかり長いエントリになりました

次便にて  あしからず m(_ _)m

<次便に つづく>

平山朝治著作集

<いつか読んでみたい本>

一体 これだけの著作に ちゃんと取りかかる

そんな時間がとれる日が 来るのだろうか

誰か読んだ方、 感想を聞かせてください

お願いいたします (=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

【メモ】

北海道大学准教授 橋本努先生の 書評は こちら

2009年11月19日 (木)

卑弥呼の居館なのか

何やかんやで 考古学関連の記事も たまってきました

素人考古学ファンとしては 見逃せない記事が

先日 各紙トップをかざりました

奈良県桜井市の 纒向 (まきむく) 遺跡 で

3世紀前半から半ばの 最大級の建物跡が発掘された

という 例のニュースです

お好きな方は バッチリ チェック済みでございましょう

僕個人にとっては 邪馬台国がどこであろうと

あまり大きな問題ではありません (僕個人にとっては)

それよりも、 この遺跡の凄さに 単純に興奮です

ここでは 読売新聞 「関西発」 というコーナーの記事を紹介します

【宣伝】  読売新聞、 THE DAILY YOMIURI 購読はこちらから

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http://osaka.yomiuri.co.jp/inishie/news/is91111a.htm?from=iphoto

奈良・纒向遺跡
3世紀 最大建物跡出土、卑弥呼の宮殿か

南北19メートル

 邪馬台国畿内説で最有力地とされる奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、女王・卑弥呼が活躍した時代とされる3世紀前半~中頃の大型建物跡が初めて出土し、市教委が10日、発表した。南北19・2メートルと当時では国内最大の規模で、市教委は「大王の宮などの原型とみられ、日本の国家形成過程を探るうえで貴重な発見」としている。「ここが邪馬台国の中心で、大型建物は卑弥呼の宮殿だった可能性がある」とする研究者もいる。Photo

写真キャプション 宮殿の可能性がある大型建物跡(奈良県桜井市の纒向遺跡で、本社ヘリから)=前田尚紀撮影

 昨年度までに出土した建物群跡の東側を調査。南北19・2メートル、東西6・2メートル以上の建物跡が見つかった。西側は削られているが、建物のバランスや柱穴の形状などから東西は2倍の12・4メートルだったとみている。柱の直径は約32センチで、高床式建物だったらしい。

 現場は小高い台地を大規模に造成しており、今回の大型建物跡を含め、少なくとも4棟が、中軸線をそろえて一列に並び、綿密な計画性がうかがえる。Photo_2

 纒向遺跡は3~4世紀では国内最大の集落遺跡。関東から九州まで各地の土器が出土しているほか、「卑弥呼の墓」との説がある箸墓(はしはか)古墳など前方後円墳が初めて造られ、大和王権誕生の地とされる。

 現地説明会は14、15両日午前10時~午後3時。雨天中止。JR巻向駅下車すぐ。

 白石太一郎・大阪府立近つ飛鳥博物館長(考古学)の話「大型建物が邪馬台国の政治や宗教の中心施設であった可能性は十分ある」

(2009年11月11日  読売新聞)

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リンク: 卑弥呼の館?に関心集まる - ココログニュース

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なお、 今回の発掘プロジェクトのリーダー

橋本輝彦さん

とり上げた記事は 面白かったです

毎日と あと朝日もたしか 同様の記事をのっけてましたね

「就職浪人2年」 というところが!

人生いろいろ 皆さん 明るく元気に

がんばってまいりましょう! happy02 paper

キリスト教世界 (Christianitas) の解放 (liberatio)

以下、 非常に長い引用になりますが

「近代とは何か、 近代性とは何か」 

いろいろな記事を 重ねてきた本ブログにとって

Christianitas 概念は きわめて重要でありますから

ズラズラッと やらせていただきます

どうぞ お付き合いくださいませ (* ̄ー ̄*)

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  • 八塚春児 『十字軍という聖戦: キリスト教世界の解放のための戦い』 (NHKブックス, 日本放送出版協会, 2008年2月)

ウルバヌス二世が 第一回十字軍の召集を決めたとき

その狙いは何だったのか――

その意図を 推し量ろうとする文脈で

著者 八塚先生 は 次のように語る

その際、 重要な概念が、 「キリスト教世界 Christianitas」 観である。 これは全キリスト教徒の共同体であり、 キリストによって支配される普遍的で、 世俗の国家や民族を超越する単一国家である。 地上におけるキリストの代理人は教皇、 司教、 皇帝、 国王たち、 特に教皇はその筆頭である。 そしてこのキリスト教世界に自由を保障すること、 それがキリスト教世界の 「解放 liberatio」 という用語で表現され、 キリスト教徒の義務になる

76頁

 これは教会改革以降の教皇が積極的に主張した理念であった。 したがって、 「解放」 といっても、 それは当然教皇の下での自由を意味する。 それゆえ、 「キリスト教世界」 は 「カトリック世界」 と言いかえることもできるのだが、 もちろんその中に東方の諸教会を始めとしてあらゆるキリスト教徒を含むのである。 そしてまさに十字軍は、 このキリスト教世界の解放のためになされたのであった

76-77頁

 そう考えると、 ウルバヌスの意図として列挙したさまざまな政策も、 すべてその根底には、 共通して 「キリスト教世界の解放」 というものがあったことに気が付くであろう。 エルサレム解放が中心主題であったのか、 それとも彼の意向はもっと別のところにあったのかといった難問も、 それによって解決できるのである。 つまり、 エルサレムもビザンツも、 神聖ローマ帝国との闘争や平和運動も、 またスペインや南イタリア等で追求された宗主権政策も、 いずれもこのキリスト教世界の解放という大きな目標の一部であり、 すべてが有機的に関連するのである

77頁

叙任権闘争から十字軍へ この過程のなかで

どんどん形成されていく 「理念」 としての Christianitas――

教皇を中核にいだくキリスト教世界――

これはやがて 近代になり

《文明》 の 《理念》 へとつながっていくことになるだろう

  • 無抵抗主義から正戦論・聖戦論への無邪気な跳躍
  • 教皇権と皇帝権の分離と緊張
  • ローマ=ラテンとビザンツ=ギリシアの分離と緊張
  • イスラームとユダヤの排除と弾圧
  • ゲルマン人、ノルマン人ら異教徒に対する弾圧と布教
  • 正統による異端の排除と弾圧

Christianitas に織りこまれた これらの傾向は

近代へと どのような変容と展開をとげたのか

近代性は それらの傾向と どのような関係にあるのか――

南アジア研究を通じて宗教学をやっている私は

結局 こんなことを考えるようになっております

我ながら 何をやってるんだか・・・

素人仕事ですが ここをやらないと、 前に進めないのです

さらなる参考文献 探索中です

ご教示くださいませ (=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

Buddhi Prakash Panchang

気づいていただいた方も いらっしゃるかもしれませんが

Buddhi Prakash Panchang

というサイトを 新設。 記事に埋め込みをしております

▼ こんな感じ (↓)

"Panchang" は 「パンチャーング」 その意味は・・・

言っちゃうと面白くないので 伏せておきますね

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このブログでは

いろいろとイベントの紹介をさせていただいております

しかし、 ブログの性質上 それらは どうしても

バラバラにアップされ、 下の方に押しやられ

しまいには 見えなくなってしまいます

これでは・・・ 分かりづらいですよね

イベント一覧を パッと見てわかるようにしたいなぁ、 と

そんな工夫でございます

mixi との連動も考えましたが

Google Calendar を使ってみることにしました

動作 読み込みが 重くなったなど

ご意見ありましたら、 ぜひぜひお聞かせください m(_ _)m

2009年11月18日 (水)

統一教会の犯罪認定

久しぶりの 「連載 宗教学こぼれ話」 への投稿です

前の連続エントリもまだ 完結していないというのに (汗)

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ある授業で いわゆる 「カルト」 の話をしている

いろいろ説明し終わったら 学生さんが一言

なるほど 「カルト」 って 詐欺商法とかもやるんですね

これには ちょっとアセッた

いやいやいや それこそが 中心的な問題のひとつなんだよ

授業内で配布した資料では

  • オウム
  • マンソン・ファミリー
  • 聖神中央教会

などがとり上げられていて、 説明もそちらに偏りがちなせいだろう

殺人、 傷害、 ドラッグ、 人権侵害、 性的暴行・・・ などに

どうしても注意がむかってしまって

おそらくは 件数的には格段に多いであろう 金銭被害、 および

それに伴う 家庭内・親族間の問題が どうもうまく

印象づけられなかったようだ

このテーマの講義は さまざまな気遣いが必要で難しいなぁ、 と

ひとしきり 反省

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ということで・・・

誰もが知っていたのに 十分には断罪されてこなかった 「霊感商法」!

統一教会主導の詐欺商法に はじめて懲役刑が出された

という、 きわめて重大なニュースを紹介します

正確には 詐欺罪はまだ適用されたことがありません・・・

法律用語ではなく 日常用語の 「サギ」 です

「それって サギじゃん」 の 「サギ」 です

紹介は あえて 日本共産党機関紙 『赤旗』 より

これはもちろん、 統一教会と同党が

(最近は いろんな動きがあるのかもしれませんが)

対立というのをはるかに超えた、 怨讐といってもいいほどの関係

にあるからです

下に記事を切り貼りしておきます

その他の媒体での報道は こちらを参照してください

なお、 『赤旗』 は 「統一協会」 と書きますが

教団側は 「統一教会」 と書きます

正式名称が 「世界基督教統一神霊協会」 で

「協会」 なわけですが、 「教会」 なんかじゃない

こんなの 「協会」 だよ、 という批判側と

私たち立派な 「教会」 です、 という協会側――

つばぜり合いがあるわけですね

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そして二番目に テレビでもおなじみの 紀藤正樹弁護士

そのブログ記事も 紹介しておきます

impact  警察によるさらなる徹底捜査を希望する!「統一教会はなぜ霊感商法との関わりを否定する!」

紀藤さんは 「全国霊感商法対策弁護士連絡会」

主要メンバーのお一人でもあります

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<以下、 『赤旗』 からの記事転載につづく>

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【番組】 映画の中の宗教文化

シンポジウム 「映画の中の宗教文化」 ――

スカパーで 1時間番組 として放映されるそうです

井上先生より  下のようなメールをいただきました

お時間あれば ぜひご覧くださいませ

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去る9月20日に国学院大学で開催しました国際研究フォーラム 「映画の中の宗教文化」 (本科研共催)が、 下記のとおり、 スカイパーフェクTV!216ch (ベタ-ライフch) で放映されることになりました。 皆様の一日にわたる議論を1時間番組としてまとめたので、 大幅に短縮してありますが、 ポイントはおさえたつもりです。
無料チャンネルですので、 CSを受信できる方は見ていただければ幸いです。

井上順孝

スカイパーフェクTV!216ch (ベタ-ライフch)

11月19日 (木)  21:30~22:30
11月22日 (日)  21:30~22:30
 

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2009年11月17日 (火)

【映画】 バングラデシュのストリート・チルドレン

「very50」 主催の映画上映会

こちらは ネパールのドキュメンタリー上映会でしたが

もう一つ 今度は バングラデシュの映画

の上映会です

監督本人が登場し トークショーもあるみたいですよ

以下 当該ページの引用です

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【タイトル】 バングラデッシュ映画 『アリ地獄のような街』
【開催日時】 2009年11月28日 (土) 18:15〜20:55
【料金】 非会員: 1,300円 (学生1,000円)    会員: 1,200円 (学生900円)
【参加申込】: 11月27日(金) 23時まで
【場所】池袋 勤労福祉会館(池袋南口徒歩6分、池袋西口徒歩10分)

2週連続 (21日は Beneath Everest) で very50 となじみの深い国の映画を上映する機会をもつことになりました。

very50 が投資している Storymaker の渡辺大樹氏の講演会のときにも話がありましたが、 エクマットラ制作の映画 『アリ地獄のような街』 が09年11月から日本で上映が始まりました。

この作品はバングラディッシュの 「ストリートチルドレン」 にスポットを当て、 彼らがどのようにしてストリートチルドレンになっていくのか、 そしてどのようにして生活していくのかという現実をフィクションながら臨場感たっぷりに描いています。

監督であるシュボシシュ・ロイ氏はエクマットラの代表であり、 今回の映画を作成するに当たって様々な批判や困難を経験されましたが、 この映画を通じて人々に問題を提起し、 そしてその問題について考え、 その結果社会は変えることができるのだという強い信念を持って映画製作にあたってきました。

映画終了後にはシュボシシュ・ロイ氏が成田空港から直接会場にお越しいただき簡単な講演&交流ができる機会をつくりました。

ぜひともこの機会にバングラディッシュという国の現実を知り、 監督の思いを感じてください。

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◆上映作品: 『アリ地獄のような街』  http://www.arijigoku.net/      

◆日時: 11月28日 (土) 18:15〜20:55 (18:00 開場 )
               18:15-20:00 (映画上映)
          20:15-20:55(エクマトラ代表・シュボ氏講演)

◆場所: 池袋 勤労福祉会館 (池袋南口徒歩6分、 池袋西口徒歩10分)
       http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/

◆参加費: 非会員: 1,300円 (学生1,000円) / 会員: 1,200円 (学生900円)

◆参加方法: HPから お申し込みください。

◆申込締切: 11月27日 (金) 23時まで 

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<こんな方にオススメ!>

・バングラディッシュに興味のある方
・国際協力に興味のある方
・ストリートチルドレンの実態に興味のある方
・エクマットラ(very50投資先)に興味のある方

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【アニメ】 金光さま

<いただきもの>

金光教本部教庁製作のアニメDVD

  • 金光さま: とりつぎ物語

を 金光教東京センターさまよりいただきました

ありがとうございました m(_ _)m

「金光教立教150年記念アニメ」 とのこと

金光教本部のサイトには まだ情報があがっていないが

「金光教国際センター」 の方には 簡単な記事がありました

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金光教について 知りたい方には

  • サトウサンペイ 『ドタンバの神頼み』 (朝日文庫, 朝日新聞社, 1999年5月)

が お勧めです。 また

  • 渡邊直樹 (編) 『宗教と現代がわかる本 2008』 (平凡社, 2008年3月) 

所収のインタヴュー

  • 小川洋子  神様や仏様は私たちの伴走者として走ってくださる

も とても面白かったです (174-83頁, 聞き手: 千葉望, 撮影: 藤田庄市)

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老婆心ながら 学生の皆さんへ>

上の一冊と一記事ですが いずれもご信者さん

とくに 教団の信仰生活にピタリと合っている信者さん の

コトバであることには、 あらためて ご注意ください

批判 ではなくとも、 距離感を程よく保ってくださいね

難しいところですが、 授業でいつも申し上げているとおりです

2009年11月16日 (月)

小沢一郎の一神教批判

小沢一郎氏が 公的な場にて Photo

キリスト教とイスラームを 「排他的な宗教だ」 と切り捨てた――

この発言には 多くの反響がすでにあがっている

小原克博先生 のブログ まずは見ていただくとして

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ここではあえて 『クリスチャン・トゥデイ』 の記事を紹介します

http://www.christiantoday.co.jp/main/society-news-969.html

もうひとつ、 こちらもメジャー・メディアとはまだまだ言えないが

個人的には応援している 『ジャンジャン』 より

http://www.news.janjan.jp/government/0911/0911123018/1.php

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この発言を批判するときには

政治的な計算高さが尋常ではない小沢一郎氏が

あえてこれを語っている という点に注目を要する

つまり、 この発言は “支持をあつめる” 可能性がある

“民主党政権の基盤固めになる” 可能性がある

“票になる” 可能性がある、 ということだ

侮ってはいけない!

「一神教が排他的」 などという物言いは

現代日本において 実にありふれている

こんなことは あちこちで 当たり前のように語られていることだ

もちろん 僕はそれに真っ向から反対するけれど

それにしたって それは 日本の宗教言説の正当なる一部だ

【メモ】

「ヒンドゥー・ナショナリストの一神教批判」

小沢氏のそれは もうマッタクもって そっくりなのであります

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リンク: 小沢氏の宗教観に波紋.

LOS NINOS DE FUERA @ LUCIANO

<ただ好きな音楽を紹介するだけのコーナー>

J-WAVE の OTOAJITO

石野卓球さん が 紹介 絶賛していた (091114)

2009年11月15日 (日)

【映画】 ネパール内戦とは

前便にて紹介した 「very50」

ネパールのドキュメンタリー映画

の上映会を 告知しています

日時: 11月21日(土) 18:00〜19:50(: 開場 上映時間93分)

場所: 池袋 勤労福祉会館(池袋南口徒歩6分、池袋西口徒歩10分)
    http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/

参加費: 社会人:1,000円 / 学生800円

参加申込: 第1次締切 09年11月19日(木)23時まで
        very50 HP より申し込み

上映後には 「very50」 自身が走らせた

ネパール・プロジェクトの報告会 もあるそうです

「MoG in Nepal−2009 報告会」

日時: 2009年11月21日(土) 20:00-21:00

場所: 池袋 勤労福祉会館(池袋南口徒歩6分、池袋西口徒歩10分)
    http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/

参加費: 無料

参加方法: 申し込み不要です。(どなたでも参加ください!)

プレゼンター: 2009MoGネパールプロジェクト参加者  

以下 当該ページの引用です

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http://very50.com/detsdl.php?type=2&id=327

【講義タイトル】 ネパール映画・『BENEATH EVEREST −Nepal Reborn−』
【開催日時】 2009年11月21日 (土) 18:00〜19:55
【料金】 1,000円 (学生800円)    MoG参加者は無料
【参加申込期限】: 第1次締切 09年11月19日 (木) 23時まで

「暴力を伴う社会変革は許されるのか?」

ネパール政府軍と共産党毛沢東主義派 (マオイスト) とのネパール内戦を取り扱ったドキュメンタリーフィルムの上映会を11月21日 (土) に行います。

ネパールはvery50にとって大変縁が深く (Storymakerのクリシュナ氏、 MoGプロジェクトなど)、 10年間の内戦から抜け出したばかりの非常に興味深い国です。

今回、 この10年に及ぶ知られざるネパール内戦から、 「暴力 : 改革」について深く考えていただくきっかけとして映画を上映します。

この映画はネパール人監督の Tulsi が4年の歳月をかけて作成した力作です。 すでに世界中でも上映を開始しており、 ドイツで2番目に大きい映画祭においてはドキュメンタリー部門で2200の映画から14の秀作の一つに選ばれています。 (大賞決定は11月中ごろ) その他、欧州、米国などで次々と上映が決定しています。
(※公式HPから予告編<英語のみ>がご覧になれます。)

世界に数々の映画が生み出されていますが、 ”ネパール内戦” を取り扱った映画は非常に珍しくおそらく映画という形では初ではないかと思います。

ぜひこの機会をお見逃しなく!

〜あらすじ〜 (HPより邦訳)

毛沢東主義の兵士が朝日を迎えながら準備運動をするヒマラヤ山脈の奥深くから、 変化を求める爆発的な活動が街路を支配する都心まで、 ネパールの人々はそれまで想像もできなかった瞬間を数多く経験した。

240年間も続いた君主政治から共和国へと歴史的変革を遂げようとする暴動と反乱の絶頂を迎えたネパールを4年間に渡って撮影し続けた "Beneath Everest" は、 ネパールの10年戦争における草の根の現実をそのまま映し出している。

この映画は終わることのない ”暴力” を強く疑問視し、 それを正当化しようとする者たちに挑戦状を突きつける。

自身がネパールを母国とする監督は、 この映画を通じて、 恐怖に怯え沈黙を守り続けるネパール人たちに自らの経験を語ることを勧め、 ネパールが平和に向けた長い道のりを歩み始めた今こそ、 自分たちの恐怖、 偉業、 そして希望について熟考する機会を与えようとしている。

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◆上映作品: 『BENEATH EVEREST −Nepal Reborn−』 (日本語字幕)
            http://beneath-everest.com/

◆日時: 11月21日 (土) 18:00〜19:50 (開場 上映時間93分)

◆場所: 池袋 勤労福祉会館 (池袋南口徒歩6分、 池袋西口徒歩10分)
      http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/

◆参加費: 社会人:1,000円 /学生800円    ※MoG参加者は無料

◆参加方法: HPからお申し込みください。

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<こんな方にオススメ!>

・ネパールに興味のある方
・国際政治を学んでいる方
・国際協力に興味のある方
・内戦など民族紛争解決に興味のある方

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<報告会について 下につづく>

続きを読む "【映画】 ネパール内戦とは" »

very50

mixi で知って 注目している団体

very50

できたばかりで NPO法人申請中

国際協力/社会企業系のNGOです

学習プログラム 「very50 College」 を走らせる一方

国際協力プロジェクト、 国内社会活動の実践も

僕個人との関連では 

ネパール での農村プロジェクトをもっていることや

バングラデシュ とのつながりもあること

(ラオス、 カンボジアにも 活動を展開予定だそうです)

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僕自身 まだ会員にはなっていませんが

ぜひ覚えておきたい集団ですので

一本 エントリを作ることにしました

皆さんもぜひ 先方サイトを 一度訪れてみてください

アラサーの気合ってもんが 伝わってきます

誰ですか 日本はもぉダメだって言ったのは!

2009年11月14日 (土)

アメリカの公共宗教

<読む本>

大谷栄一さんのブログ 「Murasakino Calling」

こちらのエントリで

  • 藤本龍児 『アメリカの公共宗教: 多元社会における精神性』 (エヌティティ出版, 2009年11月)

という本が出たのを知りました

これは 面白そう! 読もうと思いました

しかし… インドの本が読めん… 時間が 時間が…

【シンポ】 日本の宗教団体とその政治活動

アメリカの L君 (この9月から 准教授に就任) から

次のシンポと講演会の情報をいただきました

2009年11月19日 朝9時半~ の開催

全然知らなかったですが、 これは行かねば!

なのですが、 ちょっと忙しい日なので 難しいかもしれない…

予定が調整できれば、 参加させていただきます

それにしても L、 就職おめでとう!!

プログラムは

  • 09:30-17:45 シンポジウム
  • 18:30-20:00 フォーラム (講演会形式)

の二部構成になっているようです

日時は 2009年11月19日 朝9時半~ 

場所と主催は 「ドイツ-日本研究所」 @四谷/赤坂

参加のためには 事前申し込みが必要とのことです

使用言語は日本語と英語で、 日英通訳がつくそうです

以下、 趣旨とプログラムを 転載します (一部改訂)

詳しくは 各リンクから 先方サイトをご覧下さいませ

僕なんかには ドンピシャの企画です!

<下につづく>

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続きを読む "【シンポ】 日本の宗教団体とその政治活動" »

2009年11月13日 (金)

芸術と聖なる学問

こちらのエントリで チョロッと触れた

  • カレン・アームストロング 『狭き門を通って: 「神」 からの離脱』 (たかもりゆか訳, 柏書房, 1996年4月)

私は神秘主義の研究に引き込まれていったが、 修道院での日々の瞑想のあいだには一度も神秘体験を経験したことはなかった。 しかし時として研究に打ち込んでいるとき ――自宅の机の上であるいは英国図書館の机の上でも―― かすかに輝く、 神の超越性としか表現しえない何かを経験することがある。 それはほんの一秒の何分の一かの、 ごくごく一瞬の出来事ではるが、 しかしその一瞬の中に、 人生にはある究極的な意味と価値があるのだという感覚を与えてくれるのだ。 そしてその感覚は崇高な音楽や霊感を与えられる詩の中に同じように感じ取られるものなのだ。 なぜ芸術や音楽がこのような力をもっているのかを説明できないのと同じように、 そのあるものの特徴を記述する方法はない。 それはある神託や競技の中に要約することは不可能なものなのだ。 私の心を捕らえているものは、 ベネディクトの修道者が呼ぶ 〈聖なる学問〉 なのである

viii頁  傍点は太字で示した

ジュニャーナ・ヨーガ というよりも

《聖なる学問》 のほうが わかりやすいよなぁ

学問をやりつづけていると たしかに そのような体験を

得ることが 僕にはある

他の方にもあるのかどうかは知らないが

アームストロング博士には あるようですね

芸術体験と 学知体験――

文学者でもある博士は それらに同じものを見いだす

さらには 神秘体験にも

イーココロ! 500円

右サイドバーの 「イーココロ!」

500円 達成を確認しました happy02 paper

前回からして かなり早い 100円募金です

今後とも ワンクリック、 ツークリック、 スリークリックをば

よろしくお願い申し上げます

ポチッとな              さんくす ♪(o ̄∇ ̄)/

2009年11月12日 (木)

火事場から走り出した座敷童

AERA (2009.10.19 号) に

「座敷わらしが出る温泉 spa」 炎上現場で
「着物の小僧」 目撃情報
伝奇に満ちあふれた温泉郷で起きた火事だけに、 伝説が伝説を呼ぶ。
火災の原因は不明だが、 人びとの想像は膨らむばかりである。

という記事が載った (26頁)

記者は 「編集部 井上和典」 さんとある

緑風荘―― 岩手県二戸市にある旅館で

「座敷わらしが出る宿」 ということで知る人も多い

2009年10月4日、 その緑風荘が ほぼ全焼した

「ボイラー室から煙が出ていた」 とのこと

ここまではご存知の方も 多かろう

で、 AERA の記事である

ところが、 敷地内にある小さな神社だけは、 不思議と火の手から逃れた。 ここには、 南北朝時代に6歳で病に倒れた南朝方の落人の男児、 亀麿が祀られており、 槐の間に現れる座敷わらしの正体とみられてきた。 地元の人が声を上ずらせながら言う。

ルビ省略。 以下同様。 ただし 「槐の間」 は 「えんじゅのま」

「火事で大焼けしてるっていうのに、 着物の小僧がこの神社に逃げ込んだのを見たっていうよ」

小さな温泉街には、 この話が瞬く間に広まった。 近所の旅館関係者は、 当日の宿泊者が全員無事だったことに安堵する。

「不幸中の幸いとして、 一人もお亡くなりにならなかったのは、 座敷わらしのおかげかな?」

ところで 座敷わらしとは “何” か

「妖怪」? 「もののけ」? 「精霊」? 「妖精」?

記者の 井上和典さん が選んだ概念は 「神霊」 だ

座敷わらしとは、 東北の旧家で語り継がれている蔵や家に住み着く神霊のこと。 幼い子どものような風貌をしているという

ルビ省略

こうした 「神霊」 にまつわる語りと観念を、 この記事は

「伝奇」 「伝説」 あるいは 「逸話」 「エピソード」

さらには 「想像」 などの概念で 一般化する

現代日本の 《宗教と世俗のあいだ》 を代表する公的言説の一例だ

2009年11月11日 (水)

十字軍と聖戦

<読むべき本>

  • カレン・アームストロング 『聖戦の歴史: 十字軍遠征から湾岸戦争まで 』 (塩尻和子・池田美佐子訳, 柏書房, 2001年3月)

を読んでるんです、 と 専門の先生にお話したら

あぁ アームストロングですか… まぁ あれは… ねぇ…

と いかにも歯切れが悪い。 僕としても

まぁ そうなんでしょうね。 歴史学者ではないですからね

僕としてはですね、 現代のパレスチナ/イスラエル問題

エルサレム問題こそ 宗教学者の中心的課題

中国宗教史やってようが、 インド宗教史やってようが

近代批判に踏み込まざるをえない宗教学としては

ユダヤ教・キリスト教・イスラームの問題に ゼッタイに

目配りがほしいんですよね。 それで勉強してるんです

何か ほかにいいの ありますか?

とお聞きした

先方がすかさずお薦めくださったのが

  • 関谷定夫 『聖都エルサレム: 5000年の歴史』 (東洋書林, 2003年10月)

ただし 笑っちゃうほど バカ高い!!!

さらに、 歴史学プロパーのガッツリした作品として

  • 八塚春児 『十字軍という聖戦: キリスト教世界の解放のための戦い』 (NHKブックス, 日本放送出版協会, 2008年2月)

も読んでほしいなぁ、 とのことでした

なかなか時間がないんですが、 必ず読みます!

ありがとうございました

Private Eyes @ Hall and Oates

<ただ好きな歌を紹介するだけのコーナー>

違います、 チャゲアスより 全然前 (のはず) です

ラジオでかかっていて なつかしいなぁ、 と

この辺りが 甘酸っぱい青春時代だという…

2009年11月10日 (火)

先端医療技術と人の心

脳死と臓器移植、 遺伝子操作――

こうした先端医療技術は もはやわれわれの現実の

完全なる一部だ

次のような一般向け映画が公開されているのが その証左だ

後者の原作は 大ヒットの少女マンガだそうですね

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クローンは まだ近未来ということなのだろうが

それもやがて 僕らの日常に食い入ってくるだろう

死生観や生命倫理というと いかにも堅苦しいが

要するに 僕らの大切にしているものを 揺るがす

そしておそらく それすらも 僕らは消化していくのだが

消化不良になって ひどい下し腹になるか

腸閉塞を発症して 大手術にのぞむはめになるか

はたまた… そのあたりは 当面不透明なままだ

国の事業仕分け 一般公開です

後便 「事業仕分けの先駆者」 は こちら

さらにその後便 「国の事業仕分け ネット中継」 は こちら

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国の事業仕分けが 一般公開されるそうです!

東京近郊にお住まいの方

これは 他では得られない 好機ではないでしょうか

【構想ニッポン】メーマガ で送られてきた案内を

一部改定のうえ ご紹介いたします

普段は 完璧な文面のこのメーマガ――

今回は誤字脱字とか 体裁が整ってないとか (笑)

いいんです!!

仕事 やってるんですね、 構想ニッポンさん!!

大変 好感をもちます!! がんばれ がんばれ!!

(問い合わせ 電話番号は 削除しました。 あしからず)

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国の事業仕分けのご案内

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既に広く報道されていますが、 構想日本が行ってきた事業仕分けが、 政府の行政刷新会議に取り入れられました。 刷新会議の事務局長に構想日本代表加藤が就任し、 国の約450事業の仕分けが、 3つのワーキンググループで約80人の 「仕分け人」 によって行われます。

事業仕分けの原則どおり、 一般公開ですので、 国の主な事業に関する議論を是非傍聴してください。 日本の大掃除、 ここから日本が変わる、 という時、所にお立ち会いください。

≪開催概要≫

【開催日】

2009年11月11日(水)、12日(木)、13日(金)、16日(月)、17日(火)
<以上第一弾>

2009年11月24日(火)、25日(水)、26日(木)、27日(金)
<以上第二弾>

【時間】   9:30~18:30(予定)

※事前の登録は不要で入退室自由。
※入室時にセキュリティチェックが行われますので、
  身分証明書等本人の確認ができるものを持参してください。

【開催場所】

独立行政法人国立印刷局市ヶ谷センター
東京都新宿区市谷本村町9-5

※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
http://www.npb.go.jp/ja/guide/soshiki/ichigaya/index.html

○詳しくは、内閣府行政刷新会議事務局ホームページをご覧ください。
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/wk-grp.html

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*お問い合わせ:構想日本 西田 
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現代インド地域研究

「現代インド地域研究」 というプロジェクトが あります

今年度が準備期間で、 来年度から本格稼動します

インド中心になっちゃいますが 南アジア地域研究の拠点づくり

継続的で 若手研究者の育成に役立つ、 そんな拠点づくり――

これが 目標です

サイトのトップ頁には 全国各地で開かれる研究会や講演会

その他の企画が 紹介されています

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インドと南アジアは 今後ますます重要性を増していくでしょう

(たとえば パキスタンは ゼッタイにはずせません!)

日本では なかなか注意がいかない地域ではありますが

皆さま、 どうぞ こちらのサイトをチェックしてみてくださいませ

継続的にウォッチしていただければ

研究者たちが何をやっているか、 その全体像が

おぼろげながらも お分かりいただけると存じます

インド、 南アジアを よろしくお願いいたします m(_ _)m

2009年11月 9日 (月)

『文化の政治と生活の詩学』 & 『旧植民地における日系新宗教の受容』

こちらのエントリで ちょっと触れましたように

第五回 (財) 国際宗教研究所賞 (2009年度) が発表され

去る2009年11月7日 授賞式がおこなわれました

公式サイトには まだ情報がアップされていませんが

【追記】 アップされました catface paper 10:24_091124 確認

正式な場であったので ここに紹介させていただきます

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本賞の受賞作は

  • 長谷千代子 『文化の政治と生活の詩学: 中国雲南省徳宏タイ族の日常的実践』 (風響社, 2008年1月)

なお、 この作品は 日本宗教学会の 学会賞 (2009年度)

とのダブル受賞です! すごい!

そして、 奨励賞 受賞作は

  • 寺田喜朗 『旧植民地における日系新宗教の受容: 台湾生長の家のモノグラフ』 (ハーベスト社, 2009年3月)

でした

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会場にて 両方とも買い求めました

少しずつ読んでいきたいと思います

お二方 本当におめでとうございました

私事で恐縮ですが、 この賞は

僕の人生にとって きわめて大きな転換を画すものでした

長谷さんご自身、 受賞スピーチのなかで

「高学歴ワーキングプア」 というコトバを使っておられました

彼女の思いは 僕にとってまったく他人事ではありません

若手研究者の経済的苦境、 将来不安――

それはもぉ とっても深刻なんです!

受賞のお二人はもちろん、 がんばっている皆さんに

心からのエールを送りつつ

皆さんの支えとなれるような制度を 今は定職につけた僕自身

責任をもって作り出し 担わねばならない、 と

決意をあらたにした次第です

そして 受賞作の単行本化も… (汗)

ご関係の皆さま> ご迷惑をかけてばかりで すいません m(_ _)m

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あらためて 長谷さん、 寺田さん おめでとうございます

そして 皆な! がんばれ!

【研究会】 日本女子大学史学研究会 大会

私の所属学科にて 毎年行われている研究大会です

大学の学部学科は こんなこともやっておりますです

ご関心の皆さま ぜひご参加くださいませ

なお、 会員でない方で ご参加いただける場合

あらかじめご連絡いただけると 事務局は大変助かります

ご協力 お願い申し上げます

<以下、 担当大学院生 Tさんからの連絡、 一部改定のうえ切り貼り>

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●第48回日本女子大学史学研究会大会のご案内●

日本女子大学史学研究会では、 第48回史学研究会大会を下記の通り開催いたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

日時: 2009年12月5日 (土) 午後1時30分~

場所: 日本女子大学目白キャンパス 新泉山館国際交流センター大会議室
(キャンパスマップ: http://www.jwu.ac.jp/unv/about/campusmap.html#mejiro

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―― 研究発表 (午後1時40分~)

「敗戦直前期における疎開政策の展開」 (仮)
高橋未沙氏(本学大学院博士課程後期在学中)

「近代ドイツにおける中東産絨毯の流行とオリエンタリズム」 (仮)
田熊友加里氏(本学大学院博士課程後期在学中)      

―― 公開講演(午後3時30分~)

「『国王の宮廷』 と 『王妃の宮廷』 ―13世紀後半イングランド国王夫妻の大陸巡幸―」 (仮)
加藤玄氏(本学文学部史学科准教授)

「エジプト製糖技術の中国への伝播」
佐藤次高氏(早稲田大学文学学術院教授、イスラーム地域プログラム代表)

―― 総会 (午後5時50分~)

==========

大会終了後、 午後6時30分より桜楓会館にて懇親会を行います。
事前申し込みは不要ですので、 どなたでもご参加頂けます。 (会費は3000円です)

お問い合わせは、 日本女子大学史学研究会までお願いいたします。

〒112-8681文京区目白台2-8-1
TEL 03-5981-3581(文学部史学科中央研究室)

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2009年11月 8日 (日)

【報告】 現代宗教と対話の精神

こちらのエントリでお知らせしてあったシンポジウム

無事 開催されました

ご登壇、 ご参加の皆さま、 ならびに事務局の皆さま>

ありがとうございました。 お疲れ様でした

私のコメントを 公開させていただきます

ご笑覧くださいませ

Prsc__

漠然とした枠組みだけ あらかじめ作っておいて

シンポの壇上で アドリブで バチャバチャと仕上げました

其の節では 事務局に ご負担をかけました。 すいませんでした。 適切にして迅速なご対処、 ありがとうございました

読み返せば 不十分なことばかりですが

“ライブ感” を楽しんでいただければ、 と思います (笑)

パワポ(.ppt)ファイルですので 箇条書きばかり

口頭で説明したところが多いので、 これだけをご覧になると

つながりが分からないところが目立つでしょう。 が

これも アドリブ/ライブの妙味なんだろうと ご理解くださいませ

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当日 「国際宗教研究所賞」 の授賞式もありました

この賞には 個人的な思い入れがありますので

別エントリにて あらためてご紹介させていただきます

【講演会】 パキスタンの現状

南アジア系メーリス 「SAAF」 にて

下記のお知らせが 流れてきました

パキスタンの現状について 突っ込んだ話が聞けると思います

わが国の外相も 「パ」 国を訪問したばかりなわけですが

申し上げるまでもなく、 パキスタン情勢は

アメリカの外交軍事政策の行く末を 大きく左右しています

この意味で いま 不幸な形で 世界情勢のキーとなっています

お知らせするところの 「講演会」 ――

「南アジア研究者」 について参加自由とのことですが

もしかしたら 一般の方も ご参加いただけるかもしれません

(とくに 他大学の学生さんなんか いいんじゃないでしょうか)

ただし、 広瀬崇子先生 の通常授業の一環ということなので

あらかじめ 連絡を入れておくのが 必須です

(元のメールに 連絡先は書いてありませんでした。 あしからず)

とても貴重な機会ですので

皆さまに広くお知らせする次第です

<以下 いただいたメールを切り貼り>

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南アジア研究者の皆様

下記の要領で講演会を開催いたします。 ふるってご参加ください。 広瀬崇子

日時: 2009年11月25日 (水) 4時限  2:50~4:20
場所: 専修大学7号館 731教室
講師: 駐日パキスタン大使 Noor Muhammad Jadmani
演題: 「パキスタンのテロとの闘い」
言語: 英語 (日本語通訳つき)

世界中を震撼させた9.11同時多発テロから8年、 アフガニスタンではタリバーンが復活し、 また隣国パキスタンでもイスラーム過激派によるテロ活動がエスカレートしています。 こうし中、 パキスタンは本年テロとの闘いを強化させました。 現在FATAでの激戦が続いています。 そこで今回、 ヌール・ムハンマド・ジャドマニ・パキスタン大使から、 パキスタンのテロとの闘いの現状、 問題点、 国際社会への期待などについてお話いただくことになりました。 専修大学の私の授業の一環ですが、 一般に公開されており、 どなたでも参加できます。

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2009年11月 7日 (土)

地方ができること/すべきこと

前便 よりのつづき です

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mika さん>

半日 間をあけてしましまして、 失礼しました

つづきを書かせていただきます

自分の田舎のことを想定しつつ

できるだけ一般的なコトバで 書いてみます

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地方ができること、 すべきこと――

それについての 「知恵」 ということでした

「知恵」 までは 到底いきませんが、 とりあえず

考えていることを 書いてみます

結論を先に言ってしまえば、 僕の提言の根本は

できないことは何か、 引き時がいつか 自ら見極める

ということになります

こうした見極めは、 言うまでもなく 最終ラインということになります

このラインが引けていないことが 地方の苦境の根本にある

と僕には思われるのです

しかしもちろん その前には たくさんの前段階があります

mika さんには すっかりご承知のことばかりとは思いますが

あくまでも 最後のところにたどり着く道程として お付き合いくださいませ

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【初期条件】

  • その地域の物理的な特性、 歴史的な資産

港町で有機農業による村おこしはできない、 と

そんな単純なことを言っているにすぎません

一方、 歴史というのも そんな大層なことではなく、 たとえば

鹿児島であれば 台湾や沖縄との交易と交流の歴史――

これは 資産でしょう

他地域との連携、 情報交換の実績――

これも 資産でしょう

これらについて、 各地域ごとに 初期条件があると思われます

資産と思われていないものも実は資産… ということも

しかし、 それを見いだすのは かなり偶然の条件によるし

何より 人材の問題でもあります

制度が自動的にそれを見いだす ことはないでしょうから

  • リーダーの在不在、 およびその質

優秀な (いろんな意味で優秀な) 人材の在不在――

これは もちろんあるわけですが

リーダーシップ構築の全体的な環境 ということでもあります

集団的な指導体制でもいいわけですね、 別に

合意形成の経験を積んできているところでは

リーダーが排出しやすいし、 働きやすい

で、 どんな指導体制なのか、 その質も問われますね

合議制なのか、 パトクラ的なのか

独裁的なのか、 市民的なのか――

地域ごとに特性があると思われます

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【中長期的な見通し】

  • 経済機会は どこでも軒並み狭小のまま

地方に限りません。 東京でもビジネスの成功は至難です

新しい産業の誘致 開発は 不可能ではないでしょうが

いろいろな条件がそろわないと いけません

(くり返しますが、 東京でも同じです)

そもそもからして難しいことに取り組む――

そういう現状認識がないと 単なる 《火の玉特攻》 になってしまいます

  • 少子高齢化は 絶対に避けられない

上のことを継続させる要因の 第一はこれですね

人口が減ります。 税収が減ります

補助金や公共事業費は 減ります

(地方債の発行をやめるというのであれば、 ですが)

この影響は 当然 地方により強く、 より早く出ます

  • 日本の競争力は 相対的に低下する

これも 経済機会の狭小化の根本要因 その2です

賃金、 インフラ費、 輸送費、 原料費、 要するにコスト高

国際的な比較のうえでのコスト高が その原因です

これは、 資本主義国家で 避けられない現象です

しかも ひっくり返らない流れです

外国新市場へのルートをもった企業体だけが 生き残ります

(若者を早く 早く 海外に出やすくしてやらねば…)

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【やれること/すべきこと】

  • 村おこし/町おこしの経緯を総括する

90年代初頭から 各種の施策がなされてきました

もう20年にもなります

何をしてきたか してこなかったか、 各地域で

ちゃんと総括するべき段階だと思われます

シビアにやらないといけませんが、 なかなか難しいでしょうね

その上で 二つのオプションがあります

この双方 (!) を 同時に (!) 走らせるのが

現実的な マネージャー/リーダーの役目だと思います

(そういう役目を担う人すらいないとなると なかなか…)

<下につづく> 

続きを読む "地方ができること/すべきこと" »

2009年11月 6日 (金)

地方の動きをどう見るか

こちらのエントリでの mikaさん のコメント へのお返し――

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mika さん>

残念な現状を まずは強調して書いてみたいと思います

地方の方々の40代半ば以上の人たちに 僕がお会いしてみると

(僕の生活上でつながり深い松戸や大阪なんかも同じですが)

声の大きい人、 というのがいますね

以前と変わらぬ手法での利益誘導をおこない

儲けた小金を 地元のスナックやパチンコで あらかたすってしまう――

あるいは 車、 あるいは 時計に費やす――

そういう人たちのことです

倹約による資本蓄積をしないのですから、 「資本家」 とすら呼べない

こういう方がた――

あるいは 農協の利権にあぐらをかいて

バス旅行でノホホンとしている農家の方がた (高齢者もいますね) ――

こういった人たちの利権、 本人らの自覚では

悪気ない 朗らかな現実肯定 と 必死の営業努力

このありのままの日常力学、 および

陰に日向にうごめく 上手だったり下手だったりする利益誘導の策動 が

一部知事らの動きの背後にある、 と見えます

そういった知事らも 単純に愚か ということではないでしょう

旧来型の利権配分構造 以外の 経済基盤を

代替的な 代わりとなる経済構造のあり方を 示せないので

あるいは 考える術もないので、 デカイ声に負けているのでしょう

もう一方の 「あきらめ」 がもちろん声にならないわけですから

デカイ声の優勢は なおさらでしょう

言うまでもなく、 僕には ここに希望の 「キ」 の字も見いだせません

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地方の方がたが 変革を求めているのは 事実ですね

私の出身地である鹿児島ではそうでもありませんでしたが

今回の選挙に際し 地方で 民主党支持者が激増したのは

まさにその証左ですね

さて、 次のステップは、 そういう意識の方々が

「声の大きい人たち」 とその利権誘導構造を どう塗り替えていくか

なのだろうなぁ、 と思っております

子育てのプレッシャー、 就職難のプレッシャー

失業の恐怖、 倒産の恐怖 等などにさらされた上で なお

今次選挙での 「変革」 の機運を 保てるかどうか――

この点を見てから 地方の動きというのを評価すべき、 と思うのです

今回の投票行動が 僕らの日常生活に何をもたらすか――

それはまだ明らかになっていないわけですから

そういう慎重な姿勢を 僕としては 保っておきたいのです

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そして問題は ではどうすればいいのか…? という知恵ですね

それをはっきり言えれば、 僕も 東京で大学教員なんかしてないで

さっさと政治家にでもなるんですが… (汗)

とりあえず 客観的な条件から やれること/やるべきことを

ある程度は 絞り込むことだけはできそうです

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エントリとしては すでにかなり長くなってしまいました 

すいません、 とりあえず ここで中断させてください

もう一日 お付き合いいただけますよう

<つづく>

2009年11月 5日 (木)

20世紀型の価値観の転換

前便 に引きつづき

AERAでの 高村薫の連載 「平成雑記帳」 2009.10.12 号より

鳩山首相の国連総会での演説をうけての記事です

日本が生き残るために、 真剣に国際社会を見渡す時代になったとつくづく思う。 温室効果ガス削減と核軍縮の理念がもつ意味は、 二十世紀型の経済成長を続けて大国への道をひた走るアジアに対して、 日米欧が率先して価値観の転換を図ってゆくことの表明にある。 地球と人類の未来のために重要というよりも、 GDPと市場規模と軍事力だけがものをいう世界に歯止めをかけるために重要なのだ。 新政権にそこまでの意思があるのかどうかは不明だが、 さて、 強靭な意志と知恵をもって世界と相対する日本となれるか

63頁 ルビは省略

正直、 ありふれた論説なんだろう きっと

とてつもなく斬新ということは まったくない

しかし、 この堂々たる言葉は 僕らにとって財産だ

軸であり、 礎だ

【再告知】 現代宗教と対話の精神

こちらのエントリでご案内いたしましたように

今週末 土曜の午後

「現代宗教と対話の精神」 というシンポジウムがあります

会場は 大正大学  主催は 国際宗教研究所です

私も コメンテータとして参加させていただきます

皆さま どうぞお越しくださいませ

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<以下 いただいたメールの転載です>

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
国際宗教研究所では、 公開シンポジウム 「現代宗教と対話の精神」 を下記の要領で開催いたします。
参加ご希望の方は、 国際宗教研究所にメール (info@iisr.jp) かファックス (03-5373-5855) でお申し込みください。

日時:  2009年11月7日 (土) 午後1時~5時半 (終了後、 懇親会あり)
場所:  大正大学1号館2階大会議室 (東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
(都営地下鉄三田線西巣鴨駅徒歩2分/JR埼京線板橋駅徒歩10分)

【パネリスト】 (50音順)
金子昭 (天理大学おやさと研究所教授)「宗教対話は開かれた 「他流試合」 で―― 宗教人間学からの提言」
杉谷義純 (大正大学理事長・前世界宗教者平和会議日本委員会事務総長) 「世界の諸宗教対話の潮流と日本宗教者」
田中恆清 (石清水八幡宮宮司・神社本庁副総長・京都府神社庁庁長) 「日本人の信仰の源流―― 神も仏も」
ムケンゲシャイ・マタタ (オリエンス宗教研究所所長) 「出会いから始まる対話と諸宗教の神学」
本山一博 (玉光神社権宮司) 「宗教的探求としての宗教対話―― 新体験主義」

コメンテーター:  近藤光博 (日本女子大学准教授)
司会:  島薗 進 (東京大学・国際宗教研究所所長)

【シンポジウム趣旨】
国際宗教研究所は1994年から脇本平也理事長の下、 新たに活発な活動を開始しました。 以後、 15年間、 主として脇本前理事長の時代に行われた活動は、 さまざまな宗教団体や宗教伝統の間の、 また宗教教団や宗教伝統と現代社会や市民との間の対話を促進したいという願いに基づくものでした。
これは世界的にそのような気運が高まり、 日本社会においてもそのようなニーズが強まっているという認識に基づいたものでした。 その後、 国内ではオウム真理教事件が起こり、 国際的には9.11の同時多発テロやその後のイラク戦争などが起こり、 宗教をめぐる対話の必要性の認識はますます高まっていったように思われます。 実際、 この15年の間に日本の宗教教団や宗教伝統の継承者たちは、 さまざまな形で対話の精神を発揮すべく努めてきました。 1990年代から2000年代にかけて、 宗教に関わる対話の試みは全体として格段に増大するとともに、多様化し複雑化しているとも言えましょう。
このシンポジウムでは宗教をめぐる対話の試みに参加し、 あるいは関心を寄せて来られた方々にご登壇いただき、 現代宗教が試みてきた対話の意義、 その可能性、 あるいはその問題点について論じようとするものです。 同時に、 国際宗教研究所のこの15年間の活動をふり返り、 今後の指針を得るよすがともなることを願っています。

国際宗教研究所ウェブサイトの案内ページ
http://www.iisr.jp/news.htm#sympo

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2009年11月 4日 (水)

地方の民のはかない夢

AERA での 高村薫さん の連載 「平成雑記帳」

以前にもとり上げたが、 やはり冴えてるぞ 高村薫!

2009.11.2 号 (第113回, 69頁) のタイトルは

繁栄を仰ぎ見た地方のはかない夢の跡。

地方路線の統廃合は地方経済立て直しの一歩だ。

地方の空港と航空便路線についてのコラムでした

【宣伝】  朝日新聞、 その他の購読申し込みは こちら から

地方の人たちの 「夢」 ――

土建国家の既得権益の構造に寄りそう 地方民の 「夢」 ――

この狭い日本に、 九〇もの空港があるそうだ。 どの自治体も、 初めから採算が取れないことを承知で用地取得に莫大な費用を投じ、 滑走路建設で地元の土建業者を潤し、 定期便がなくtもまずは空港ありきでやってきたこの光景は、 地元企業と政治家の無謀な利益誘導の結果と言う以前に、 繁栄を仰ぎ見た地方全体のはかない夢の跡というほかはない

ルビは省略

あらためて、 次のように問いかけられます

さてしかし、 そもそも地方空港は、 私たち住民にとってどんな存在だっただろうか。 たとえば、 繁盛していようが閑古鳥が鳴いていようが、 離発着の安全性と騒音の関係で、 周囲の開発ができない困った代物ではなかったか。 空港のおかげで周辺地域は住宅地になれず、 商業圏にも観光地にもなれない。 都市部ならせいぜい工場地帯か倉庫街。 地方なら、 離れた観光地へ通じる道路をつくるぐらいだろう。 羽田も成田も、 空港自体は繁盛しているが、 周辺は商業圏にさえなっていない。 空港は出来たものの、 利用客や航空会社が地元に落とすお金は少なく、 将来の開発もできないとなれば、 地元の住民はむしろ体よく土地を奪われているだけではないか

続きはこうなります

これから地方が地場産業で立ってゆくとき、 道路と鉄道があれば十分ではないか。 今世紀末には人口が半減するこの国で、 地方都市間を定期便が盛んに飛び交うという想像は難しい。 …… あれば便利な飛行機だが、 ほかにも移動手段が揃っている国内で、 地元の住民が頻繁に使うわけでもない空港を、 どうして借金をしてまで抱えていなければならないものか

ルビは省略

最後の結論は 田舎出身の僕には まったく納得できます

空港という棚の上のぶどうは、 地方が手に採るときには酸っぱい実になっている。 地方はそろそろ夢から覚め、 みんなで早めに損失の処理を考えるときである

「夢からさめ」 ること!

田舎に行くと 若い人たちもまだ この 「夢」 からさめていない

物理インフラが 自動的に お金を落とすという幻想――

それしか 《成長》 の道がない、 という思い込み――

《成長》 とは何か 根底からの反省をさまたげる劣等感――

問題は 心理的機制により規定されるところが大きい

だから 難しい

でも やらなくちゃ! 目覚めなきゃ!

レヴィ=ストロース 死去

レヴィ=ストロースが亡くなりました

「構造主義」 が何だかんだと、 報道は

当然 キャッチーなところを 云々して 死去を伝えていますが

それよりも何よりも

読んでいて たしかに面白い―― そこを評価したい作家でした

異彩をはなつ洞察と独創的な分析と軽やかな情報収集能力

すなわち 疑いえない天才

東アジア人の僕としては 「導師」 と呼びたい知性でした

今後 なかなか こういう人は出ないでしょうね

その足元に少しでも近づけるよう 僕もがんばりたいです

ご冥福をお祈りいたします

2009年11月 3日 (火)

《無》 は目を塞ぐための装置だ

<書きぬきメモ>

  • 西谷修 『夜の鼓動にふれる: 戦争論講義』 (東京大学出版会, 1995年4月)

〈無〉 というのはこのような生存の次元に蓋をし, 目を塞ぐための装置だとも言えます. 有意味な 〈世界〉 の崩壊のなかには, 名状しがたい 〈存在〉 の充溢があるのに, それを 〈無〉 と言うからです. 〈昼〉 の光が落ちても 〈存在〉 や 〈現実〉 が消滅するわけではない. そこでは 〈存在〉 や 〈現実〉 のまったく違った様相が露呈してくるのです.

人間が人間としては生きられない, 人格的な生存条件の外で, 「私」 という力を抹消されて, 言いかえれば 「主体」 としての死にさらされ, 誰でもない生存として 〈存在〉 の無限に呑み込まれる状況, それこそが実はレヴィナスの言う 〈イリア〉 なのです.

レヴィナスはハイデガーが言うような, つまりは西欧的な哲学がモチーフとする 〈存在〉 が, 〈世界の崩壊〉 という事態のなかで, 事物もヒトもすべてを無差別に呑み込むこのような 〈イリア〉 としてしか体験されないことを示し, そこから出発して 〈人間〉 と 〈世界〉 を再構成し, それも 〈災厄〉 を前提としたニヒリズムに陥ることなく, 〈人間〉 と 〈世界〉 を肯定しうるような, そして 「非人間的生存」 をも 「人間的生存」 のうちに組み込み, い来ることの肯定につながることのできるような思想を, 鍛えあげようとしたのです. そしてそれが 〈アウシュヴィッツ〉 の要請していたことだと言ってよいでしょう.

164-5頁

西谷先生がここで

(そう呼ばれるべきではないのに、 とほのめかしつつ)

〈無〉 と呼ばれてきたもの/いるものとして指示するもの

すなわち、 〈世界の崩壊〉 〈イリア〉 とは、 端的に

《アウシュヴィッツ》 と 《ヒロシマ》 です

イーココロ! 400円

右サイドバー 「イーココロ!」

おかげさまで 募金総額 400円 を達成しました happy02 paper

ご協力 ありがとうございます

ひきつづき ワンクリックをば よろしくお願いいたします

ポチッとな m(_ _)m

2009年11月 2日 (月)

地域史と地球史と一般理論との往還

こちらでお知らせしておりました研究会にて

昨日 (2009年11月1日) 発表を させていただきました

発表5分前まで かなりてこずりまして・・・ 結局

自分の研究の 一番荒削りな部分 を 荒削りのまま

お出しする、 そんな発表になってしまいました

一部の参加者の方がたには ありがたくも好評でしたが

他の方がたには ナンノコッチャ の話であるようでした

(まぁ そうだろうなぁ、 と)

僕としては ちゃんと考えて ちゃんと調べているんですが

想像されるであろうよりも かなり細かくやっているんですが

所詮 まだまだ・・・ なのかもしれません

こういう場を与えていただいた事務局の皆さまに

心より感謝 申し上げます  ありがとうございました m(_ _)m

====================

ハンドアウトの増補改定版を 公開させていただきます

こちらから ダウンロードしていただけます

あらためて 内容ですが

  • インドのいわゆる 「宗教対立」
  • いわゆるヒンドゥー原理主義、 ヒンドゥー・ナショナリズム、 ヒンドゥー・コミュナリズム
  • 《宗教/世俗の二分法》 と インドの世俗主義 (セキュラリズム)
  • インドの植民地的近代性と グローバルな近代文明

これらの点を 歴史的観点から 見なおしたものです

まずこちらで発表し、 次に こちらでも発表し

そこでのコメントを織り込んで 作った発表です

その際の参加者の皆さん> ありがとうございます。 皆さまのコメント、 こういう形で発展的に 活用させていただいております

どうぞご笑覧くださいませ

====================

副題が示すように ディシプリンがむちゃくちゃで、 本来なら

<下につづく>

続きを読む "地域史と地球史と一般理論との往還" »

2009年11月 1日 (日)

忘れられない光、あるいは時間軸の中の光

パリ経由で北アフリカのモロッコはマラケシュに入り、 バスで二昼夜。 エルフードという砂漠の端の町から、 現地のドライバーが運転するランドローバーに揺られること数時間。 ようやく降り立ったサハラ砂漠で東海林は満月を待った。 そしてついに現れた月光は、 0・2ルクスしかないとは信じられないくらい、 眩しかった。

「地球と月という惑星の周期的な動きが光の現象となって現れる時、 それは、 空気が止まったかのような美しい緊張の瞬間だった」

地球という自然の営みの中で時間とともに移ろっていく光こそが美しいと、 東海林は思い知る。 そして 「時間軸の中の光」 というテーマを見出した。

ルビは省略

AERA の名物連載 「現代の肖像」

2009.11.2 号 (64-68頁) でとり上げられたのは

照明デザイナー

東海林弘靖

「文 = 三宅玲子  写真 = 山田高央」 とある (ルビ省略)

上の文章は、 東海林さんが 「明るさ至上主義の東京を飛び出して」

見つけた 「忘れられない光」 についてのものである

====================

東海林さんが自然現象を語るコトバは 科学的である

そして、 自らの体験を語るコトバは 詩的である

  • 空気が止まったかのような美しい緊張の瞬間

そして、 ライターの三宅さんと 東海林さんのお二人が

光について語るコトバは その両方の性質をもつ

  • 忘れられない光 (三宅)
  • 地球と言う自然の営みの中で時間とともに移ろっていく光 (三宅)
  • 時間軸の中の光 (東海林?)

科学的世界観のなかで経験される 非日常体験――

現代日本の 《宗教と世俗のあいだ》 言説の典型であります

Arctic Monkeys

<ただ好きな歌を紹介するだけのコーナー>

yokosawa さんから名前をあげていただきました

まずは 衝撃的だった 出世作をご紹介

いいですねぇ、 コイツらは!

文句なし!

A兄貴 (♀) が惚れこんでいるの、 わかります!

僕としては もっとユーモラスなの 「も」 好きです

アイロニーならぬ ユーモア なんなら 笑い――

重さと激しさをかかえながらの おかしみ――

全部わかっていて 毒だらけで すっ飛んでいく感性――

アークティック・モンキーズにも そういうの 感じます

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