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2009年11月21日 (土)

政教関係の歴史的研究

前便 よりつづく

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去る 2009年11月19日に開催されたシンポ&講演会

幸せをめぐる政治・日本の宗教団体とその政治活動

その中での 島薗進先生 のご発表

  • 日本人にとっての宗教と政治: 仏教における個人と社会

その雑感を 書かせていただきます

「雑感」 で すいません m(_ _)m

速報性を重視しておりますので、 ご容赦くださいませ

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現代の日本と世界の変動を視野におさめつつ

とくに日本について 「仏教の社会倫理」 の確立可能性をさぐる

具体的には、 『金光明最勝王経』 の再評価を手がかりに

正法、 王法、 仏法 の三者関係を考えなおす――

このように要約できる ご発表でした

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宗教学者を名乗りながら、 仏教学なんて概説書を読んだだけ

日本史については まったくの素人でしかない僕には

先生のお話の どこをどう評価してよいのか

正直、 わからないわけです。 が、 ただしかし

<つづく>

地域研究 (この場合、 日本研究) の立場からの

とくに 思想史的なそれからの 政教関係論の再考――

このアプローチには 大きな刺激を 受けざるをえません

僕自身 インド研究を通じて まさにそれをやってきたからです

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インドの場合、 イギリス植民地支配の期間が長いですから

近代化とは イギリス化としての西洋化そのものです

反西洋の強い強い契機もふくめて、 そうなのです

したがって、 僕がやろうとしている 「宗教政治学」 では

イギリスとヨーロッパの近代化を よく知る必要があります

「近代とは何か、 近代性とは何か」 というテーマを

ずっと掲げてやってきたのも、 そのためですし

欧州的政教関係の系譜を探っているのも そのためです

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最近やっと少しだけ 見通しが開けてきたところだったのですが

島薗先生のご発表で、 別の課題が残っていることを

あらためて思い出しました

南アジアにおける正教関係の歴史

これは 正直、 まだ手をつけていないのです

ガンディーとヒンドゥー・ナショナリズム研究をやってきた者としては

まずは

  • ダルマ

これが どれだけ大変な課題か、 事情通ほどおわかりでしょう

具体的には

  • ラージャダルマ
  • アルタ

というところが 取っ掛かりになるのでしょうが・・・ いやはや・・・

さらには もちろん!

  • ウンマ
  • フィクフ と シャリーア

イスラームは ゼッタイ! はずせません!

少なくともこれらについて 整理しなおさねばならないわけですが

しかし いやはや・・・ 整理するにしても

どの時代の どの王権のに焦点するのか、 史料はどうか

歴史研究もまだまだ進んでいない現状で、 これは

大変な難題なのです

かつて一度 ダルマ論で発表をしましたが、 まぁ 不満足!

お勧めいただきながらも、 結局 活字にはしませんでした

関係の諸先生方> 其の節は 大変失礼いたしました

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もちろん、 そうとばかりも言っていられません

とにかく また数年かかるであろう研究領域を発見した!

そういう貴重な機会になった そんなシンポジウムでした

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