地中海という広場
<いただいた本>
臼杵陽先生 より
- 一橋大学地中海研究会 (編) 『地中海という広場』 (淡交社, 1998年6月)
という一冊をいただきました
いつも ありがとうございます (=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ
いつか必ず! お返しをばいたします・・・
ちょうどまた エルサレム関連本ばかりを
めったに読むこともない そういう本ばかりを
読んでいる最中のこと!
シンクロしてます (笑)
さて 本書は
一橋大学地中海研究会 25周年記念の出版物だそうです
図版がたくさん入っていて とても読みやすい本です
この価格で カラー写真も けっこう入っているんです!
お得感がありますねぇ
閑話休題――
僕のような者が こういう本を手にとりますと
なんだか 地中海ロマン・・・ みたいなものが
どこかで刺激されるような感じがします
実際 「エッセイ集」 (「あとがき」 201頁) でもある本書では
寄稿者の感性が グワッと浮きあがっていますから
《どこでもないどこか》 へ
僕の想像力は 持って行かれそうになります
文学的な味わい とでも申しましょうか
しかし、 地域研究者のハシクレ としては!
他でもない自分のなかにある 《異国》 《異世界》 へのロマンスに
十分 注意深くありたいと願っています
その意味で 本書は、 われわれ 「プロ」 にとっては
読書の 《技能》 を試す本なのかもしれません
<つづく>
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