『文化の政治と生活の詩学』 & 『旧植民地における日系新宗教の受容』
第五回 (財) 国際宗教研究所賞 (2009年度) が発表され
去る2009年11月7日 授賞式がおこなわれました
【追記】 アップされました
![]()
10:24_091124 確認】
正式な場であったので ここに紹介させていただきます
====================
本賞の受賞作は
- 長谷千代子 『文化の政治と生活の詩学: 中国雲南省徳宏タイ族の日常的実践』 (風響社, 2008年1月)
なお、 この作品は 日本宗教学会の 学会賞 (2009年度)
とのダブル受賞です! すごい!
そして、 奨励賞 受賞作は
- 寺田喜朗 『旧植民地における日系新宗教の受容: 台湾生長の家のモノグラフ』 (ハーベスト社, 2009年3月)
でした
====================
会場にて 両方とも買い求めました
少しずつ読んでいきたいと思います
お二方 本当におめでとうございました
私事で恐縮ですが、 この賞は
長谷さんご自身、 受賞スピーチのなかで
「高学歴ワーキングプア」 というコトバを使っておられました
彼女の思いは 僕にとってまったく他人事ではありません
若手研究者の経済的苦境、 将来不安――
それはもぉ とっても深刻なんです!
受賞のお二人はもちろん、 がんばっている皆さんに
心からのエールを送りつつ
皆さんの支えとなれるような制度を 今は定職につけた僕自身
責任をもって作り出し 担わねばならない、 と
決意をあらたにした次第です
そして 受賞作の単行本化も… (汗)
ご関係の皆さま> ご迷惑をかけてばかりで すいません m(_ _)m
====================
あらためて 長谷さん、 寺田さん おめでとうございます
そして 皆な! がんばれ!
« 【研究会】 日本女子大学史学研究会 大会 | トップページ | 現代インド地域研究 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 島薗進 『ポストモダンの新宗教』 (2001)(2016.02.17)
- クザーヌスのお勉強(2015.07.21)
- 世間とは何か(2015.05.07)
- 近代経済人の宗教的根源(2015.04.23)
- 西ヨーロッパの宗教状況、あるいは世俗化と「見えない宗教」(2015.02.11)
「01A 宗教学」カテゴリの記事
- 20世紀における「反近代」の変容(2016.02.24)
- 島薗進 『ポストモダンの新宗教』 (2001)(2016.02.17)
- [ワークショップ] オタクにとって聖なるものとは何か(2016.02.27)
- ヒンドゥーの霊的原初主義(2015.12.17)
- 映画上映会 『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(2015.11.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント