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2009年12月24日 (木)

近代社会とは何か

前便 「近代社会の核心」 より つづく

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  • 竹田青嗣 『人間の未来: ヘーゲル哲学と現代資本主義』 (ちくま新書, 筑摩書房, 2009年2月)

近代社会とは何か。 政治学的には、 これはきわめて多様なアイディアや理念の束として描けるし、 またさまざまな分類が可能だろう。 しかし、 哲学的には、 その理念上の本質を、 人類がはじめて構想した 「純粋ルールゲーム」 としての社会として定義することができる。 ちなみにつけ加えれば、 その根本原理は 「自由の相互承認」 の概念で示され、 政治的には 「人民主権原理」 あるいは 「一般意志原理」 の概念で表現される。

135頁。 傍点は太字で示した

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近代とは何か、 近代性とは何か――

竹田先生の論考は その一つの答えだ

しかも それは ある典型的な答えだ

つまり、 《伝統》 に対する 《近代》 という意味で!

だから 竹田先生の議論のなかで

宗教論は ほとんどまったく積極的に語られない

竹田先生にとって、 それは 「残滓」 であるからだ

国家と資本主義について 《語りなおす》 という使命に比すれば

宗教なんてものは 語るに値しない、 とでも言わんばかりに

《宗教=世俗的近代のアーキテクチャ》 なんてことを

くり返し語ってきた僕としては

【参照】

エントリ 「宗教=世俗的近代性」

エントリ 「宗教学の積極的解体」

竹田先生の議論から あらためて宗教論を構成しなおす

そういう作業もやっておかなくてはならないだろう

<つづく>

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