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2009年12月31日 (木)

ソーカル事件のときに

前便 「宮崎駿特有の幼児性の昇華の仕方」 より つづく

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  • 日本的想像力と成熟 中沢新一インタビュー
    (聞き手・ 東浩紀 + 白井聡)

気になったところを 部分的に書き抜きしています

まだまだあるんです、 実は

すでにお読みの方には申し訳ないんですが

しばらくお付き合いくださいませ m(_ _)m

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以下引用 (40-41頁)

中沢  ソーカル事件のときに、 僕自身はいろいろ反省しました。 つまり、 自分の科学的用語の使い方は、 ミッシェル・セールの影響が非常に強かったと思うんですけれども、 あのレベルじゃだめだということを強く感じたんですよ。 同時期に僕は田邊元についての研究を始めていて、 それがひとつの巻き返し方でした。 田邊元は、 数学的思考法を使いながら日本哲学をやっていた人ですが、 これを解剖してやろうとおもったわけです。 そうすると、 どこが自分の欠点だったのかというのが見えてくるんじゃないかと。 そこで僕はもう一度、 岩波の数学講座を全部読み直しました。 ですから、 現代数学に関しては、 大学院生ぐらいのレベルには理解が到達していますし、 その意味で、 科学手な思考方法、 用語を用いることにもう一度信頼性を取り戻せるための努力は、 僕の可能な限りの文体でやろうとは思っていますけれども、 これは難しいですね。 日本語というものの限界性がありますから、 その難しさをいつも感じています。

引用おわり

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「ソーカル事件のときに、 僕自身は…」 と中沢先生はおっしゃる

これは 本当にちゃんとした “総括” だなぁ、 と僕は思う

「オウム事件のときに、 僕自身は…」 という一段落を読みたい

浅田彰先生 との対談での発言は、 僕には

「総括」 とは 認めることができないのです…

この件については これ以上述べる必要はないでしょう

あらためて

前々便 「中沢新一インタビュー」

ご参照ください

<つづく>

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 最近、ツイッターで少し実験的な遊びを始めた。適当な時に流れてきたTLの中から上から順番に言葉を抜き出し、並べて詩のようなものを作るというものだ。ルールは簡単。 1.TLのツイートの上から順番に言葉を選んで、決して飛ばさないこと。 2.それぞれのツイートから、単語や短い言葉を一つずつ選び出す。助詞が入っても可。 3.句読点は、選んだ言葉を改変しないところなら、自由に打って良い。  やってみると、これがなかなか面白い。既にツイッターでも紹介しているが、作例をいくつかあげてみよう。 【作例1】 八... [続きを読む]

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