« アニー・ベサント夫人 | トップページ | 詩はどこへ行ったのか (1/2) »

2009年12月14日 (月)

宗教と文学

前便 「物語の光にしか照らし出せない場所」 よりつづく

====================

宗教と文学は 互いに どのような関係にあるか――

現代日本の言説空間において

《宗教》 と 《世俗》 という重心に注目したとき

文学は どちらに より強く吸引されているか――

「宗教文学」 というサブカテゴリーがあって

「世俗文学」 とはわざわざ言わないわけだから

「文学」 は 《宗教》 そのものではありえない

では 文学は 《世俗》 だろうか・・・?

もちろん 《世俗》 ではない

文学は 数学や科学技術と同じように

合理主義 (理性中心主義) を駆動機構とはしない

以上のことから分かるのは

文学は 《宗教と世俗のあいだ》 にあり、 しかも

《世俗》 の重力場に より強く吸引されている ということだ

====================

となると

「物語の光にしか照らし出せない場所」

とは 一体 何なのか・・・?

村上春樹さん は このコトバで何を指示しているのか・・・?

《世俗》 へとより強く吸引される 「文学」 の場所――

これは一体 何なのか・・・?

====================

もちろんここでは 「文学」 と 「物語」 の関係を

まず考えてみなくてはいけない

つまり、 村上さんが あの 「コメント」 の中で

「文学」 ではなく 「物語」 をキーワードにしたのはなぜか

という論点である

注意深く読んでみると、 「小説」 が 「物語」 に

なんの断りもなしに言い換えられているのがわかる

「文学」 という語は登場すらしない

そこで、 「詩」 を媒介にしてみることにする

《小説 (物語) + 詩 ⇒ 文学》 という図式で

議論を 押し広げてみよう、 というのである

ご登場いただくのは 谷川俊太郎さん である

<つづく>

« アニー・ベサント夫人 | トップページ | 詩はどこへ行ったのか (1/2) »

01C 宗教と世俗のあいだ」カテゴリの記事

01D 世俗の宗教学」カテゴリの記事

01E 宗教学の積極的解体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137899/46934663

この記事へのトラックバック一覧です: 宗教と文学:

» *〔しーたろう〕の宮内庁等へ送信した意見書文例公開* [ガラス瓶に手紙を入れて]
※一阿さまのお話の途中でございますが、〔しーたろう〕が管理する別サイトで、http://sitarou09.blog91.fc2.com/下記の件の周知拡散ならびに意見書文例アップの要請がございましたので、急遽この記事を掲載させて頂きました。 [続きを読む]

« アニー・ベサント夫人 | トップページ | 詩はどこへ行ったのか (1/2) »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Twitter


読書メーター

  • mittskoの今読んでる本
  • mittskoの最近読んだ本

鑑賞メーター

  • 最近観たビデオ
    mittskoの最近観たビデオ
2016年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

イーココロ

無料ブログはココログ