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2010年1月 7日 (木)

社会をいわば 「ハッキング」

前便 「アーキテクチャの生態系」 よりつづく

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  • 濱野智史 『アーキテクチャの生態系: 情報環境はいかに設計されてきたか』 (NTT出版, 2008年10月)

最終章に どうも違和感ばかりを感じた

と、 前便で書きました

それを全部説明するのは ちょっと骨が折れるので

選択的に いくつかの部分を書きぬくことで

お茶を濁したいと思います

まずは 最終二段落です

 [前略] ここで筆者が提案しているのは、 「生態系」 の認識モデルの適用先を、 「ウェブ」 から 「社会」 へと引き上げてみたいということです。 なぜなら、 「社会」 というものは、 本来であればウェブよりもさらに複雑で、 多様なプレイヤーたちが織り成すエコシステムのようなものとしてあるはずだからです。

 だとすれば、 それもまた、 偶然的で多様な進化のパスに開かれている。 そしてその進化のパスに、 私たちはアーキテクチャという新しい道具立てを通じて、 関わりうるということ。 もはや私たちは、 なんらかのヴィジョンや合意を通じて、 社会というものが変わるというイメージを抱くことが難しい状態にあるといわれます。 筆者もそのように感じている一人です。 そのとき、 こうしたアーキテクチャの設計を通じて、 社会をいわば 「ハッキング」 する可能性を信じることは、 筆者にとって、 単なるオプティミズム以上のものを意味しているのです。

335頁

これは大変大きなことを言っています

《アーキテクチャの設計を通じて、 社会をいわば 「ハッキング」》 ?!?!

これは けっこう重大な志向の表明ですよね。 でも

残念ながら 本論部で 十分には展開されません

この本も これで終わりです

こういうところに 残念感があります

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