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2010年1月19日 (火)

地に足のついた仕事

前便 「ITアーキテクトの未来への挑戦」 にて

神成淳司さん の情報環境アーキテクトとしてのお仕事に

僕は 共感できるのだ、 と述べました

そのお仕事の概要は、 神成さんご自身によって

次のようにまとめられています

  • 神成淳司 + 宮台真司 『計算不可能性を設計する: ITアーキテクトの未来への挑戦』 (ウェイツ, 2007年4月)

神成 ● 話を戻すと、 私がいま興味を持っているのは、 先ほど申し上げた、 オーナー経営者と連携して、 時間をかけ、 ものづくり等の既存産業の連携を深めることで、 地域の既存産業からのITニーズを掘り起こしつつIT産業を立ち上げていこうというものです。

 ここで育成したいオリジネーターというのは、 オーナー経営者が付いていますから、 資金調達を過度にする必要もなく、 無理に株式上場を目指しもしない。 行政の力を借りずに地元企業から掘り起こしたITニーズを主な顧客として着実に成功する。 このようなタイプの企業を、 数は少なくてもきちんと育成し、 日本のITの成功事例としたいと思います

141頁

そのすぐ後、 次のように言い換えられる

いま私が取り組んでいる話は、 農業であったりものづくりであったり、 決して派手なものではありません。 起業支援にしても、 先ほど申し上げたように、 あまり目立たずにやりたい。 株式公開も必ずしも目指さない。

 「いまの若年層で興味を持つ人は少ないのでは? 優秀な学生を集めるためには、 もっと短期間に稼いだり著名になったりできるというような、 わかりやすさが必要なのでは?」 と私に指摘してくださる方もいらっしゃいます。 私自身は、 そういう学生しかいないのであれば、 もう日本は駄目だと思う。 私の考えを理解し、 一緒にやってくれる優秀な学生が存在することを期待しています

143頁

「期待しています」 と書きながら

この対談で神成さんはその後、 まさにそういう学生が

ちゃんといるんだ、 ということを強調していく

もちろん、 今後も継続的にそういう学生が存在し続けるか

それは不確定というしかないが、 神成さんは 

基本的に その点について楽観視しているようだ

ともあれ、 このような地に足のついた、 市井の感覚に近い

現場のニーズに敏感な 仕事の組み上げには

大いに共感できるのだ!

==========

さて 以上、 とりあえず神成さんのお仕事の

形式的なところを 抜き書きでご紹介してきたわけだが

読み返してみれば

あまり面白くもないエントリになってしまった

この本は、 今年ナンバーワンの予感がするもので

(ちなみに 2009年のマイ・ナンバーワン本は こちら happy02 paper

今後 事あるごとに いろんな人にお奨めしそうな気がする

と いうことで・・・

内容についても いくつかエントリを重ねたいと思います

<つづく>

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