ガンディー入門の決定版
関連の前便 「ガンディー読むなら」
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知る人ぞ知る
コアなファンの方がいらっしゃると側聞する
「国立民族学博物館 友の会」 の機関誌で
会員頒布のものだが、 最新号以外は購買可能
バックナンバーの頁 より
最新号 (131号 2010 新春) の特集は
- ガンディーをたどる
私も寄稿させていただいているので 言うのもアレですが
とてもいいものが出来上がったと思います
今後、 ガンディー研究を志す人たちは
専門であれ専門外であれ 皆さんまずは この一冊を
手に取ることになるでしょう
包括性と信頼性において 日本語で読めるものとしては
間違いなく 一番の “ガンディー本” です
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以下、 こちらの紹介頁 から
特集のところだけ 目次を書きぬいておきます
【お詫びと訂正】
僕のエッセイの題名は 校正し忘れてしまいました
「ヒンドゥナショナリズム」 ではなく
「ヒンドゥー・ナショナリズム」 です、 当然ながら
それから、 59頁3段目の後ろから3-2行目
「沁みこんで入る」 ではなく
「沁みこんでいる」 です、 こちらも凡ミスです
大事な雑誌になったのに、 面目ないです
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以下引用
特集 ガンディーをたどる
現在、 インドは急速な経済成長で世界の注目を集めている。 そのインドを独立に導いたガンディーが没してから60年が経過した。
混沌とした情勢のなか、 ガンディーはなにを目指し、 人びとにどう受けとめられていたのか。 また、 非暴力・不服従というガンディーの遺産は、 現在どう捉えられているのか。
本特集では、 今いちどガンディーの軌跡をたどり、 その歩みをさまざまな角度から見つめなおす。
- いま何故ガンディーか 杉本 良男
- 非暴力と M. K. ガンディー 長崎 暢子
- ガンディーとジンナー 浜口 恒夫
- 菜食とガンディー 杉本 良男
- アンベードカルとガンディー カーストの位置づけ 舟橋 健太
- ガンディーの断食 三尾 稔
- 聖者と詩聖 ガンディーとタゴール 中谷 哲弥
- ガンディーが歩いた道 1946年のノアカリ暴動と今日の南アジア 外川 昌彦
- ガンディーと南インド 山下 博司
- ヒンドゥーナショナリズムとガンディー 近藤 光博
- ガンディーの志を継ぐものたち 石坂 晋哉
引用おわり
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コメント
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マイミクさんのブログで、ガンジーについて取り上げている方があります。
上記の本を紹介させて下さい。
投稿: みーたんTIBET | 2010年2月 1日 (月) 14時20分
みーたんさん>
こちらこそ ぜひよろしくお願いいたします
どちらのブログなのか、よろしければ教えてくださいませ
投稿: コンドウ | 2010年2月 1日 (月) 15時12分
マイミクの梨恵華さんの日記です。
一番新しい記事は↓です。
ガンジーって、徹底的に抵抗した人なんだよ。 2010年01月29日13:27
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1400469371&owner_id=935434
投稿: みーたんTIBET | 2010年2月 1日 (月) 19時16分
みーたんさん>
ご紹介 ありがとうございます
梨恵華さんの日記、それからHPやブログ、ツイッタまで 拝見しました
またご紹介していただけるものがあれば どうぞお気軽に
投稿: コンドウ | 2010年2月 2日 (火) 00時33分