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2010年4月12日 (月)

日本の保守政治家の考え方 (古屋圭司議員) 1/2

前便 「日本の保守政治家の考え方 (平沼赳夫議員) 2/2 」 より つづく

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<2> 古屋圭司議員の場合

(1)

平沼議員 (「たちあがれ日本」 代表) は 「保守」 を

《自民党が失ったもの/自民党の本義》

と規定していました

同じ議論は、 古屋議員 (自民党) の口からも

「自己改革が必要」 という主張として 現れています

何のために 自民党の 「自己改革」 が必要なのか――

日本にとって大切なものを守るため

だと、 古屋議員は言います。 すなわち、 「保守」 とは

《日本にとって大切なものを守るもの》

ということになります

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そして、 やはりここでも 平沼議員同様

野党議員である古屋氏もまた

民主党を 真っ向から批判します

しかし、 この対談 のなかで 古屋議員は

平沼議員とは異なり、 民主党の 《非保守性》 に

何かしらのコトバを与えることはありません

平沼議員は 「左翼リベラル」 という概念を用いていました

古屋議員の語りは 自らの 「保守の旗」 とは何か

その説明へと ストレートに向かいます

日本を、 わが故郷を守りたい

というのが、 それです。 すなわち 「保守」 とは

《日本や故郷を守るもの》

ということになります

「故郷」 (後の箇所では 「ふるさと」) が

「日本」 そのものであるのか、 もっと小さな単位なのか

それについては 何も語られないのですが、 ともあれ

ある地理的な範囲に対応する集団性が

これらのコトバでは指し示されています

《自集団にとって本質的に大切なのに、 今まさに危機にある何かを 保ち守る》

これを 「保守」 一般の特徴のひとつだと認めれば

古屋議員の場合、 その何かとは

「日本」、 あるいは 「故郷」 (「ふるさと」) というわけです

以上のことは、 古屋議員の次の発言に 要約されています

保守の掲げる改革は、 この日本の国柄やふるさと、 地域共同体や家族を守るためのものでなくてはならない

「日本」 「故郷」 「日本の国柄」 「ふるさと」、 さらには

「地域共同体」 や 「家族」――

これらを保ち守ることこそ 「保守政治」 だ、 というわけです

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ここで 最も重要なのは

こうした主張には誰も反対しない、 という点です

この主張だけを見てしまうと、 古屋議員が 自らを

あえて 「保守」 と名乗らねばならない理由は 判然としません

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<つづく>

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