読書会という新しい居場所
久しぶりに AERA の記事紹介――
2010.3.29号 の62-64頁
20代、 30代に広がる友達でも同僚でもない関係
読書会は新しい居場所
記者は 「ジャーナリスト 高瀬 毅」 さん
煽り分には こうある
年配の人のものというイメージのあった読書会に、
20代、 30代の参加者が急増している。
会社以外のつながりがほしい人たちの居場所になりつつある。
mixi などでメンバーを増やしている場合が多いそうだ
具体的に紹介されている読書会としては
など
こういう場があるのは とてもいいものだなぁ、 と思った
われわれの業界は、 なんと言うか 業界全体が
読書中心に回っていて、 そのシェアとアウトプットが
仕事の内実になっているようなものだけれど
同じような場が 若き会社員らにうけているというのだ
何が そんなにうけているのか――
記事によれば
- 正直に自分の気持ちを話せること
- 一つのテーマで議論ができること (好きなこと、 まじめなこと)
- 仲間がもてること、 とくに会社の外側に
- 勉強熱と 成果アウトプットへの欲求
などの要因があるのだそうだ
また、 著者/作家をじかに招聘する読書会もあるようだ
これについても、 われわれ書き手には興味ぶかいところだ
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僕が担当委員をさせていただいている
まぁ 同じっちゃぁ同じ試みなわけですが
ここのところ 参加者の数が上げどまりで
ちょっと悔しい思いをしている
しかし、 上のような記事を読むと
こうした集まりにもまだまだポテンシャルがあるんだよなぁ、 と
要は マネジメント次第なのである、 と思い至る
コツコツがんばっていきたいと思います
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