読書メーター 6月のまとめ
6月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:9589ページ
現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来 (岩波新書)
経済思想/開発理論としては弱点が散見されるが、それでこの本の価値は語れない モース、バタイユの線を根底に、現代地球社会をトータルに解析するというのがミソ!こうした総合には、ものすごい知的体力が要る できそでできない、ありそでめったにない貴重な仕事だ!
読了日:06月19日 著者:見田 宗介
奇談異聞辞典 (ちくま学芸文庫)
辞典だから通読したわけじゃないが、抜群に面白い!妖怪、物の怪はまぁ当然として、「地下生活三十三年」「白昼の飛び物」とか!空飛ぶ「光り物」の記録は多く、「飛行器」がちょっと成功してたりする UMA「蛟」(みずち)とかもたまらんし!とにかくおすすめですww
読了日:06月18日 著者:
村上春樹スタディーズ (04)
『ねじまき鳥』と『アングラ』という、僕にとって最重要な作品をとりあげている どれもこれも充実!また読みなおそう!
読了日:06月18日 著者:栗坪 良樹,柘植 光彦
村上春樹論集成 (MURAKAMI Haruki Study Books)
『アングラ』の読みが僕とはあまりに違う。『ねじまき鳥』評には、とても共感できるのに…
読了日:06月18日 著者:川本 三郎
村上春樹にご用心
「あとがき」が一番面白かった。内田先生の春樹論にはいつも納得させられるが、今回の僕のねらってる辺りと重なる論考ははいってなかった (そう言えば、人生で最初に読んだ春樹論は 内田先生のサイトにのってたやつだったなぁ…)
読了日:06月18日 著者:内田 樹
村上春樹がわかる。 (アエラムック (75))
田中励儀「新しい小説につながる思索の道程」(74-77頁)、片岡豊「〈まっとうな力を持つ物語〉への里程標」(82-85頁)、川村湊「村上春樹はどこへ行く?」(170-75) この3本が、僕にはお役立ちでした
読了日:06月18日 著者:
平和をめざす共生神学―スリランカの「対話と解放の神学」に学ぶ
第三世界、とくに南アジア、さらにとくにスリランカのキリスト教神学の今! 古典的ともいうべき論文も訳出されていて、とてもお得だ ちょっとでも引っかかりのある方、ぜひお読みいただきたいです
読了日:06月17日 著者:
羆撃ち
読みはじめ、随分残酷な話しだなぁ、と 読むすすむうちに、どんどん引き込まれていった 「狩猟生活」にこそ、僕らのもとめる多くのものがあるように思った おすすめ!(この本に感動した方、映画『狩人と犬、最後の旅』 おすすめです)
読了日:06月17日 著者:久保 俊治
モノ学の冒険
各論の充実ぶりは言わずもがな どれも重要かつ面白い で、総論は今後どう立ちあがるのか たとえば、中沢思想とどう切り結ぶのか 否、そもそも総論は不要なのか そのあたりの展開に期待 かつ、僕としても考えていきたいです
読了日:06月15日 著者:鎌田 東二,河合 俊雄,島薗 進,兵藤 裕己,黒住 真,原田 憲一,岡田 美智男,藤井 秀雪,渡邊淳司
現代人の宗教〈3〉金光と大本 (1975年) (朝日カルチャーセンター講座)
巻末の対談(1~3巻のまとめ)がお得感満載 ザ・70年代日本の宗教論 35年前だが、無論きわめて高水準!
読了日:06月14日 著者:
現代人の宗教〈2〉源信・法然・道元 (1975年) (朝日カルチャーセンター講座)
第1巻と同じ副題「教典 その心と読み方」 山折哲雄「往生要集」 山崎正一「選択本願念仏集」 今枝愛真「正法眼蔵」 斜め読み
読了日:06月14日 著者:
現代人の宗教〈1〉親鸞と日蓮 (1975年) (朝日カルチャーセンター講座)
昭和50(1975)年刊 全10巻中の第1巻 副題「教典 その心と読み方」 歎異抄と立正安国論がとり上げられている なお、シリーズ編者は丸山照雄
読了日:06月14日 著者:
両インド史 東インド篇〈上巻〉
どこをめくっても面白い! この翻訳が出たことに、心から感謝です
読了日:06月12日 著者:ギョーム=トマ レーナル
オカルティズム・魔術・文化流行 (1978年)
「サブカルの宗教学」の基本文献として読んだ エリアーデ流「宗教史」のアプローチ
読了日:06月11日 著者:ミルチア・エリアーデ
「オウム真理教」追跡2200日
95年7月刊!最も早い、信頼できるオウム本 資料的な価値も高い 週刊文春に発表した連続記事が中心のコンピレーション
読了日:06月11日 著者:江川 紹子
トクヴィルとデモクラシーの現在
斜め読み 短いエッセイばかりで読みやすい 今後、トクヴィル論のレファレンスとして何度か手にとるだろう
読了日:06月08日 著者:
虚無の信仰 西欧はなぜ仏教を怖れたか
名著!19世紀西欧(とくにそのニヒリズム)に与えた仏教(に関する誤解)の決定的インパクト こんなこと、はじめて知った
読了日:06月08日 著者:ロジェ=ポル ドロワ
アーリア神話―ヨーロッパにおける人種主義と民族主義の源泉 (叢書・ウニベルシタス)
名著!観念(心性と思想とイデオロギーと語りと表象とコモンセンス)の欧州史 復刊をつよく望むが、あたらしい読者は…無論多くはなかろう 残念
読了日:06月08日 著者:レオン・ポリアコフ
出口王仁三郎 ~帝国の時代のカリスマ
「カリスマと起業」「帝国時代の日本における国家、宗教、伝統」 外国の方の日本宗教論は、信頼できるものなら一番わかりやすい おすすめ!
読了日:06月08日 著者:ナンシー・K・ストーカー
どう生き どう死ぬか―現場から考える死生学
名著!「タナトロジー研究会」6年間の活動成果 日本の死生学の基本文献じゃなかろうか
読了日:06月08日 著者:岡部 健/竹之内 裕文編他
グローバリゼーションとグローバルガバナンス (法政大学現代法研究所叢書)
近代国家(主権領域=国民国家)とそのシステムへの挑戦を どう理解するか――その第一段階レポート まだ着手され始めたばかりなのか?
読了日:06月08日 著者:鈴木 佑司,後藤 一美
マインドコントロールからの解放―愛とは何か 生とは何か
脱マインドコントロール現場からのレポート JSCPR系で信用度は高い こうした市民レベルの試みは日本社会の支柱のひとつだ
読了日:06月08日 著者:オウム真理教信徒救済ネットワーク
要約 世界の宗教文学13篇―完全読破の気分になれる!
欧米露の古典ズラリ!どれも読んでみたくなること請け合い しかし、なぜ「宗教」文学なのか…佼成出版社とはいえ、どこかに説明がほしかった
読了日:06月08日 著者:立松 和平
Googleとの闘い―文化の多様性を守るために
流行の情報社会論では、どうもグーグル批判のベクトルが弱い そのことを確認できる本 単なる文化特集主義、欧州中心主義の本ではない 必読と思う
読了日:06月08日 著者:ジャン‐ノエル ジャンヌネー
低度情報化社会 Ultra Low-level Information Society
情報社会の「影」に、内部者として比較的早くフォーカスした本 結論の真っ当さ/凡庸さが、よい意味で印象的!
読了日:06月08日 著者:コモエスタ 坂本
文化系トークラジオLife
とても面白かった 文化系の底力! それにしても…宗教はいっさい語られない
読了日:06月08日 著者:津田大介,斎藤哲也,柳瀬博一,佐々木敦,仲俣暁生,森山裕之,鈴木謙介
インターネットはいかに知の秩序を変えるか? - デジタルの無秩序がもつ力
「物理的制約から自由になった知識の世界」 情報整理/秩序の西洋史という文脈で!
読了日:06月08日 著者:デビッド・ワインバーガー
絶望・断念・福音・映画―「社会」から「世界」への架け橋(オン・ザ・ブリッジ) (ダ・ヴィンチブックス)
映画を素材として語られる宮台思想 内容はもちろん、そのスタイル 勉強になります
読了日:06月08日 著者:宮台 真司
エロティシズム (1973年) (ジョルジュ・バタイユ著作集)
言うまでもなく名著 古典は読んで損はないッ! さらに何度も読みなおしたい なお、今回の再読で、澁澤訳に感心できなくなってる自分を発見した
読了日:06月05日 著者:ジョルジュ・バタイユ
宮崎駿の雑想ノート
サイコー!ミリオタでない僕に、そう思わせるんだから
読了日:06月05日 著者:宮崎 駿
読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:9589ページ

経済思想/開発理論としては弱点が散見されるが、それでこの本の価値は語れない モース、バタイユの線を根底に、現代地球社会をトータルに解析するというのがミソ!こうした総合には、ものすごい知的体力が要る できそでできない、ありそでめったにない貴重な仕事だ!
読了日:06月19日 著者:見田 宗介

辞典だから通読したわけじゃないが、抜群に面白い!妖怪、物の怪はまぁ当然として、「地下生活三十三年」「白昼の飛び物」とか!空飛ぶ「光り物」の記録は多く、「飛行器」がちょっと成功してたりする UMA「蛟」(みずち)とかもたまらんし!とにかくおすすめですww
読了日:06月18日 著者:

『ねじまき鳥』と『アングラ』という、僕にとって最重要な作品をとりあげている どれもこれも充実!また読みなおそう!
読了日:06月18日 著者:栗坪 良樹,柘植 光彦

『アングラ』の読みが僕とはあまりに違う。『ねじまき鳥』評には、とても共感できるのに…
読了日:06月18日 著者:川本 三郎

「あとがき」が一番面白かった。内田先生の春樹論にはいつも納得させられるが、今回の僕のねらってる辺りと重なる論考ははいってなかった (そう言えば、人生で最初に読んだ春樹論は 内田先生のサイトにのってたやつだったなぁ…)
読了日:06月18日 著者:内田 樹

田中励儀「新しい小説につながる思索の道程」(74-77頁)、片岡豊「〈まっとうな力を持つ物語〉への里程標」(82-85頁)、川村湊「村上春樹はどこへ行く?」(170-75) この3本が、僕にはお役立ちでした
読了日:06月18日 著者:

第三世界、とくに南アジア、さらにとくにスリランカのキリスト教神学の今! 古典的ともいうべき論文も訳出されていて、とてもお得だ ちょっとでも引っかかりのある方、ぜひお読みいただきたいです
読了日:06月17日 著者:

読みはじめ、随分残酷な話しだなぁ、と 読むすすむうちに、どんどん引き込まれていった 「狩猟生活」にこそ、僕らのもとめる多くのものがあるように思った おすすめ!(この本に感動した方、映画『狩人と犬、最後の旅』 おすすめです)
読了日:06月17日 著者:久保 俊治

各論の充実ぶりは言わずもがな どれも重要かつ面白い で、総論は今後どう立ちあがるのか たとえば、中沢思想とどう切り結ぶのか 否、そもそも総論は不要なのか そのあたりの展開に期待 かつ、僕としても考えていきたいです
読了日:06月15日 著者:鎌田 東二,河合 俊雄,島薗 進,兵藤 裕己,黒住 真,原田 憲一,岡田 美智男,藤井 秀雪,渡邊淳司

巻末の対談(1~3巻のまとめ)がお得感満載 ザ・70年代日本の宗教論 35年前だが、無論きわめて高水準!
読了日:06月14日 著者:

第1巻と同じ副題「教典 その心と読み方」 山折哲雄「往生要集」 山崎正一「選択本願念仏集」 今枝愛真「正法眼蔵」 斜め読み
読了日:06月14日 著者:

昭和50(1975)年刊 全10巻中の第1巻 副題「教典 その心と読み方」 歎異抄と立正安国論がとり上げられている なお、シリーズ編者は丸山照雄
読了日:06月14日 著者:

どこをめくっても面白い! この翻訳が出たことに、心から感謝です
読了日:06月12日 著者:ギョーム=トマ レーナル

「サブカルの宗教学」の基本文献として読んだ エリアーデ流「宗教史」のアプローチ
読了日:06月11日 著者:ミルチア・エリアーデ

95年7月刊!最も早い、信頼できるオウム本 資料的な価値も高い 週刊文春に発表した連続記事が中心のコンピレーション
読了日:06月11日 著者:江川 紹子

斜め読み 短いエッセイばかりで読みやすい 今後、トクヴィル論のレファレンスとして何度か手にとるだろう
読了日:06月08日 著者:

名著!19世紀西欧(とくにそのニヒリズム)に与えた仏教(に関する誤解)の決定的インパクト こんなこと、はじめて知った
読了日:06月08日 著者:ロジェ=ポル ドロワ

名著!観念(心性と思想とイデオロギーと語りと表象とコモンセンス)の欧州史 復刊をつよく望むが、あたらしい読者は…無論多くはなかろう 残念
読了日:06月08日 著者:レオン・ポリアコフ

「カリスマと起業」「帝国時代の日本における国家、宗教、伝統」 外国の方の日本宗教論は、信頼できるものなら一番わかりやすい おすすめ!
読了日:06月08日 著者:ナンシー・K・ストーカー

名著!「タナトロジー研究会」6年間の活動成果 日本の死生学の基本文献じゃなかろうか
読了日:06月08日 著者:岡部 健/竹之内 裕文編他

近代国家(主権領域=国民国家)とそのシステムへの挑戦を どう理解するか――その第一段階レポート まだ着手され始めたばかりなのか?
読了日:06月08日 著者:鈴木 佑司,後藤 一美

脱マインドコントロール現場からのレポート JSCPR系で信用度は高い こうした市民レベルの試みは日本社会の支柱のひとつだ
読了日:06月08日 著者:オウム真理教信徒救済ネットワーク

欧米露の古典ズラリ!どれも読んでみたくなること請け合い しかし、なぜ「宗教」文学なのか…佼成出版社とはいえ、どこかに説明がほしかった
読了日:06月08日 著者:立松 和平

流行の情報社会論では、どうもグーグル批判のベクトルが弱い そのことを確認できる本 単なる文化特集主義、欧州中心主義の本ではない 必読と思う
読了日:06月08日 著者:ジャン‐ノエル ジャンヌネー

情報社会の「影」に、内部者として比較的早くフォーカスした本 結論の真っ当さ/凡庸さが、よい意味で印象的!
読了日:06月08日 著者:コモエスタ 坂本

とても面白かった 文化系の底力! それにしても…宗教はいっさい語られない
読了日:06月08日 著者:津田大介,斎藤哲也,柳瀬博一,佐々木敦,仲俣暁生,森山裕之,鈴木謙介

「物理的制約から自由になった知識の世界」 情報整理/秩序の西洋史という文脈で!
読了日:06月08日 著者:デビッド・ワインバーガー

映画を素材として語られる宮台思想 内容はもちろん、そのスタイル 勉強になります
読了日:06月08日 著者:宮台 真司

言うまでもなく名著 古典は読んで損はないッ! さらに何度も読みなおしたい なお、今回の再読で、澁澤訳に感心できなくなってる自分を発見した
読了日:06月05日 著者:ジョルジュ・バタイユ

サイコー!ミリオタでない僕に、そう思わせるんだから
読了日:06月05日 著者:宮崎 駿
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