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2010年8月 2日 (月)

経済学者でもない者が資本制についてどうやって勉強していったらいいか…

先ほど、ツイッターで こんなやり取りをしました

某氏: そうは言っても、変な単純化はよくないのですが、この類の「近代の呪われた部分」は良くも悪くも最近の市場経済に組み込まれてしまってるような・・・。隠されているとか転覆する力の潜在とかいう表現を聞くと、実はなぜか虚しくなってしまう・・・。

コンドウ: そうっ!だから、資本制に関する原理的思考が 不可欠なのです!

某氏: そうなんですよね。でも人類学者は特に市場経済が駄目で・・・。資本制についてどうやってやっていったらいいかも分からないのです。論文になると全く専門用語が分からないですし、分かり易い経済の仕組みの本はどこまでがガチガチのイデオロギーか分からないですし。

んで、これはまさにガッチガチの素人として

右往左往でコツコツ勉強してきた僕は

氏のちょっとは先輩なのですから

本を紹介しなくちゃいけないなぁ、と

ヘンな使命感に駆られまして(笑)

思いつくまま、 次の6冊をあげたのでした

====================

  • ウッド 『資本主義対民主主義』 『資本主義の起源』
  • ウォーラーステイン 『入門・世界システム分析』
  • 見田宗介 『現代社会の理論』 『社会学入門』
  • 中沢新一 『緑の資本論』

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コメント

こんにちは。資本制に関する原理的考察、というのは難しいテーマだと思いますが、取り上げられている文献などを見る限りでは、宇野理論などをまずは勉強されるのがよろしいのではないでしょうか?最近、鈴木鴻一郎編 『経済学原理論』 東京大学出版会を一部読む機会がありましたが、大変クリアーな議論で面白かったです。もちろん、宇野自身の著作集もあります。宇野弘藏著作集が岩波書店が全11巻ででており、大学の図書館でしたらどこでも所蔵されているかと思います。

それから、お薦めは、カール・ポランニー『大転換』です。どのような学問分野の方でも面白く読み通すことができるかと思います。

あとは、宇野学派出身の金子勝先生の『市場と制度の政治経済学』、宇野理論に影響を受けている柄谷行人の『世界史の構造』、『世界共和国へ』、『トランスクリティーク』、『マルクスその可能性の中心』などもいかがでしょうか?あと、塩沢由典『マルクスの遺産』、『近代経済学の反省』などもすぐに読める本かと思います。

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