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2010年11月22日 (月)

映画に映っていることは全部リアルなのです

前便 にてご紹介した

  • 黒沢清 『黒沢清、 21世紀の映画を語る』 (boid, 2010年10月)

もう一段落、 ご紹介させてください

 カメラで撮る、 つまりそれは脚本を書いているときに頭の中で想像していた様々なドラマ、 物語性、 エモーションといったものが、 見事に次々と全部剥ぎ取られていく行為なのです。 カメラとは、 あらゆるものから 「物語」 や 「ドラマ」 を剥ぎ取ってしまう機械のようなのです。 ただ、 リアルにしか撮れない機械、 それがカメラ。 まったくしゃくにさわる機械です。 そんな機械で物語を語ろうというのだから、 映画はそもそも破綻したメディアだと言っていいでしょう。

194-95頁

自分が 映画中毒者で、 「プロの映画シロウト」 であることを

僕はずっと秘密にしてきました

理由は、 アホみたいな映画がとくに好きなため

ひと様にお話しすることもなかろう、 と思っていたからです

しかし最近、 もっとちゃんと映画と向き合ってみよう、と思うようになりました

理由はいくつかありますが、 ここでゴチャゴチャ言うことはしません

ともあれ、 僕なりに 映画との関係を次のステップに持ち上げたい

そう思ったのでした

で、 ちょっとずつ 今まで忌避していた映画本

(なぜなら、 楽しみで観ているものを “勉強” などしたくない、 と)

を ゆっくり読み始めているわけです

できるだけ、 “お勉強” や、 ましてや “研究” などにならぬよう

細心の注意をはらいながら、 ゆっくり読んでいます

上の一段落は、 そんな僕に ズバリと突き刺さってきたものでした

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