成熟(大人に成ること)と想像力
【緩募】 「宗教と映画」
関心をもって、一緒に研究してくれる方を求めております
研究領域は3つ
1)映画における具体的な宗教的諸伝統の表出
2)映画と宗教の機能構造論的一致
3)《世俗》の言説=制度としての映画
予算ゼロ、完全手弁当でかまわん、っていう奇特な方!一緒にやりませんか
2月13日(日)15時~
「藝術の宗教学」第1回ワークショップ
DVD上映会 『ミツバチのささやき』&『マイマイ新子』
無償非営利・教育研究目的
@日本女子大学・目白キャンパス
【参加ご希望の方 私までご連絡を】
テーマは 「成熟 (大人になること) と想像力」 になりますかね
====================
以下は このワークショップのためのメモ――
少年が青年になり青年もくたびれがかったころ中年となってやがて老年期にいたる ―― 蚊帳にもぐりこむのをよろこんだり、 幻想小説を読んで、 頁をめくるのすらもどかしいくらいにどきどきしていたその少年と、 中年の自分とが、 同一人物であるということがふしぎでならない。 いろいろなことを忘れてゆく。 時間の系列がふるいにかけられてしだいに記憶が無差別になってゆき、 ていねいに自注をつけても追いつけない。
朝吹真理子 『流跡』 (新潮社, 2010年, 72頁)
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コメント
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映画っていろんなところに関わりを持つんですね。
スッゴク面白そーー
そうそう、「ベンハ―」まではキリストの顔は出さなかったんです。そういう約束だと父が言ってました。「偉大なる生涯の物語」で初めてキリストの全姿が出たと記憶してます。
投稿: みーたんTIBET | 2011年2月 4日 (金) 04時23分