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2011年5月 5日 (木)

4月の映画感想です

4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:31本
観た鑑賞時間:3224分

新座頭市 破れ! 唐人剣 [DVD]新座頭市 破れ! 唐人剣 [DVD]
余計な解説は要るまいよ、ただただ面白ェ!獨臂刀&座頭市、夢の競演 って云っても分かる人は減る一方だろうww 座頭市と子連れ狼は世界のスプラッタ表現に影響が甚大だった、と聞いたのだが…本作はそれほどでもなく、やや肩透かし(他のをまとめて観てみることにします) ところで…本作では脚本の堅さが印象にのこる(監督でもある安田公義さんと山田隆之さんのお仕事) プログラム・ピクチャの厚みがあってのことでしょうね とても羨ましく感じました この大衆力、民俗性!いろんなことを考えさせられます
鑑賞日:04月30日 監督:安田公義
イノセンス スタンダード版 [DVD]イノセンス スタンダード版 [DVD]
今更云うのもなんですが、押井監督は、ずっと《どちらにも腑分けできないもの》にとり憑かれてきた 人間と人形と機械、リアルとヴァーチャル、天使と人間、大人と子ども…そして実写とアニメ さらに、抵抗できないほどつよいシニシズム(「犬」「海」「空」への執着)、自動車や銃火器への偏愛、これら全ての要素が 見事にひとつに焦点し結晶化したのが 本作だと思うんです ホントに一部の隙もない結晶★ だから、この作品がボクは大好きです
鑑賞日:04月29日 監督:
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 [DVD]ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 [DVD]
[原作すべて未読] たしかに面白い佳作サスペンス!でも…ただそれだけ 第1作がとてもよかっただけに、落差の大きさにかえって冷めた… やっぱりリスベット!僕らが観たいのは、彼女の八面六臂の活躍なのに…筋トレのシーンが何度もはさまれるのに…彼女は最後まで無力な被害者にすぎない(勿論現実はそんなもんだ…が、その諦念をふっ飛ばしてほしかった、シネマなんだから!) そしてこの監督さん、リスベットを魅力的に撮ることに徹底して抵抗している(あの歯茎の演出はなんだ?訳わからん) 順当に★4つ、しかし残念感はつよかったです
鑑賞日:04月28日 監督:ダニエル・アルフレッドソン
ON AIR(オンエア)脳・内・感・染 [DVD]ON AIR(オンエア)脳・内・感・染 [DVD]
ゾンビもの密室会話劇(典型的な低予算対策ww) 前半なかなかよくできてる、大変好みです☆ 1時間過ぎあたりからの謎解きが…かえってサスペンスをグッと低下させる、てか…そもそも謎がとかれてないww アイディア倒れかな…と思えば、EDはこれが悪ノリ映画なんだってことを変拍子的に暴露する(ベドウィンの衣装メイクあたりから、もしや…とは思ってたよww) そういう妙なグル―ヴと嗜好性がある作品、たとえば三池崇史初期作品の破調を楽しめるような方に おすすめ 僕はハマんなかったですけどねww
鑑賞日:04月26日 監督:
消されたヘッドライン [DVD]消されたヘッドライン [DVD]
[元のBBCドラマ未見] オチは完全に想像ついたけど、面白く観た 米国(あるいは英国)の話だからか、妙に“リアリティ”を感じちゃう、「こういうのってありそうだな…」って それはまた、実に手慣れたサスペンス、ミステリー制作の才能と仕組みの成果でもあるんだろうな(本作では脚本が上手いとは思わない、演出と演者の力が大きいのかな) そして…記事を仕上げるエピローグ好きだなぁ、サクッとタイトにまとまったシークエンス、「傷ついた手」が突き刺さる!こういういかにも映画的なところがまた職人技で…好感です☆
鑑賞日:04月26日 監督:ケヴィン・マクドナルド
人間蟲 [DVD]人間蟲 [DVD]
低予算ジャンル・ホラー(スプラッタ、ややゴア寄り) 工夫をこらしたお約束ズラし、面白いトライに好感☆ 台詞芝居がやたらと多く、とにかくモンスターが出てこない、出てこない(そして出てきても、どうってことない) 起承転結のセオリーはほぼ無視(撮影が単調で退屈なのはご愛敬) 主人公の人物造型は不明なまま(感情移入先は用意されてません) 以上のすべてが“味”なんだがww…さて成功しているか否か 僕には、ホントにギリギリのところで…OKでしたww 体調次第では…あぶないところでしたww ★3つ
鑑賞日:04月24日 監督:
THE KISEI -寄生 [DVD]THE KISEI -寄生 [DVD]
一応云えば、謎解きミステリー・ホラー 前半が『リング』と似すぎなのは…まぁアリかなww 大衆文芸はきっとそれでいいんだ、って僕は思う むしろ本作は、もっと根本的な意味での「残念作品」である なるほど制作陣の「映画っぽいもの」を作る腕はたしかだ、手慣れている しかし!これはひどいやっつけ仕事じゃないか?! あまりにバラバラすぎる、観客を煙に巻いてお茶をにごすので精いっぱいの様がありあり どういう事情があったのかは知らないけど、最低限のカタルシス(低俗なもので結構だ!)は与えるのが映画なのではありませんか?
鑑賞日:04月23日 監督:イム・チャンジェ
ヒーローショー [DVD]ヒーローショー [DVD]
面白~い!外房総ってのが抜群にいいww 外房総のアホどもを外房総の景観のなかで、つかず離れず撮りつくした井筒組に脱帽 殺人まではサクサクッと話が進み、後半はユルユルと生活が流れる そして、大事なものをつかみかけたかもしれないのに当然の破滅を浮きあがらせるED バッチリだと思いました☆ 暴力とアホを描くってのはこうでなくっちゃってひざを打ちました パッションに溢れるというより、実はインテリジェンスに貫かれた冴えた映画ですね
鑑賞日:04月23日 監督:井筒和幸
ナイト・ストーカーナイト・ストーカー
シリーズ「実録猟奇殺人者」の一本、実録では全くないらしいww 主演のロゼリンでやっと観れるものになってる、本当にどうってことないサスペンス チャラい作りかと思えば、渋い俳優陣で戸惑う…マジメな感想を述べれば…ラリってるシーンの演出が、例の極度カットアップ、しかもそれをやたらと多用 何を描きたいのか理解に苦しむ そしてこれまた食傷気味のMV風音楽使用、そこにシリアスで筋の通った芝居をつなぐ 訳が分からない、カッチョよくしたつもり? 猟奇殺人は最も深刻なテーマの一つだ こう撮っちゃいけない!の好例だと思う
鑑賞日:04月22日 監督:
クライヴ・バーカー ドレッド[恐怖] [DVD]クライヴ・バーカー ドレッド[恐怖] [DVD]
イマイチだった ①頭が極端におかしい人の犯罪への顛落を1時間半の物語にすること…それが意義あることだとして、どういう方針・方策がいいのか?(例:カメラがあの3人に密着することで、EDの衝撃は高まるか低まるか)そういうプロ仕事を、僕は本作に見いだせず仕舞い ②極端カットアップの多様(ひたすらパラパラパラパラする画面)、感情昂揚シーンほどポップ音楽全開、こうした典型的なMV系演出を、猟奇殺人のフィクションに採用することを僕は受け入れられない(受け入れるべきなの?) 色々上手だけど上滑ってる、との感想でした
鑑賞日:04月22日 監督:アンソニー・ディブラシ
水霊 ミズチ水霊 ミズチ
なんだろう…この引き込まれなさは… 悪いところばかりでは勿論ない、ちゃんとホラーしてるところだってある(「待ち針」とか「落下する女」とか好きですよww) けど…“何か”が決定的に足りない たとえばそれは、凶器や死体、発声や絶叫やSE、芝居つけ(表情とアクション)…これらの細部にあらわれている つまり、その一つ一つがいやに「表面的」だなって感じさせるのだった ホラーってむずかしいなぁ、映画ってむずかしいなぁ
鑑賞日:04月21日 監督:山本清史
誰がため [DVD]誰がため [DVD]
俳優さんらがやけにカッコいい くっきりと静謐だけど冷たくない画が印象的(基本重厚、時々やや今風なワチャワチャ演出ww) 先の読めない脚本にも好感 さて物語…現代の「戦士=英雄(♂)」たる「レジスタンス」、その象徴性が鍵なのかな 欧米等の自由主義者にとってそれは核心的なんだろうが、今回の鑑賞で、僕の中でまだそれは象徴にまで高まっていないと確認できた 皆さんはどう…? 純粋な武力闘争、その絶対的限界、実行部隊の行く末、すべて知ってた気がする けど本作の射程をとらえられた気がしない これは宿題だな、と思った
鑑賞日:04月21日 監督:
ザ・ファイター (デヴィッド・O・ラッセル 監督) [DVD]ザ・ファイター (デヴィッド・O・ラッセル 監督) [DVD]
すごく面白かった 終演時、思わず「わぁ」って声が出た 狂演C・ベールは毎度のこととしてww、メリッサがよかったなぁ 芝居を楽しめるのは、すごく贅沢な演出だと再確認☆ さて物語…あんな家庭にはゼッタイ生まれたくない、最悪ww しかしだ!米国のプアホワイト・アイリッシュ・カトリックの一家庭という、僕らには縁遠いはずの風景は、僕らに、幸不幸という間尺がいかにひどく不都合であるかをたしかに教えてくれる 度々眉をひそめ、度々愉快で、度々情にほだされ、度々嫌悪感をもよおす…すばらしい《メロドラマ》だった ★5つ
鑑賞日:04月18日 監督:
エンジェル・ウォーズ (原題: SUCKER PUNCH) [DVD]エンジェル・ウォーズ (原題: SUCKER PUNCH) [DVD]
見事な萌え映画!僕は「ひざ」にやられたなぁ…あの尖がった「ひざ」… 監督・製作・原案・脚本(笑)のZ・スナイダー45歳、ただもうやりたいことを、やりたいようにやったんですね、アホです(← 賛辞) さて…僕が引っかかったのは…この萌え映画にあのように形式的なメッセージを託したところ まさかあれでマーケティング対応をしたとか? ONE PIECEへのリスペクトなのか?はたまた、その要素すら皮相=記号として模倣再生産したものなのか? ザックを廻るハリウッド的力学ではいつもそこがわからないです…悩ましい
鑑賞日:04月18日 監督:ザック・スナイダー
ピアニスト [DVD]ピアニスト [DVD]
変態って純粋なんだよね☆純粋じゃない変態なんてありえない!そしてこの映画の変態は、とても優しい 過剰な優しさが極度の生きづらさへと反転する僅かな期間を切りとった2時間 ところで…たまたま『イテウォン殺人事件』と一緒に観た いずれも《世界》を描こうとする作品だが、やっぱりハネケの凄まじさが際だった 客観的で分析的な知性 僕らの中の変態(抑圧と妄想と転移)を引きずり出す微細な演出 音と音楽と象徴をサラリと用い、顔と肉体と建築物が次々に組みあがる… 好悪がはげしく分かれるハネケだが、やっぱりすげぇな、と呆れた
鑑賞日:04月17日 監督:ミヒャエル・ハネケ
イテウォン殺人事件 [DVD]イテウォン殺人事件 [DVD]
OPでグッと引きつけられたが、その後急激に失速、最後までそれがつづいた…という印象 韓国映画にお馴染のベタな台詞と芝居を、ローテンポでフラットなリズムでつなぎ続ける、このチグハグな演出…何をねらったんだろう 主題となる殺人事件の性質をなぞろうとしたんだろうか(始末のつかない果てしない泥沼、方向性をまったく与えられない激情) 仮にそうだとして、どうもうまくいっているようには思えなかったなぁ…これはつまり、《世界》を描くという試みだから、単純に制作陣の力不足なのかも…映画作りって厳しいなぁ…
鑑賞日:04月17日 監督:ホン・ギソン
ミレニアム2 火と戯れる女 [DVD]ミレニアム2 火と戯れる女 [DVD]
[原作未読] ドキドキハラハラ、観はじめれば目が離せない、台詞ひとつ聞き逃せない 面白い!…のだが…骨太のミステリー・サスペンスに仕上がってるのは素晴しいのだが、前作の文藝的な味わいがなくなっちゃったかな また前作に比べ、リスベットの魅力が減じているかもしれない(前作での魅力は凄かった☆圧倒的だった) これらは残念な点、監督交代のせいだろう 続編へと直接つながる作品なので、『3』を観てからあらためて判断すべきかもしれない ということで…借りてみてゼッタイ損はしない一本!つよくオススメ ★4つ
鑑賞日:04月15日 監督:ダニエル・アルフレッドソン
めまい ― コレクターズ・エディション [DVD]めまい ― コレクターズ・エディション [DVD]
傑作!謎解きがこんなに楽しい映画はそうそうない 他愛もないシーンの連続とゆったりペース、当初は眠気を誘うかもだが…観とおす価値は大!しかも、繰り返し観るほど、発見があります 例えば、前半100分と後半30分の位相差(差延と反復)、黒いドレスと黒い僧衣、うずまきとめまいと高所恐怖症、呪いと無意識の事実性、視線と上演と不在と渇望、とくに死者への愛欲…等など あまりに多くの作家・作品に影響を与えた本作、伊達や酔狂じゃないですね なお…個人的に、音楽は好みじゃないかな(情緒的すぎ、多様されすぎ) 勿論の★5つ!
鑑賞日:04月15日 監督:アルフレッド・ヒッチコック
ゾンビランド [DVD]ゾンビランド [DVD]
劇場で見のがしたやつ 期待どおりすばらしい出来!しっかりしたグロ描写とコメディとメロドラマ…間違いなく、ゾンビ映画の完成型のひとつですね!制作陣はTV業界でキャリアを積んできた若手・中堅たち 僕としては、同等に傑作の『ショーン・オブ・ザ・デッド』の皮肉とウィットの方を好むが、このアメリカ人にしか出せない骨太さ(たとえば、純朴直球の人物造型、ゴッツイ車両と銃器、米国人による米国人のためのジョーク)にはやっぱり感銘をうけたww 実にまっすぐな《塊》とすばらしいセンスが合体してる 迷うことなく★5つ
鑑賞日:04月15日 監督:ルーベン・フライシャー
マッドネス・ヒル [DVD]マッドネス・ヒル [DVD]
[グロ注意の作品!] なかなか堂に入った画づくり 映画をちゃんと勉強して、『サイコ』『悪魔のいけにえ』等の先行作品をちゃんと研究したんだな 時折入る米国TVドラマ風なカットが、今風(笑) さて出来は…及第点、あるいはそのちょい下 定型とお約束をやりぬくという気概は伝わるが…それで面白いかどうかは別問題 エクスプロイテーション映画としての味わいがあるわけでもない 制作陣のこだわりはどこにあったんだろう…このクールさ(ディタッチメントと表層性)なのかな 僕にはうまくいったようには思えないな
鑑賞日:04月12日 監督:
バッド・ルーテナント [DVD]バッド・ルーテナント [DVD]
不穏な雰囲気、ダークな皮肉が122分ずぅっとつづく…見事な画と音、かなり抑え気味ではあれ、まさしくヘルツォーク節! そしてニックはノリノリもノリノリww 中毒症状もあるが、なにより腰痛の芝居の楽しそうなこと、楽しそうなこと(実際、やりがいのある役柄 役者冥利に尽きようw) 薬物と売春と殺人にあふれた真のアングラ、もうどうしようもない世界 ひらすらそれを描くことで笑いを生んでるんだから…監督と主演、いずれも天才と云っていいんじゃないか 映画好きにつよくオススメ☆ にしても…DVDのジャケットはひどすぎ(悲怒
鑑賞日:04月11日 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
カリスマ [DVD]カリスマ [DVD]
いい映画だなぁ… まずは「混沌」ということ 物語も台詞も構図もすべてがずれていて、断片的で、しかもリニアじゃない つまり「意味」を生じない こうした混沌から結晶してくるものがある 社会の根源的準拠の喪失/正体暴露⇒無秩序、とくに暴力 それと同時現象する「両方が生きようとしているんだから両方が生きる、それがあるがままということだろう」「生かしてもいない殺してもいない、あるがままに」という《自由》の場… こんな《世界》の(脱)分節を100分ちょっとの物語としてみせてくれる いい映画だなぁ…
鑑賞日:04月09日 監督:黒沢清
トゥルー・グリット (コーエン兄弟 監督) [DVD]トゥルー・グリット (コーエン兄弟 監督) [DVD]
女子に!つよくオススメ! 文句なしの佳作 が、それだけではないと思う… 西部劇は実はガジェットなんじゃないか…本作が描くのは《女神とかじゃなく、人間としての女の神話/説話》なんじゃなかろうか 「少女の成長物語」なんて生易しい、もっと深いところに刺さってる 父=兄=恋人との荒野への旅を通じて「肉体的性」を掛け金にしない女(14歳は性的にオンナである) 「蛇」により、屹立する主体性の「形」を身に刻む女 彼女は、妊娠・出産・育児という「罪の徴」を…どう抱えるだろうか… そんな映画に思えました
鑑賞日:04月08日 監督:
ショーン・オブ・ザ・デッド [DVD]ショーン・オブ・ザ・デッド [DVD]
こりゃ面白い!なんでもっと早く観なかったんだ>オレ 何から何までハイセンス 悪いところがみつからないのだがww、とくにBGとSE、音使いのセンスに感服!トコトンわかってるなぁ☆ 『ホットファズ』より出来がいいなんて、嬉しいおどろきだ とにかくすばらしい!文句なしの★5つ 「完璧な映画」と云ってよいと思う
鑑賞日:04月05日 監督:エドガー・ライト
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ほぼ想定の範囲内のサスペンス・ホラー…典型的に、可もなく不可もなしの出来 幻と現の境目がなくなるところがキーなわけで、それを観客にも味わわせようというのだろうか、事件の性質が一向にみえないままバタバタと物語は進む その未消化感は、残念ながら、サスペンスの快楽にはつながっていない 不可思議なものを真ん中に据えるのならば、古典的ハリウッド作品のような作りを一緒にずらしてくれないと、ただ単に混乱するだけじゃないかなぁ…
鑑賞日:04月04日 監督:クリスチャン・アルヴァート
処刑山 デッドスノウ [DVD]処刑山 デッドスノウ [DVD]
完全なる悪ノリの、おバカなジャンル・ホラー(制作陣のこのジャンルへの愛はよく伝わってきた) ノルウェー流のお笑いセンス、ってこういうものなんかな…?よく分かんないけど そういう作品だから、笑えたか笑えなかったか、大事なのはそれだけなんでしょう 僕は…とくに爆笑でもなく笑えなくもなく、つまんなくもなく面白くもなく、といったところでした ご参考までに
鑑賞日:04月04日 監督:トミー・ウィルコラ
殺人犯 [DVD]殺人犯 [DVD]
「香港映画的なもの」をつよく感じさせる、この過剰!大いに好感をもった スプラッタや狂気に対する迷いの無さ、というのもあるが、何より 走りによる追跡シーン!すばらしく香港スタイルでした☆しびれた そして、種明かしのシーン!呆れざるをえない脚本と演出…もうムチャクチャ…ドッカンドッカンやなぁ…と大いに感心 理不尽なパワーを、どうにか観られる枠内に押し込めるのに成功、これはなかなか貴重なことではないでしょうか このジャンルがお好きな方には、おすすめの一作です!
鑑賞日:04月04日 監督:
アイガー北壁 [DVD]アイガー北壁 [DVD]
佳作!これ佳かったなぁ まずは撮影の力にひきこまれた 北壁の画は無論の大迫力なのだが、日常的なシーンの画がとても好み(とくに中景はモロに) 物語は…とにかく痛々しくて壮絶 しかし演出は、それを劇的効果にあずけようとは決してしない 山はただ静寂のまま人の生死を呑みこむ そして人間の世界(とくに都会と政治の場)は喧騒と興奮をたぎらせ、これまた人の生死を呑みこんでいく この対比が力づよく描かれてました(と書いたら、監督がインタビューで同じことを) なお、メイキングは一見の価値あり!色々すごいや
鑑賞日:04月03日 監督:フィリップ・シュテルツ
トンマッコルへようこそトンマッコルへようこそ
佳作! 個性的な演出にも次第に慣れて、「戦争ってホントにバカバカしい、クソッタレ」、楽園の描写と闘争と死のカタルシスを通して、このメッセージがよく伝わった 韓国では「反米親北」映画と非難をうけたそうだが(反米が合理的で、どうしても親北と一緒になるのが 彼国の不幸)、中国共産軍を出さないからそう云われるんだろな まぁ、骨のあるファンタジック・フィクションなんだから目くじら立てないのが正解なんだが、制作陣にそれぐらいの目配りがあってもよかった ところで、久石先生の音楽あってないところありますよね…?そこは残念
鑑賞日:04月01日 監督:パク・クァンヒョン
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・エディション [DVD]ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・エディション [DVD]
本作の山場は大合戦「ペレンノール野の戦い」 迫力満点にして痛快!お見事☆ 狼煙のシーンとか、指揮官ガンダルフの勇姿とか、とくに好き そしてサムだな!すばらしく雄雄しい姿に素直に感動 子ども達と一緒に観れる作品ってすばらしいです! 小さき者が世界を救う、しかしどの伏線、どの要素が欠けてもその結末には至らない…物語の外部性に満ちた世界観が与えられる作品だと思います とにかく大好きなこの3部作 神話と王と戦士の時代を、スタッフ・演者が一丸となって表現しつくした、大変幸福な作品ですね 文句なしの★5つ
鑑賞日:04月01日 監督:
理由 特別版 [DVD]理由 特別版 [DVD]
[原作未読] 面白い、さすが大林組!とりわけ大林監督! 原作から受けついだというルポ形式(ときに通常のドラマ形式のシーンも混じる)は、無論野心的なだけでなく、とてもうまくいってると思う 丁寧な画づくりにはスタッフ・演者の気合いがみなぎっているように感じた とくに印象的だったのは、石田と片倉の語りあい、石田の独白、等のシーン そして、走る信子が鳴らすツッカケの音 「巨匠」はやはり「巨匠」でありました…感服 メロドラマの粋ではなかろうか ★4.9
鑑賞日:04月01日 監督:

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