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2012年3月10日 (土)

藝術作品にやどる深淵

※ 「藝術の宗教学」 というカテゴリを作りました

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絵描きとして、 今までだれも描いたことのないものを描きたいという衝動。 それは美女が恐怖で顔をゆがめるところを描きながら 「美しい顔がこんなになるのか」 と観察する、 容赦のない表現の追究でもあるわけです。 そしてその先にあるものを見たいというのが絵描きの性 [さが] でもあるので、 映画監督や画家は、 過去に描かれたものの限界を越えて、 誰も描いていない、 踏み込んだことのない領域へ到達したいと思う心理を作品で表現している。 そして観客や観賞者は、 彼らの作品を通してその深淵を垣間見るのです。

『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』 (集英社新書, 2011年6月) 38頁

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ここで 「深淵」 という観念は 宗教に通ずる

しかも、 教団型/非教団型の宗教性のいずれにも通ずる

この意味で、 ある一般的な 「宗教性」 を想定する根拠になる

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