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2012年4月 2日 (月)

3月の映画感想

3月の鑑賞メーター
観たビデオの数:32本
観た鑑賞時間:3428分


ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・エディション [DVD]ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・エディション [DVD]
大好きなこのシリーズ☆ DVDをもってて何度も観てる、★5つの満点星作品なのだが… 今回、CSでやっていたのを 音を消して観た 演出(インプロ)の勉強になるぞと、ある方からすすめていただいた方法 なるほど…フレーミングとか照明とか切り返しとかクローズアップとか編集とか、色々勉強になるもんだなぁ なお、気づいたことひとつ: P・ジャクソン、「運動そのもの」を撮る監督じゃないんだなぁ…フレーミング重視という意味では「漫画的」と云えるかもしれない 初期作品はそうでもないんだけどなぁ…
鑑賞日:03月31日 監督:ピーター・ジャクソン
赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター [DVD]赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター [DVD]
[家人が『オープン・ウォーター』(未見)とカン違いして借りてきた 鮫襲撃物は『ジョーズ』以来] なかなか好かった 前半からしっかり緊張感を保っています おそらく低予算、難しい素材なのに、ちゃんと処理されてる 腕のあるスタッフだと思いました(キャスティングからして好感 短い尺も潔い) ボク自身、かつて深い海でよく泳ぎ、サメに遭遇したこともあるので その記憶がフルに動員されて 十分おそろしくなりました 掘り出し物でしたよコレ! 大満足の★4、自信をもってオススメできるアニマル・パニック・ホラーの佳作小品です
鑑賞日:03月31日 監督:アンドリュー・トラウキ
吸血鬼ノスフェラトゥ [DVD]吸血鬼ノスフェラトゥ [DVD]
[米国公開版、登場人物が英名になっていたり、版権でもめたはずの「ドラキュラ」という語が使われていたり] ムルナウはもう画面の佇まいが好いものなぁ…♪ 何なんだろう、モノクロ無声映画を沢山観てきたわけじゃないけど やっぱり違うんだなぁ… もちろん「怖い」なんてお世辞にも云えない、退屈だしね けど確かに 恐ろしいほど「禍々しい」んだよなぁ…いちいち、心のどこかがグリリと動く感じ… 採点はむずかしいけど、映画史的な重要性にかんがみ ★5を進呈させていただくしかないかなもう…って思います(拝復
鑑賞日:03月31日 監督:F.W.ムルナウ
板尾創路の脱獄王[DVD]板尾創路の脱獄王[DVD]
[CSにて] どういう制作体制か分からないけど、映画らしい映画をちゃんと撮ろうとしたんですね ⇒ 好感♪ では…「映画」として評させていただきます 異化要素としてのお笑い、ボクにはちゃんと効きましたww 犯罪者物のジャンル性がきっちり出来ているので、とても安心して観れました 賛否両論の落ち、ボクにはアリでした 難点はゆったりしすぎなところかな…94分でも間延びしちゃうのは、お約束をちゃんと踏まえているからこそ(先がほぼ読めちゃう) これで引っ張れるのはせいぜい30分か…疾風怒濤の勢いがほしかった で★3つ
鑑賞日:03月29日 監督:板尾創路
イノセント・ボイス~12歳の戦場~ [DVD]イノセント・ボイス~12歳の戦場~ [DVD]
こういう映画ってホントにどう観たらいいのか…とにかく酷い「現実」を 劇映画として観るっていうのに戸惑いが大きい(ドキュメンタリで観るべきなんじゃないか…って) 一応、脚本家がエルサルバドル出身で 自らの体験をもとにしている、ってことらしいので、迂闊なことは云えない これを機に、今は多少なりともおさまったエルサルバドル内戦について 少しでも知識を得ようとネットサーフィンぐらいはしてみる…ボクらがとりあえずすべきはそんなことぐらいだろう そういう啓発力を評価しての★4つでお願いします(拝復
鑑賞日:03月29日 監督:ルイス・マンドーキ
X-MEN:ファイナルディシジョン [DVD]X-MEN:ファイナルディシジョン [DVD]
[家人が観てたので一緒に BSにて] 何度か観た本作 以前書いたのと感想は変わんないな… ということで再掲 ⇒ 「CGスゴいねぇ!超能力描写やスピード感は御上手です 大きい画面で観たら、さぞかし迫力あったでしょうねぇ… さて、肝心の物語ですが、どうにも中途半端 監督とキャストの途中降板というドタバタがあったとの由 いっそのこと、思いっきり破たんしたジャンクに仕上げられればよかったでしょうが、大資本が動くこの手の映画では現実的じゃないですね そういう意味で“可哀相な作品”だなぁと思いました」 ★3
鑑賞日:03月28日 監督:ブレット・ラトナー
ダイ・ハード2 [DVD]ダイ・ハード2 [DVD]
[BS観賞 もう何度観たことか] ボクにとってアクション映画の理想型は、圧倒的にダイ・ハードの1と2なのだ☆ 面白くて面白くてたまらない 映画としていけないところが見つからない(いや ホントは意外といっぱいあるww でもそれが気にならないのはシナリオと演出の巧みさなのだ)、エンタメ作品としてつまらないところが見つからない あぁ…ホントにこういう作品がもっといっぱいあったらいいのになぁ… ★5つ
鑑賞日:03月28日 監督:レニー・ハーリン
アメリカン・クライム [DVD]アメリカン・クライム [DVD]
有名な実話をかなり忠実に映画化している模様… 物語はゆっくり始まり、半分辺りからエスカレートします ひたすら陰惨… 狂ったババァ、近所のクソ野郎どもの所業に反吐がでます EDで一応、映画としての工夫をこらしていますが…焼け石に水、「現実」の重さばかりが際立ちます この種の映画は採点がむずかしい…何故に、何を目ざして こうした実話を「映画」にするのか、この問いが重くのしかかるからです さて本作は…? ⇒ 事件に向き合う真摯さが多少は垣間見えました、のでかろうじて★3つ とさせていただきます(合掌
鑑賞日:03月27日 監督:
マーズ・アタック! [DVD]マーズ・アタック! [DVD]
ティム・バートンが一番よかった頃の末尾を飾る作品!とボクは思ってます もう何度観たことか、大好きな一本です スタイリッシュな演出、ギークで下手ウマなフォーマット、小ネタとしての超有名俳優の起用、超級の予算と一流スタッフ…とくれば、そりゃもう盤石ですよね♪ そして何より、この脚本ッ! メリハリがきつくて元々戯画化しやすい「アメリカ社会」をきっちり戯画化する、そのポイントは 生き残るに値する「善人」は誰か、を浮き上がらせることですね 素敵です、こういう作品に心底あこがれます 当然至極の★5つ 未見の方はぜひ!
鑑賞日:03月27日 監督:ティム・バートン
星守る犬 [DVD]星守る犬 [DVD]
[原作未読] ボクが不得手の「泣ける」を売りにする企画映画…ビクビクしながら観賞開始 ⇒ んで、意外と簡単に引きこまれるのは毎度のこと(照れ) 十分面白いなぁこの映画 演出が達者で堂々としてるのがいい 生意気申し上げて…脚本にモノ申すなら…玉鉄の謎解きが謎解きになっていないこと、最後の犬目線SQの処理、この二つが気になって仕方なかったわけだが、それでも一定の説得力ある作品になっているのは演出、および演者さんらの生きた芝居のおかげ 感動するお客さんは多いはず! ★5、と云いたかったが ★4でお願いします
鑑賞日:03月26日 監督:瀧本智行
ポケットいっぱいの涙 -Menace II Society- [DVD]ポケットいっぱいの涙 -Menace II Society- [DVD]
最悪の環境、ひたすら悪い、狂ってる 子どもたちに教えるべきことってのは、やっぱりある!無理しても、がんばって、やせ我慢して、大人のふりして、一生懸命に伝えていくべきことがやっぱりある! そして主人公は単にバカ、本当にバカ! …ってことで とにかくひどい「現実」をひたすらひどく描く 映画としての工夫は一切ない、そこが佳いという人もいるだろうが、ボクには不快なだけ、感じるところなし ★2でいいが、まぁこの無意味さ加減に★1つUP なお、この邦題がまた最悪に的外れ 売ろうとする意図だけが丸見えという…(苦笑
鑑賞日:03月26日 監督:アレン・ヒューズ
DV ドメスティック・バイオレンス スペシャル・エディションDV ドメスティック・バイオレンス スペシャル・エディション
きっと、DVをかなり綿密に調査したか、制作陣のなかにDVの体験者がいたかのどちらかなんだろう ボク自身、ここまでのDVの実例を直接は知らないので どこか客観的に観てしまって…後ろめたい気分に… 序盤、物語はゆったり進む 中盤からギアが入りはじめると さすがに呆然とし、怒りが湧きあがってきます 周囲の無理解と無力、囚われていく精神、この救いようの無さ… はたして彼女の運命は…そしてこのクソ夫の運命は… 映画として佳作とは残念ながら云えない しかし、この主題に真正面から向き合う姿勢を評価して ★3つ
鑑賞日:03月26日 監督:中原俊
汚れた血 [DVD]汚れた血 [DVD]
あざとい…そしてスゴイ…!画、音、編集、台詞、芝居…全てが強烈な自意識に塗りこめられている おそらく「フランス映画的なもの」を、そして「映画的なもの」を限界ギリギリまでトーンアップして 滅茶苦茶に放り出すようにして撮られた作品なんだろう ある鋭敏な感性と複雑な観念を、「映画」という形式に流しこむための死闘の跡…本作はボクにはそのようなものに思われて仕方ない 自由と愛と疾走…という主題への生真面目さをすら内側から喰い破ろうとしているんじゃないか、気が狂ったっておかしくない試みだ 心よりの尊敬をこめて★1つ
鑑賞日:03月25日 監督:レオス・カラックス
ゾンビ ディレクターズカット版 HDリマスター・バージョン [DVD]ゾンビ ディレクターズカット版 HDリマスター・バージョン [DVD]
[超久々の鑑賞 もしかしたらDカット版は初見かも…] やっぱ傑作やぞコレ…問答無用の★5つ! ゆっくりとしか動かないゾンビ、生きてさえいれば自分がゾンビ化してしまう可能性もない…これらの意味で危機はたしかに小さい グロ描写はいずれも一瞬で、しかもちゃっちい 音楽は御陽気でサスペンスを持続させない(実際 とてもひどいww) しかし…「怖い」、その全てがむしろ「怖い」 "What the hell are they?" この台詞が本作の「怖さ」の本質をとらえているはずだ 名作は名作や…! 何度も観なおそう
鑑賞日:03月23日 監督:ジョージ・A・ロメロ
ミッドナイト・クロス [DVD]ミッドナイト・クロス [DVD]
何度か観てる、ふつうに面白いんだよなコレ デ・パルマの「見え切り演出」(笑)が見物なのは毎度のことだがww 本作では、その脚本のこなれ具合がよくわかる☆ シネフィルのデ・パルマ、ホントにしっかりシナリオを勉強しているんですね ボクとして注文をつけたいのは… ①「犯人」のキャラ設定はストーリーラインにはまってますかね? ②EDがどうしても腑に落ちない、はっきり言って気に入らないです(← ヒロインのキャラ設定への違和感とまったく連結する疑問) まぁしかし、佳作サスペンス小品ということで ぎりぎりの★4つ
鑑賞日:03月23日 監督:ブライアン・デ・パルマ
バニシング・ポイント [DVD]バニシング・ポイント [DVD]
めっちゃカッケー☆ ドでかい白のアメ車「70年式ダッジチャレンジャー」が 埃っぽい中西部のハイウェイを砂漠を「ガボォーーーーッ」と爆走する! ここまでが前半 後半は…社会的生から逸脱してしまった男が迷いこむ《あちら側》たる砂漠が舞台 おかしなことがチラホラ起こる、何をもとめ何処に向かっているのか、彼自身わからぬまま…《こちら側》でのEDが迫る インディ精神に満ちたアメリカン・ニューシネマらしい作品 大満足の★4 なお、こんなに真っすぐな反抗/抵抗はもはや過去のものだ、との感想は禁じえないです…
鑑賞日:03月23日 監督:リチャード・C・サラフィアン
男が女を愛する時 [DVD]男が女を愛する時 [DVD]
初っ端のメグ・ライアンかわいッ!(;・∀・) 当時33才、女っぷり最高潮だなぁ さて物語…妻/母がアル中を患う話、それを主として 夫/父の目線で追う この病気を身近に知る者は たまらない気持ちになろう… そうでない人には 同情の余地ない未熟な勘違い女とその家族の ちっぽけな人生の一段面って程度にみられるかもしれない→「治す努力をせず、犠牲者でいたがる」(マイケル) どっちが正解ってこともない ボクは、子どもたちの姿をずっと追いつづけ 随所で涙しました 映画としては★3つ、テーマに感銘して★1つUP
鑑賞日:03月22日 監督:ルイス・マンドーキ
ゴーン・ベイビー・ゴーン [DVD]ゴーン・ベイビー・ゴーン [DVD]
ベン・アフレック初監督作品、彼の名を一躍高めた 原作(未読)の筋立てなのか、パタパタ、パタと真相が明らかになっていく脚本がお見事、台詞もいい こういうのってデキソデデキナイ… ただし、一本筋がいわば起⇒承⇒転、そして結と盛り上がっていくのとはちょっと違う(半ばすぎの断絶…ボクは映画世界から覚めちゃった) よって、CLIXのカタルシスはやや弱いかも 主人公の煩悶(それこそが話題のラストシーンを貫く)がボクにはやや唐突に感じられたのだが、その理由もこれかな(あと、ケイシーの芝居…かな) とっても満足な★4つ
鑑賞日:03月21日 監督:ベン・アフレック
ブラッディナイト 聖し血の夜 [DVD]ブラッディナイト 聖し血の夜 [DVD]
これを買い求めたきっかけが思い出せない、が…なんと面白いじゃないか! 傷だらけフィルムの上に、冴えたカットと編集で映像が刻みつけられていく(音楽との同期もセンスある) 特筆すべきは、20年前の回想シーン かなり肝を冷やす映像に仕上がっている…すばらしい☆ その一方、このどうしようもない脚本ww 演出とのアンバランスも甚だしい! どういう経緯で作られたのか、制作陣は正気なのか、観ていて心穏やかでなかったww ともあれ、正調ホラー映画史ではめったに言及されない一作 隠れた「名品(笑)」として、堂々の★1つ!
鑑賞日:03月21日 監督:セオドア・ガーシュニー
HORRORS OF MALFORMED MEN : 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 [DVD]HORRORS OF MALFORMED MEN : 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 [DVD]
[リージョン1のものを購入] カルト映画の金字塔として名高いが…ボクにはそんなにピンとこなかった(正規価格で買ったから云えるww) いや精確にいえば、ボクの中の文化回路はこれをもはや「お笑い」としてしか認識しないのだ…  さてさらに!それでいいのだ!声を出して大笑いできる映画なんて この世に一体どれぐらいあるだろう!笑った笑った、不謹慎きわまりない作品なので後ろめたいが…大笑いしたんだから仕方ない☆ 前半はつまんないでしょう…ボクもそうでした…でも後半、そして超有名なEDまでがんばってほしい 当然の★1つ
鑑賞日:03月19日 監督:石井輝男
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(メリル・ストリープ主演) [DVD]マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(メリル・ストリープ主演) [DVD]
メリル・ストリープがとにかく凄い! 役者ってのは ここまでいけるんだなぁ…、って思いました 脚本・演出・編集もとても御達者なんですよ 「超有名な政治家の半生記」というむずかしい素材を 実によく料理しています 文句なしです が…残念ながら、それ以上の迫力はなかったですかねぇ(とても難しいでしょうけど、ボクの場合 想像を超えてはくれなかったんです) ということで、メリルの圧倒的な芝居が 全面的に前景化してくるわけです あらためて、すばらしいです 「演技」なるものへの畏怖すら湧いてきました ★4つ
鑑賞日:03月19日 監督:
ニーチェの馬ニーチェの馬
大変な「藝術」である、そのことに微塵の疑いもないッ! 映画としては、たくさん見るべきところがあるけれど…何はともあれ 誰もがビックリのOPシーン!走る馬の周りをグリングリンと動き回るカメラ(クレーンをレールで並行移動させたそうだ)、恍惚と戦慄の5分間…声がもれました 実際すごいんです… でも…これらの全てに拘らず、ボク好みの作品ではないんだなぁ やっぱりエンタメ要素がほしいんです、エンタメ要素… クッソッ真面目があってぇの…エンタメ! そんなところが理想なんですよねぇ 作品としては★5、ボク的基準で★1w
鑑賞日:03月19日 監督:タル・ベーラ
遊星よりの物体X [DVD]遊星よりの物体X [DVD]
正直、いま観て面白いもんじゃないww 云うのも野暮だが…北極観測所の閉塞感や殺人的な低温度が表せてないし、隊員の数がやたら多い上に 化粧バッチリのお姉さんもいたりする → まぁこうしてスリル&サスペンスに欠けるってわけだww カーペンターとボッティンは本作の30年後、どういう経緯でリメイクに思い至ったんだろう?あちらは文句なしの傑作!本作とは内容がかなり違う(原作に寄せていったらしい)…いずれにせよ、いい勘してる、冴えてたんだなぁ… ★2でいいと思うが、そういう映画史上の重要性に鑑み、★3
鑑賞日:03月19日 監督:クリスチャン・ナイビー
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[劇場初見 余裕のイーストウッドが肩の力を抜いて描く霊/死後生の物語…という印象が残る さて…] 人間ドラマを臨死体験と口寄せ能力から描きだす…何ともチャレンジングな作品 話題になった津波シーン、好奇心をくすぐる霊能力、これらの要素はツカミで きわめて個性的な人たちの「誰とでも共通しうる」人生の喪失と再生を描くのが本筋…この企画意図がしばしば観客に戸惑いを感じさせちゃうんだろうな そして脚本…3人の主人公へのテンションのかかり方がちょっとズレてるのがカタルシスを弱めてるかな が、個人的には意外と好きで★4
鑑賞日:03月18日 監督:クリント・イーストウッド
アギーレ・神の怒り [DVD]アギーレ・神の怒り [DVD]
[早稲田松竹にて] 尋常じゃないね、この撮影現場ww 『フィツカラルド』の「山を登る船」は有名だけど、本作序盤の山登り、イカダ激流下りも負けちゃぁいない!甲冑を着たまま、あんな丸太組みであんな河の上に浮かべられるなんて…そして物語が進むにつれ極限状況へと陥っていく登場人物たち…これまた役者さんのドキュメンタリなんじゃないのコレ?! とww いやぁ凄まじい狂気であります、ヘルツォークとキンスキーにより引きずり回される現実/物語であります やや退屈な一本調子ではありますが、ぜひご覧になってほしいなぁ ★5つ!
鑑賞日:03月17日 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
フィツカラルド [DVD]フィツカラルド [DVD]
[早稲田松竹にて] 「名画」かどうかは別にして…これはスゴイ映画だった、大画面で観れてよかった、てか大画面で観るべき作品だった そして、とっても面白かった 前半1時間は主人公とその恋人の「痛さ」にハラハラし、ジャングルクルーズにドキドキし、かの有名な船の山登りには度肝を抜かれた! そして、呆気ないED…溢れるオペラ…である 何だかもう、独自すぎるこの感性にすっかりやられてしまいました ヘルツォークは好きですが、中でもとくにオススメの一本になりました ★5つ、オペラ歌曲の知識があればもっと面白いでしょう♪
鑑賞日:03月17日 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
スーパー! スペシャル・エディション [DVD]スーパー! スペシャル・エディション [DVD]
2011年の私的ベスト3に入る一作 心の乱され具合という点ではほぼナンバー1☆ 非常に複雑な、名状しがたい感情におそわれてしまうんです 日本の40代のオッサンには相当深く刺さるものがあるんじゃないでしょうか(それが米国と同じとは…) 女性、グロ嫌いの方、もしかしたら若い方などには 自信満々でオススメできないんですが…ボクのような中年男には本当に最高の一本です 英雄と社会正義と犯罪と身体的死、欠損と召命と妄想と高揚と人生時間と孤独と充実… なんだかそういうものの複合です 勿論の★5つ!BD購入いたします!
鑑賞日:03月16日 監督:ジェームズ・ガン
奇妙なサーカス Strange Circus [DVD]奇妙なサーカス Strange Circus [DVD]
不遜な云い方がゆるされるなら、この頃の園子温作品は「とてもわかりやすい」 狂気とエロス、サーカス、血、断頭台、華、火、葬儀、殺人と自殺、少女、異形の夢、虐待、身体改造 そして当然の「劇中劇」「現⇔夢」=創作 あらためて「狂気」 ⇒ 「妄想も甚だしいッ!」(田宮) だから、最後の30分でちゃんと着地するのである 狂気に渡りきってしまう寸前の(!)「ヒト」の情けを描くのである さらには、それすら溶けて消える間(あわい)を描くのである 何と見事な「映画」だろう…★1と予測をつけて観はじめたが やっぱり★5つ
鑑賞日:03月15日 監督:園子温
乙女の祈り [DVD]乙女の祈り [DVD]
得意なジャンルの映画ではない…P・ジャクソン追っかけの一環として観賞 少女の性と空想がテーマなだけに、色々と論点が浮かぶ が、脚本家が「女性」ということで勘弁願って、率直な感想を云うなら…ここで描かれているのは「少女」のものなのか、ある未成年殺人者のものなのか、そこが判然としなかった ミソジニーと切って捨てるわけにもいかず、戸惑いばかりが大きいです いやぁ…こういうのはボクの守備範囲じゃないんだなぁ ここまでなら★3つなのだが、クセのある達者な演出(テイストがデル・トロともの凄く似てる!)に★1つアップ
鑑賞日:03月15日 監督:ピーター・ジャクソン
愛のむきだし [DVD]愛のむきだし [DVD]
[数年ぶり再観賞] やっぱスゴイ… もう冗長で低俗で、アホでドーデモヨクて、抜けててキメキメで… とにかく園子温さんにはセンスがあるのだ!センスが爆発しているのだ! こんなに下らないのに、こんなに定石を外しまくっているのに、つまり「佳作」からは程遠いというのに、全体からあふれ出る圧倒的なパワーはどうだ!もはや「藝術」の域であります それは、映画の外側でたくさんの思考がグリングリンと高速回転しているからなんだろうな、それが物語の形式ではじけ飛んでくるんだろうな、と想像いたします(敬服) 文句なしの★1つ!
鑑賞日:03月14日 監督:園子温
雨の午後の降霊祭 [DVD]雨の午後の降霊祭 [DVD]
異様な佇まいの一作とでもいったらいいのか、とにかく息苦しい、ずっと息苦しい、最後の最後までの救いようの無さといったら… 演出・撮影で際だつのは、表象で満ちた画面の中での「余白」の取り方、とでも云おうか…いやボクには分析できない いずれにせよ64年作品としては、この個性にはお目にかかったことがない きっとボクの勉強不足だろうが、英映画史、世界映画史的な位置づけを知りたくなった…そういう衝撃がのこった この《ホラー》の滲みだしはどうだ…シコリのようにして残る、個人的に大事な一本となりました 大満足の★4つ
鑑賞日:03月13日 監督:ブライアン・フォーブス
ヤング≒アダルトヤング≒アダルト
完璧な映画だ!とビックリした 企画脚本からポスプロまで、失敗点がほとんどまったくない 演者とスタッフ、プロの仕事と表現者の気概が結集していると思ったです 実際、睡眠3時間で観にいったのですが、一秒たりとも眠くならなかった!←これはボクにはきわめて珍しいことですww ふり返ってみれば、やっぱり脚本の力がまずあってのことだなぁ、と 熟知しきったお約束をグイグイ引っぱっていって、スコン!とした切れ味のCLIXからEDで落とす(例: ヒロインの傍にいつづける人物像、そしてその関係は…) すばらしい ★5つです
鑑賞日:03月11日 監督:ジェイソン・ライトマン

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