宗教学の立場から近代性を考えなおしてみた
今、ツイッターの方で書いたこと
僕にとって大事なんだけど ツイッターだと流れていってしまうので
ちょいとこちらに記しなおすことにした
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近代的言説=制度を
客体の側へと収斂する補助線にそって整理してみる――
まず公理が 「人間の生の集合性」 んで、そこから導出される問題系は
① 育児と社会化と再生産、公共性と国家権力
② 宗教と世俗、公私区分と政教分離
③ 価値とカレンシーとお金、資本主義と経済政策とセーフティネット
これを三本柱にしておけばいいかな
ちょっとまだ結論づけられてないのは…
そこに 「浪漫主義的なもの」 の柱を どう掛けあわせるか、という問い
それにしても 浪漫主義は決定的に重要だ
100年前かと思ってたけどちがった、200年前から 浪漫主義が設定したものは正鵠を射ていたんだな
それは浪漫主義が、近代性そのものにより直接出産されたからだな
通常は ②の柱のところに縒り合せていくものだろうし
また それでいいような気もする
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