ロマン主義のお勉強のために 【文献リスト】
ツイッター上で ロマン主義を勉強したい、と囀った
そしたら 某西洋政治思想史家から
(実名だがカギ付きのアカウントを使ってらっしゃるので お名前はふせる)
オススメの本をご紹介いただいた
大変ありがとうございます せっかくなので こちらでもご紹介
====================
まずは次の四冊
- H・G・シェンク『ロマン主義の精神』生松敬三/塚本明子訳,みすず書房,1975年.
- M・H・エイブラムズ『鏡とランプ―ロマン主義理論と批評の伝統』水之江有一訳,研究社出版,1976年.
- M・H・エイブラムズ『自然と超自然―ロマン主義理念の形成』吉村正和訳,平凡社,1993年2月.
- リリアン・R・ファースト『ヨーロッパ・ロマン主義―主題と変奏』床尾辰男訳,創芸出版,2002年2月.
====================
んでもって まぁいろいろありますけど… 参考までに…
というニュアンスで次の一冊
- ケネス・クラーク『ロマン主義の反逆―ダヴィッドからロダンまで13人の芸術家』高階秀爾訳,小学館,1988年11月.
====================
その後 さらに次の5冊も教えてくださいました
<英文学>
- W・J・ベイト『古典主義からロマン主義へ―18世紀英国の文学的風土』小黒和子訳,みすず書房,1993年7月.
- セシル・モーリス・バウラ『ロマン主義と想像力』床尾辰男訳,みすず書房,1974年1月.
<その他>
- フランク・カーモード『ロマン派のイメージ』菅沼慶一・真田時蔵訳,金星堂,1982年7月.
- キャスリーン・コーバーン『自己認識を広げる想像力―コールリッジのメモ帳の研究』渡辺美智子訳,八潮出版社,1991年12月.
<必読>
- 佐々木健一『美学辞典』の「想像力」の項目
« 宗教学の立場から近代性を考えなおしてみた | トップページ | 1970年の東京 ―浅田次郎 『霞町物語』 より »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 島薗進 『ポストモダンの新宗教』 (2001)(2016.02.17)
- クザーヌスのお勉強(2015.07.21)
- 世間とは何か(2015.05.07)
- 近代経済人の宗教的根源(2015.04.23)
- 西ヨーロッパの宗教状況、あるいは世俗化と「見えない宗教」(2015.02.11)
「01A 宗教学」カテゴリの記事
- 20世紀における「反近代」の変容(2016.02.24)
- 島薗進 『ポストモダンの新宗教』 (2001)(2016.02.17)
- [ワークショップ] オタクにとって聖なるものとは何か(2016.02.27)
- ヒンドゥーの霊的原初主義(2015.12.17)
- 映画上映会 『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(2015.11.11)
「04D 連載 近代とは何か、近代性とは何か」カテゴリの記事
- 個人主義の理論 -ギデンス、トゥレーヌ、ベック(2016.03.14)
- 歴史的闘争、制度化、具体性(2016.03.11)
- 20世紀における「反近代」の変容(2016.02.24)
- 島薗進 『ポストモダンの新宗教』 (2001)(2016.02.17)
- 世間とは何か(2015.05.07)
この記事へのコメントは終了しました。
« 宗教学の立場から近代性を考えなおしてみた | トップページ | 1970年の東京 ―浅田次郎 『霞町物語』 より »
コメント