[ワークショップ] 映画は宗教である――藝術と産業のはざまの「永続的なもの」「非合理的なもの」
※ 16時半から17時のあいだにセッションが終了します。その後、18時まで 参加者の交流会をもつことにしました。どうぞふるってご参加くださいませ。【140228 追記】
※ 予算審議、無事通過しました 本日現在、予算面で学内の審議を経ていないので 勇み足ですが… 日程も迫っていますので 告知させていただきます
※ 「日本女子大学文学部・文学研究科」主催、「エコノミメーシス R&D」企画運営。 なお、この 「エコノ…なんとか…RD」 という集まりは 「藝術の宗教学 研究会」 を改名したものです
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《 エコノミメーシス R&D 第3回 ワークショップ 》
映画は宗教である
―藝術と産業のはざまの「永続的なもの」「非合理的なもの」―
日時 2014年3月2日(日) 14時-17時
・ 榎本憲男 (映画監督、日本大学芸術学部 非常勤講師)
・ 宮台真司 (首都大学東京 都市教養学部教授)
・ 近藤光博
ファシリテータ
・ 重枝義樹
趣旨
趣旨
映画について「宗教」という観点から理解をすすめる―― このテーマにおける「宗教」とは通常の意味ではない。すなわち、キリスト教、仏教、イスラーム教などのひとまとまりの諸伝統ではなく、民俗習慣にしみ込んだ霊的な世界観や行いのことでもなく、個別の宗教法人・宗教団体のことでもない。そうではなく、人間そのものの根底を形づくる、ある一般的な性質・機能・特徴、ないしは「永続的なもの」「非合理的なもの」を指して「宗教」と呼びたいのである。このように定義された「宗教」ないしは「宗教性」は、人間的現象のあらゆる場所に見出される。映画についても当然そうである。映画は色々な要素から成り立つ。藝術性、経済性、社会性、政治性、認知科学的なもの、心理学的なものなどなど。これらの全体にダイナミズムを与えるものとは何か、これを指す概念として、上のような意味での「宗教性」を考えたい。この考察を通じて、私たちは、あふれかえるほど供給される娯楽商品のなかで、映画が有しつづけている独自の魅力を解明できるのではなかろうか。映画の「宗教性」そのものにアプローチすること。本ワークショップの映画論は、現代の日本と世界がたどり着いた場所がどのようなもので、それがどの方向へと建設的に抜けだしていきうるのか、これらの問いに取り組むものである。
公式サイト http://eisyu.businesscatalyst.com/ ← ツイッタやメアドあり
ツイプラ http://twipla.jp/events/81284 ← カレンダーに予定自動入力
企画運営 エコノミメーシス R&D
主催 日本女子大学文学部・文学研究科
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2014年2月28日 加筆訂正 六回目
2014年2月16日 加筆訂正 五回目
2014年2月7日 加筆訂正 四回目
2014年2月5日 加筆訂正 三回目
2014年1月31日 加筆訂正 二回目
2014年1月30日 加筆訂正
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