[ワークショップ] エコノミー、ミメーシス、エコノミメーシス
新企画ライン 第3弾は 「哲学」ッ! 皆さんのご参加、お待ちしております
・ 第1弾は 「映画」 でした (140302 開催済み)
・ 第2弾は 「食」 でした (140426 開催済み)
※ 16時半から17時のあいだにセッションが終了します。その後、18時まで 参加者の交流会をもちます。どうぞふるってご参加くださいませ。
※ 企画運営は 「エコノミメーシス R&D」。 この 「エコノ…なんとか…RD」 という集まりは 「藝術の宗教学 研究会」 を改名したものです
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《 エコノミメーシス R&D 第5回 ワークショップ 》
エコノミー、ミメーシス、エコノミメーシス
日時 2014年5月17日(土) 14時-17時
セッション終了後、18時まで 参加者の交流会をもちます
場所 日本女子大学 目白キャンパス 新泉山館 大会議室 ⇒ マップ
公開・参加費無料
パネリスト
・ 佐々木雄大 (玉川大学)
※ 「エコノミーの概念史 ― 配置・操舵・態勢」
・ 宮崎裕助 (新潟大学)
※ 「ミメーシス、エコノミメーシス
──カント/デリダにおけるミメーシス論の脱構築」
・ 近藤光博
ファシリテータ
・ 中尾勇太 (㈱ スサビ)
趣旨
「エコノミメーシス」(economimesis)は哲学者ジャック・デリダが提唱した概念である。エコノミーとミメーシスという二つの語を合成したものだ。ここでエコノミーとは、端的には貨幣経済や商取引を指す。またミメーシス(「模倣」)とはとくに藝術を、より広くは人間の表現活動全般、さらには人間の生の諸活動と諸傾向一般を指す。
すなわち「エコノミメーシス」とは、人間の生の諸相が一連なりに、しかしてまた同時に、それぞれの領域を(例えば藝術、経済などのように)分節させつつ起動している様を指す言葉なのである。
私たち「エコノミメーシス R&D」は、こうした理解にもとづき、エコノミメーシスが豊かにあらわれる場をみずから創出し、藝術・経済・文化・貨幣などなどが《人間=社会=歴史》の可能態として互いを構成し合い、朗らかな運動体をなす様をともに愛でたいとの願いから生まれた。
今回のワークショップでは、私たちに霊感を与えた「エコノミメーシス」概念を真正面からとらえなおしてみたい。「エコノミー」と「ミメーシス」をめぐり、西洋の思想・哲学がはぐくみ、この語へと縒り合されることになった幾本もの思索の筋、あるいは幾重にも積み重ねられ塗り重ねられた分厚い観念の層、これらを把握しなおしてみたい。 この作業には、良き導き手が必要である。今回お招きするお二人の若き哲学者が、その役割をお願いするに最もふさわしい方がたであることは、広く賛同していただけるところであろう。深く高い思索への導きを、ご参加の皆さんと共有できたらと願う。
公式サイト http://www.workshop.economimesis.com/
ツイプラ 【後日公開】
企画運営 エコノミメーシス R&D
主催 日本女子大学 文学部・文学研究科
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2014年5月17日 訂正2回目
2014年5月7日 訂正1回目
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